国内で最も多くの書籍を所蔵する国立国会図書館が、一部の書籍を電子化して来月、全国の図書館に向けて配信することになりました。 国立国会図書館は、3900万点を超える書籍などを所蔵する国内で最大の図書館で、これまでに228万点の資料を電子化して保存を進めてきました。 こうした電子化した資料をより多くの人に利用してもらおうと、来月21日から全国数10か所の公立図書館や大学の図書館などにデータを配信することになりました。 配信されるのはすでに絶版になった書籍や古典、論文など一般には入手困難とされる100万点以上に上る資料で、利用者は、各図書館に置かれる専用の端末で読むことができるということです。 国会図書館は、インターネットのホームページでもすでに47万点の資料を公開していて、今後、書籍などの電子化をさらに進めていくことにしています。
コボタッチEPUB時代の電子書籍流通(イメージ) 欧米の電子書籍の標準規格「EPUB(イーパブ)」が縦書きの日本語に対応できるようになり、国内の出版界で今後広がる見通しになった。楽天などもEPUBの採用を決めている。EPUBをつくった国際団体「国際電子出版フォーラム(IDPF)」が公認する日本語用の閲覧ソフト「リーディアム」が4日午後、東京で開かれる「国際電子出版EXPO」で初公開される。 IDPFは、「日本製でないと無理ではないか」と言われていたルビなど複雑な日本語表記が、「世界標準」の規格でも実現可能なことをアピールする。 いま、国内の規格は統一されておらず、主なもので2種類ある。EPUBが標準規格になれば、海外から安い電子書籍端末が入るようになり、価格競争が活発化する可能性がある。EPUBを採用し、今月発売する楽天のカナダ製端末「コボタッチ」も7980円と、従来の規格を採用した
ソニーが、「出版界のビートルズ」などと表現される世界的ベストセラー『ハリー・ポッター』シリーズの日本語版電子書籍を独占的に販売することが判明した。紙の書籍は、日本でもベストセラーになっているだけに、日本の電子書籍ビジネスの行方に少なからず影響を与えそうだ。 関係者によると、ソニーは、世界的、歴史的ベストセラー『ハリー・ポッター』の日本語版電子書籍を、同社が発売する電子書籍端末「Reader(リーダー)」の目玉コンテンツとして位置づけ、電子書籍の売り上げのみならず、端末の販売にも弾みをつけようと目論んでいるようだ。 「中抜き」モデルで作家が読者に直販 ハリー・ポッターシリーズの電子版については、英語版がこの3月から販売が開始されている(現在は、仏語、独語なども追加されている)。このときは、作者のJ.K.ローリング氏自身が運営するWebサイト「Pottermore」で独占的に販売が始まったこと
こういうのに行ってきた。 2011年度 夏期公開シンポジウム 電子書籍時代のプラットフォームとコンテンツ パネリスト 石岡克俊(慶應義塾大学准教授)、木村一彦(大修館書店)、星野渉(文化通信社) 司会 小島浩之(東京大学講師) 参加者は20人程度か、割合少なめ。部屋も講演というよりゼミの教室っぽい広さで、少人数ながら熱い議論だった。 最初に司会の小島さんから、各講演者の紹介。昨年も同じ公開シンポジウムでプラットフォーム問題を取り上げたとのこと。デリケートな話題もあるので、「ここだけの話」をしてほしい。参加者もオフレコな部分はTwitterやブログに載せないでね、との話。ということで、以下はxiao-2が聞き取れて理解できてメモできて覚えていた+オフレコそうな部分は適宜対処した、メモ。敬称は「さん」に統一。 石岡克俊さん(慶応義塾大学) CP(コンテンツプロバイダ)、PF(プラットフォーム)
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