オバマ大統領は何を読んでいるのか 再選されたオバマ大統領の愛読書は何だろうか。TBSラジオ『森本哲郎・スタンバイ!』のポッドキャストを聞いていたところ、詩人の荒川洋治さんが調べて紹介していた。次のようなものだという。(写真はWikipediaより) エマーソンやソローの評論やエッセイ集、メルビル『白鯨』という。 私はエマーソン、ソローを何冊か読んだ。権力への懐疑、楽観主義、自然の賛美、自らへの信頼の強調などを述べ、とても印象に残った。2人の思想は米国社会に常に現れる特徴の一つだが、オバマ大統領もその思想土壌の中にいるようだ。また米ジャーナリストのボブ・ウッドワードのルポである『オバマの戦争』(日経新聞出版)によれば、開いた時間にオバマ氏は戦史・歴史の本を読んでいるという。彼には軍人の経験がないため、戦争大統領として必死に知識を得ようとしているのだろう。 「男を見極めるには本棚を見れ