熱帯夜の午前二時過ぎ、、人っ子一人いない住宅街、どこからか、〝ジィーー〟と、セミの鳴き声が聞こえる。 代々木上原駅の高架下を〝ヨロヨロ〟と、自転車を押しながら自宅へと坂道を登っていく。 駅構内入口に、夏休み?十代?女子二人が、柱にもたれスマホをいじっている…、、終電も終わっているのに…大丈夫か?親待ち?彼氏待ち?いゃ、、何か、困っているのか? 一人の女の子と目が合い、私に近寄って来た…。 (おっ!なに?私に、出来る事であれば…と、立ち止まる。) 「ガールズバー…いかがですか?」
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