山津見神社全焼、1人死亡 飯舘で避難区域初の犠牲者 1日午前3時40分ごろ、飯舘村、山津見神社=久米隆時宮司(81)=から出火、木造2階建て住居と拝殿、合わせて約966平方メートルを全焼し約3時間後に消し止めた。久米さんは無事だったが、住居の焼け跡から女性1人の遺体が見つかった。妻園枝さん(80)の行方が分からず、南相馬署は亡くなったのは園枝さんの可能性が高いとみて福島医大で司法解剖したが、さらにDNA鑑定で身元の確認を急ぐ。同署によると、死因は焼死。 現場は原発事故に伴う避難指示解除準備区域で、原則として宿泊できないが、関係者らによると、村で最も大きな神社として参拝者が絶えず、久米さん夫妻が避難先から出向いて対応していたらしい。県警によると、避難区域の火災で死者が出たのは初めて。 本殿は拝殿から離れた山の上部にあり延焼を免れたが、拝殿の貴重な天井画が失われた。 (2013年4月2
沿岸路線価、最大7割減 原発周辺は評価ゼロ 国税庁は1日、相続税や贈与税の算定基準となる路線価に、東日本大震災や東京電力福島第1原発事故による地価の下落を反映させるための調整率を公表した。県内では全域で0.3~0.95となり調整率を掛けた路線価が下落、津波被害の大きい沿岸部では最大7割減となった。原発周辺地域は評価が困難として調整率をゼロとした。路線価の下落は納税者の負担軽減につながるが、土地取引や固定資産税など他の課税算定額設定にも影響を与える可能性もある。 県内の調整率は、市町村の区域ごとに建物の倒壊やライフラインへの影響など被害の状況に応じて設定。津波で被災した沿岸部で下げ幅が大きく、いわき、相馬、南相馬、新地の4市町の一部地区で県内最低の0.3となった。原発事故後に指定された警戒区域や計画的避難区域内の地域では、現時点での評価を見送った。指定が解除された緊急時避難準備区域内も「
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