JPモルガンのアナリストであるマシュー・ボスによると、アメリカの低所得者層はすでに不況に陥っているという。 アメリカは「選択的」不況に陥っているとボスは話している。 ある調査では中産階級のアメリカ人の67%が、収入が生活費に追い付いていないと答えている。 JPモルガン(JPMorgan)のアナリスト、マシュー・ボス(Matthew Boss)によると、アメリカ経済は「選択的不況」にあり、高所得層の消費者が問題なく暮らしている一方で、低所得層の人々は苦しい生活を強いられているという ボスは2024年5月21日、ニュース専門放送局CNBCのインタビューに応じ、アメリカの高所得者層と中低所得者層の格差を指摘した。中低所得者層は物価が高止まりし、貯蓄が減少する中で、生活費の上昇についていくのに苦労しているという。 「高所得者層の消費者はより多くの選択肢を持っている。低所得者層は氷が溶けていくような