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企業不祥事に関する危機管理(クライシス・マネジメント)の典型的な課題として、社長の謝罪会見、事故報告会見の乗り切り方を考える・・・というものがございます。リスク・コンサルタントの方々や、コンプライアンスに詳しい法律事務所などが主催して、いろいろなセミナーが開催されております。しかしよく考えてみますと、キビシイ質問を投げかける記者さん側からみた「正しい記者会見の在り方」というものは、これまであまり聞いたことがなかったような気がいたします。 この三連休、迷わず購入し、一気に読了してしまったのが、この一冊であります。「記者会見にいちばん大切なことを記者が教えます」(エフシージー総合研究所 産経新聞出版 1,600円 税別)エフシージー総合研究所はフジテレビさん、産経新聞社さんの関連企業で、20年ほど前から企業等の広報担当者の方々の指導をされていらっしゃる会社だそうです。この本では産経新聞社の編集
14日、地下から救出された後、検査を受けるためにコピアポ病院に到着したルイス・ウルスアさん=ロイター 【コピアポ(チリ北部)=平山亜理】チリ北部サンホセ鉱山の落盤事故で、地下に閉じこめられた作業員33人全員を無事帰還させた立役者として、リーダーのルイス・ウルスアさん(54)の指導力を称賛する声が相次いでいる。外界と連絡が取れない時も規律を維持し、食料を分配。救助を信じて常に冷静に対応し、仲間がパニックになるのを防いだ。一緒に働いたことがある作業員は「彼は生来のリーダー」と絶賛している。 地形測量士のウルスアさんは鉱山勤務30年以上のベテランだが、落盤事故があった8月5日の時点では、サンホセ鉱山で働き始めてまだ2カ月だった。300人以上の作業員が働くこの鉱山では、ウルスアさんのことを知る同僚は多くなかったが、同じ班で働いたことのある作業員は、「物静かであまり話をしないが、しっかりして指導
9月5日、ステーキチェーン店「ペッパーランチ」を運営するペッパーフードサービスは、7都府県の7店舗で11人が病原性大腸菌O―157に感染したと公表。いずれも8月14〜26日に「角切りステーキ」を食べており、10日時点で30人に増えている。 感染者が全国的に広がる中、同社の対応は後手に回った。2日夜に保健所から連絡を受けたが、問題のステーキを販売停止にしたのは4日。翌5日に記者会見を開き、一瀬邦夫社長は「本当に申し訳ない」と謝罪を繰り返した。このときは保健所から営業停止命令を受けた店舗以外は継続すると断言したが、6日夜に一瀬社長が臨時休業を急きょ決定。7〜8日は全店で清掃・消毒が行われ、9日から営業再開に至った。 しかし、イオン系列店に出店する店舗は再開できなかった。一連の対応について「情報開示が適切でなかった」とイオンは問題視し、原因と再発防止についての説明を求めている。9日に報告書を
「人はミスを犯すもの」。こんな前提に立ったJR西日本安全研究所の研究成果が注目を集めている。研究所は平成17年の福知山線脱線事故を機に3年前、立ち上げられた。信号機の点呼確認はすべて必要か、上司が部下をほめる効果はあるのか。成果は、従来の「事故は気合で防ぐもの」という鉄道界の体質を変え、自衛隊や病院、航空会社など畑違いの分野でも職員教育に取り入れられている。(森本充) 福知山線脱線事故後、JR西は、ヒューマンエラー(人為的ミス)への取り組み不足の反省から研究所を設立し、体質改善に取り組んだ。 運転や保線、事務など各部門から約25人を選び、「何がわが社に欠けているのか」探った。半年で冊子「事例でわかるヒューマンファクター」を発行した。 疲れるとどうなるか▽なぜマニュアルはあるのか▽多人数の中だと手を抜いていないか−。冊子は32のテーマを設定し、事例と解説、対策を紹介した。 社内教育向けに作ら
兵庫大阪でみつかった豚フルが東京で流行っていないはずがない。なぜ「患者第一号は渡航者」って建前に拘って国民生活に打撃を与え、労力ほどの意味はない検疫ばかりに注力し続けるのか。員数主義で無駄に兵力を浪費した戦中と何も変わらないじゃないか。けど、こういう本当のことを医系技官が堂々と書けるようになったことは時代の進歩だ。大本営発表を垂れ流している新聞の不甲斐なさも浮き彫りになる。独自に医師を取材したり、それっぽい患者のPCR検査くらいやってみろよと。飲めば「あれは戒厳令の演習なんだよ」って話になるが、どこか「関東防空大演習を嗤ふ」的なコラムを書く気骨あるジャーナリストはいないのか。まあ、それが活字媒体の緩慢な自殺なんだろうな。南無。 国内の新型インフルエンザ対策の一番の功労者は、神戸の開業医の先生でしょう。 「何かおかしい、新型インフルエンザかも?」としてPCR検査を決めなければ、今頃まだ「検疫
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