300mに到達し、ビルとしては日本一の高さになったあべのハルカス=30日午前、大阪市阿倍野区(本社ヘリから、彦野公太朗撮影) 近畿日本鉄道が平成26年春の開業を目指して建設中の複合商業ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)の鉄骨の高さが30日、最終的な高さとなる300メートルに到達した。地上60階、地下5階建ての日本一の超高層ビルがほぼその姿を現した。東京スカイツリーの開業で「高さ」に人気が集まるなか、関西の新名所になりそうだ。 ハルカスは23年2月に地上工事に着手。今月23日に横浜ランドマークタワー(横浜市西区、296メートル)を抜いてビルとして日本一の高さになっていた。30日午前5時22分にクレーンでつり上げた約11メートルの鉄骨を据え付け、300メートルに達した。その後、ビルの側面に『あべのハルカス 300m到達 高さ日本一』の表示が出された。 ハルカスには近鉄百貨店本店や大阪マ