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自由に関するmasato611のブックマーク (21)

  • 失敗してもいいよと言ってあげること、それに伴う責任と覚悟。

    前回、やめないことが大切だ!なんて大それた締めにしてしまったせいで、すっかりブログを書く手が止まってしまっていたのでした。 こう見えてプレッシャーには滅法弱いほうで…、などと言うと親しい友人からは苦笑混じりに「知ってる…」と言われる程度に小心者なのです。 履歴書など失敗できない書類を書いたりするのがとても苦手で、いつも大量に買い込んでしまうタイプ。 「それに比べればブログなんて」という声もあるでしょうが、なんだか変に自分で自分のハードルをあげてしまったせいで、こんなことになっていたのでした。 さて、そんな風に私が悶々としている中、子供のお友達家族が我が家に遊びにきてくれたのでした。 気持ちを切り替え、関西仕込みのテクニックで私がタコ焼きを作り、次から次へと胃袋に消えていくというひと時を過ごした後は、お決まりの子供達が精一杯遊ぶ時間。 そんな子供達を眺めながら、こんな日だけは許される明るいう

    失敗してもいいよと言ってあげること、それに伴う責任と覚悟。
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    masato611 2013/03/31
    一度きりしかないというプレッシャーが無くなったことが、その子だけでなくその場の全員の創作意欲に火をつけたのでした。一言「大丈夫だよ」と伝えてあげるだけで、子供達がこんなに生き生きしたことがとても印象的
  • Taejunomics努力と環境

    僕は夏野さんや竹中さんが普段話していることについて同意すること・尊敬するところが多いと思っている。だけど、それは決して彼らの全ての言論に同意することを意味はしない。 先日のTwitterで夏野剛さんがこう書いていた。 「@tnatsu: 僕は富裕層でもないが、お金に困ってない人に共通することが一つだけある。自分の現状を人のせいにしない。この件で絡んでくるやつのほとんどが、社会のせい、政治のせい、人のせい。自分の力不足なんだよ。」 竹中平蔵さんは、東洋経済オンラインで次のように述べている(だいたい、こういう取材記事は時々脚色されるものだけど、ご人がレビューしたと仮定する)。 「私が、若い人に1つだけ言いたいのは、「みなさんには貧しくなる自由がある」ということだ。「何もしたくないなら、何もしなくて大いに結構。その代わりに貧しくなるので、貧しさをエンジョイしたらいい。ただ1つだけ、そのときに頑

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    masato611 2012/12/07
    努力できる強い心は親をはじめとした多くの人との出会い、環境が作る。たまたまそれに恵まれている人は、自分の今の地位は自分の努力で勝ち取ったものだと思っているけれど、多分、人が築きあげた地位のうち、自己決
  • 制約が楽しさを作り出す - レジデント初期研修用資料

    面白さというものは、「上手な制約の押し付け」が生み出すものなのだと思う。 ユーザーに行なってもらうのは「作業」だけれど、単純作業にルールや制約をかぶせることで、作業をした当人は、それを「判断」とか「学習」、あるいは「成果」だと錯覚する。それが「面白さ」の正体なのだと思う。 戦車の模型とジオラマの関係 小学生の大昔、戦車の模型を組み立てて、ジオラマというものを自分でも作ってみたくて、模型を前に途方に暮れた。子供なりに、模型をどれだけ一生懸命作ったところで、それはよくできた模型ではあっても、その先にジオラマは見えなかった。 田宮模型の出版物だと記憶しているのだけれど、ジオラマの作りかたを探しているうちに、「板に紙粘土を敷き、そこに戦車の模型を置いたら、それはもうジオラマなんです」という文章が目に飛び込んで、あれで前に進めた気がした。板に紙粘土を盛って、そうして作った真っ白な「地面」に模型を置い

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    masato611 2012/10/11
    まっさらな場を用意して好きにやってもらうよりも、むしろ厳密なテンプレートを準備して、「この空欄を、この制約文字数で埋めて下さい」と促すほうが、うまくいくケースが多いのではないかと思う。「楽しい」を生み
  • 不自由さには意味がある - レジデント初期研修用資料

    ネット世界の自由度は増していく一方で、テキストを書いたり検索したり、今はもうほとんどリアルタイムで行うことが出来るようになったけれど、ユーザーの自由度が増すことで、失われるものはけっこう多い。 ユーザーにある種の不自由を押し付けることで得られる効果というものがいくつかあって、そうした不自由を提案するサービスが見てみたいなと思う。 Twitter では隣が見えない Twitter みたいなテキストメディアに全文検索を行うと、目当ての話題に一瞬で到達できる。これは便利である代わり、精度が細かすぎるきらいがある。目当ての単語が定まっているのなら検索は容易だけれど、「だいたいこのあたりの話題」とか、「検索ワードの周辺の会話を探したい」とか、あるいは「今盛り上がっている何か」を探すことが難しい。 テキストメディアに比べると、セカンドライフみたいなアバターを用いたコミュニティはとても不自由に見える。バ

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    masato611 2012/08/31
    ユーザーにある種の不自由を押し付けることで得られる効果というものがいくつかあって、そうした不自由を提案するサービスが見てみたいなと思う。
  • E・フロム著『自由からの逃走』 : モリコウスケ 公式ブログ

    E・フロム著『自由からの逃走』 : モリコウスケ 公式ブログ
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    masato611 2012/08/13
    自由であることはつらいことだ。すべてを自分で決めなければならない。人間はつらくなったり、弱くなったりすると自由を手放し、誰かに決定をゆだねたくなる。
  • TechCrunch | Startup and Technology News

    Welcome to Startups Weekly. Sign up here to get it in your inbox every Friday afternoon. The event horizon for when we can expect to end up in (literal) hot water when it comes to climate has come a l NASA has announced Space Act agreements with seven private space companies in the hopes of spurring tech developments the government may invest in down the line, from space stations to human transpor

    TechCrunch | Startup and Technology News
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    masato611 2012/06/18
    完全に自主的な知性と、何か新しいものを作る決意と、それを実現する力を持った者を求めている
  • 不況下で忍び寄る保護主義の誘惑 - 『自由貿易の罠』

    ★☆☆☆☆ (評者)池田信夫 自由貿易の罠 覚醒する保護主義 著者:中野剛志 販売元:青土社 発売日:2009-11-04 クチコミを見る 大恐慌のころから、不況になると保護主義が出てくるのは世の常である。1930年代のスムート=ホーレー法(輸入関税法)が世界的な保護貿易の応酬のきっかけとなり、世界がブロック経済化して第二次大戦の一つの原因となったという反省に立って、戦後GATTやWTO(世界貿易機関)によって貿易自由化の交渉が続けられてきた。 しかしオバマ政権の財政政策には、政府調達を国内製品に限る条項が設けられ、日でも、民主党が日米FTA(自由貿易協定)の締結をマニフェストに入れたのに対して、農業団体が反対してこの公約が撤回された。このように保護主義に向かう圧力はつねに強く、それを防がないと世界経済の回復は遅れるというのが先日のG20の警告である。 ところが著者(経産省の課長補佐)は

    不況下で忍び寄る保護主義の誘惑 - 『自由貿易の罠』
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    masato611 2011/01/19
    著者の強調するように、国内的に保護貿易が望ましいのは自明で、それは重商主義の主張である。問題は、互いに保護貿易を競う「囚人のジレンマ」が生じたとき、それが自由貿易より望ましい結果をもたらすのかというこ
  • 個人の個性と社会のエキセントリシティ | wrong, rogue and log

    ジョン・スチュアート・ミルの「自由論」(山岡洋一訳)からの引用である。 賢明なこと、高尚なことはすべて、少数のひとがはじめたものであり、そうならざるをえない。そして通常は、そのなかの一個人がはじめたものなのだ。… …ごく普通の人の集まりにすぎない大衆の意見がどの国でも圧倒的な力をもつか、そうなろうとしているいま、この流れと均衡をとり、その欠陥を補うのは、卓越した思想の高みに立ち、はっきりした個性をもつ人物ではないかと思えるのである。このような状況ではとくに、まれな個性をもった人物が大衆と違った行動をとるのを抑制するのでなく、奨励するべきである… …世論の専制によって突飛な言動(eccentricity)が非難されているからこそ、この専制を打ち破るために、突飛な言動がでてくるのが望ましいのだ。…ひとつの社会に突飛な言動がどれほど多いかは一般に、その社会に才能や知的な活力、道徳的な勇気がどれほ

    個人の個性と社会のエキセントリシティ | wrong, rogue and log
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    masato611 2009/11/03
    現行日本で起こっている過度なコンプライアンスやアニマルスピリットの収縮を見る限り、「卓越した思想の高みに立ち、はっきりした個性をもつ人物」が現れ「突飛な言動」をすることのほうが、計画主義的な政治思想の
  • 気分はもう心理戦 | OSDN Magazine

    最近のBBCの記事で、中国の「50セント軍団」(50 Cent Party, 50 Cent Army)について触れられていた。日ではあまり耳にしない名称だが、すでにWikipediaのエントリにもなっており、海外のブログ界ではそれなりに議論の対象となっているようである。 では50セント軍団というのは何かということだが、ようするに国からお金をもらってインターネット上でプロパガンダ活動をする人たちのことである。国内のみならず、海外掲示板やニュースサイト、チャットルームにおいても、金主にとって都合の良い記事を書き込み、都合の悪い記事には反駁して、ネット世論を金主の望む方向へ誘導しようとする。もらうお金の額が一記事あたりアメリカで言う50セント程度の価値なので、こう呼ばれているようだ。日円にすれば50円くらいの感覚だろうか。 日2ちゃんねるにも、企業や宗教などから金をもらってそこに都合

    気分はもう心理戦 | OSDN Magazine
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    masato611 2009/01/13
    インターネットのアーキテクチャというのは、なんだかんだ言って利用者の善意と合理性を前提としているので、誰かがそれなりのコストをかけて本気で操作しようとした場合には、あっさり出来てしまう、というのが私の感覚である
  • ミルトン・フリードマン「資本主義と自由」 - 二十代は模索のときブログ

    読書記録資主義と自由 (NIKKEI BP CLASSICS)作者: ミルトン・フリードマン, 村井章子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2008/04/10メディア: 単行(ソフトカバー)書を読んでいる間、常に頭の中を流れていた言葉がある。市場は我々より頭がいい (The market is smarter than we are) というもの。別に書のどこかに書いてあった訳ではないのだけれど、書を通して著者が我々に訴えていることを一言でまとめてしまえばそういう事なのだと思う。僕なんかが改めて言及する必要のないくらい書は既に名高いが、目を通してみた感想はやはり「名著だ」ということにつきる。書の感想としてはよくあるものだが、初版が1962年だということには驚きを隠せない。なぜなら現在日や世界が喘いでいる問題の多くが書では論じられているからだ。翻訳が良いのかもしれない

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    masato611 2008/08/17
    市場は我々より頭がいい (The market is smarter than we are)
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    晴天の価値 2月中旬に出張で千葉へ行った。5日間の滞在中はずっと快晴で、気温は20℃に迫る春のような暖かさだった。仕事は朝から晩まで現場を走り回る過酷なもので、身体的にも精神的にも追い込まれた。毎朝、京葉線から見える美しい景色を眺めて正気を保っていた。太平洋へ燦々と…

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    masato611 2008/06/29
    「選択の自由」は無限に広がる選択肢を与えられた場合に人が選択できるのかという選択可能性の問題と、仮に唯一の選択肢を選びとったとしてもその帰結を予測し得ないという意味で「責任」を引き受けることが出来ない
  • Shifting Initiative of Free State: Libertarianism@Japan

    目には見えなくても、現在の私達の政策が抱えているコストはずっと高いものであると思う。 どれくらい高いかは私にはわからない。少なくともコーチゾン薬の開発に携わっていた医師の一人が、現在のような厳格な安全基準をFDAが当時も実施していたら、この薬は今でも利用できなかっただろうと思っていることを私は知っている。同様のことがペニシリンにおいても述べられてきた。おそらく安全とは言えない新薬の使用に命を賭けて、亡くなっていく人々は存在するだろう。私達は、そのことを50年前に「危険を避けて」いたら今日死んでいただろう数百万の人々の命と比べてみなければならない。 デヴィッド フリードマン 「自由のためのメカニズム」 より このデヴィッド フリードマンの名著は、22歳の時に書かれただ。 その早熟さ(*)には驚嘆する。内容の濃いなので、たまに読み返すが、その度に発見がある。 #というか、私は読んだことをす

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    masato611 2008/05/18
    私達は、そのことを50年前に「危険を避けて」いたら今日死んでいただろう数百万の人々の命と比べてみなければならない
  • フリードリヒ・A・ハイエク「法と立法と自由[1] ルールと秩序」(1) - 備忘録

    法と立法と自由I ハイエク全集 1-8 新版 作者: ハイエク,西山千明,Friedrich August von Hayek,矢島鈞次,水吉俊彦出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2007/12メディア: 単行購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (18件) を見る 序言 自由人からなる社会の存続は、これまで十分に解明されてこなかった3つの基的洞察に依拠するものと認識−(1)自生的秩序と組織は別物であり、その差異は、これらを支配する異なった種類のルール・法に関係づけられる、(2)今日の社会的正義・分配的正義は、組織の範囲内でしか意味を持たず、自生的秩序とは両立しない、(3)同一の代表機関が正しい行動ルールを制定すると同時に政府にも指示をする自由主義的民主制度の典型的モデルは、全体主義的システムへと次第に変容していく。 今日の「設計主義的合理主義」は、(1)既存の諸制度

    フリードリヒ・A・ハイエク「法と立法と自由[1] ルールと秩序」(1) - 備忘録
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    masato611 2008/03/18
    自生的秩序を組織で置き換え、構成員の間に分散している知識をできるだけ多く利用するのではなく、直接の命令によってそれに介入しこの秩序を改良・修正することは不可能(市場秩序への干渉・介入に対する反対の骨子
  • 茂木健一郎 クオリア日記: 自由意志というもの

    朝起きて、仕事をしていて、 家を出る頃になると、 どうにも身体がだるく、喉が ひりひりして、 今日は休んだら楽だな と思った。 休むといっても、うとうと するかもしれないが、仕事はするのである。 しかし、 葛藤はあったが、どう考えても、 休んでしまうと影響が大きすぎる。 先方に御迷惑をかけるし、 後々のスケジューリングが 苦しくなる。 まあ、仕方がないか、 とだるい身体を引きずった。 駅のホームで、どうもヘンだぞ と思った。 ある意味では、調子が悪くて 身体が悲鳴を上げている時の 方が、生きている実感が ありそうだ。 それで思いだした。 何日か前、 地下鉄に 乗っている時、 突如として、 そうだ、何かを考えたり、 感じたりするのではなく、 この時間の流れ、 瞬間瞬間決してとどまる ことなく、一度過ぎ去れば 二度と戻ってこない、 この時間の流れにこそ 注意を向けてみよう。 そう思って、 ガラ

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    masato611 2007/09/22
    私たちは、事態の精密を本当の意味ではつかむことなく、ただ薄ぼんやりと生きることの印象批評をしているだけなのではないかしら。人間は、自分の未来を選ぶことができるのだろうか。
  • シリコンバレーからの手紙 - 英語圏の「独走」を許す「パブリックな意識」の差

    五月三十一日、アップルが「iTunes U」というサービスを開始した。スタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校、マサチューセッツ工科大学(MIT)など全米の大学の講義(音声、ビデオ)を無料配信するサービスである。ここ五年でアップルは、「iTunes」と「iPod」の組み合わせによって音楽に関するプラットフォームを押さえた。それと同じ仕組みを使って私たちは誰でも(その大学の学生でなくたって)、全米トップクラスの大学の授業を好きなだけ「iPod」にダウンロードして、いつでもどこでも音楽を聴くように講義を受けることができるのである。 百聞は一見にしかず。誌読者はぜひ「iTunes U」にアクセスして体感してみてほしい。この講義ライブラリは今後五年から十年でどんどん充実していくに違いないのだが、それがどれほど素晴らしいことか、わくわくした気分になりませんか。 大学の講義内容をネット

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    masato611 2007/07/25
    もがその上で自由に何かができるプラットフォームが生まれると進化の在り様が一変する。
  • インターネットから自由が消える……法学者 白田秀彰氏インタビュー | インサイド

    インターネットから自由が消える……法学者 白田秀彰氏インタビュー | インサイド
  • ありふれた持病:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    先日、ぼくは日にいた。 出張と休暇を兼ねて一ヶ月ほど滞在したのだけど、せっかくの一年ぶりの日にもかかわらず、積極的に人と会おうという気分にはまるでなれなかった。 今だから言えるけど、とにかく毎日が苦しくて、ふさぎ込んでいて、情けなくて、そんな自分に焦りをおぼえてしまい、そしてさらに苦しくなるという悪循環にはまり込んでいた。何をやろうにも手がつかない、自信喪失のダメ人間になっていた。 ストレスは万病のもとだけど、ぼくの場合は肌に出やすいらしく、手足や首に湿疹が出る。ときどき、胸が締め付けられるような鈍い痛みとともに、心臓がドック、ドックと脈打つのが感じられたりもする。 いつも、こうなる原因は、だいたい自分でわかっている。 人間の悩みというものは、多かれ少なかれ、すべて自意識から生じている。 つまり、「周囲の人間から自分がどう見られているか」ということに対して感じる不安が「悩み」の正体だ。

    masato611
    masato611 2007/06/25
    思うに、ほぼ完全な自由を与えられたときに感じる悩みというのは、本当に重い。
  • No Shortcut Life:自由という名の憂鬱 - livedoor Blog(ブログ)

    masato611
    masato611 2007/06/25
    がむしゃらに動いているときには感じないが、ふと自由ができたときに感じる不安。これはがむしゃらな時に感じるストレスよりかなり大きい。
  • ハイエク『市場・知識・自由』を読む

    「真理に向かう前進的発展が期待されたのは、個人の理性の力能(それを真の自由主義者は信頼しなかった)からというよりむしろ、個人間の討論と批判の過程の結果からであった。個人の理性と知識の成長でさえ、個人が右の過程の一部であるかぎりでのみ可能とみなされるのである」 アメリカ推し進めるグローバリズムの基的な考え方は、政治的にはネオ・コンサバティブ、経済的にはネオ・リベラリズムだと言えます。 ネオ・リベラリズムとは、経済学的に言えばフリードマンなどに代表される「新古典派」と呼ばれる潮流の考え方であり、資主義経済における経済政策の在り方を、アダム・スミスなどの「古典派」経済学が提唱した「レッセ・フェール」(自由放任)に近づけよという主張です。 国家が出来るかぎり経済過程に介入することは避け、市場原理にまかせて自由な競争を行うことこそが経済の発展につながるという考え方です。 小泉首相が掲げる

  • 間宮陽介「ケインズとハイエク 〈自由〉の変容」 - 備忘録

    ケインズとハイエク―「自由」の変容 (中公新書) 作者: 間宮陽介出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1989/01メディア: 新書 クリック: 9回この商品を含むブログ (3件) を見る第1章 喪われた世界 功利主義者は、「善い」を快によって定義するのに対し、ムア倫理学では、功利主義の前提とする「善い」の定義可能性を否定。「善い」は、直覚に拠って、直示することに拠ってしかその内容は分からず、「...である」という形では定義できない。ムア倫理学では、「善い」をある有機的統一を成している全体である、とみるが他方で、理想を最大最高の善とし、その不可欠の要素として、人間の交わりと美的享受を挙げる。 ハイエク感覚論の特徴は、感覚を外部世界の刺激が与えた感覚器官への刻印とはみず、それが神経系により識別分別され、別の秩序に変換されたものとみる点。カントは、世界を人間精神の構成物とし、世界を構成する

    間宮陽介「ケインズとハイエク 〈自由〉の変容」 - 備忘録