小保方さんのSTAP細胞は、生物学の歴史を愚弄していると言われるほど、革命的な発見だった。 何らかの刺激に因て、通常細胞が幹細胞にリセットできるのがホントだったら、確実にノーベル賞が取れたと思う。それくらい革命的な内容だ。 それが事実なら、いったいどんなメカニズムでそれが起き得るのか、基礎の(つまり役に立つ当てのない)方面の研究でも、解明すべき無数の謎がそこから沸き出てくるのは明らかで、そういう研究(科学者の飯の種を増やす)にノーベル賞は与えられるんだよね。 通常、こういう大きく常識からかけ離れた話は、初めのうちは話半分にしか聞くことができない。しかし世界中で追試が行われて、何年かしてあちこちから、どうもそれで正しいらしいと言う声が上がり始め、やっとホンモノだという合意ができてくるものだ。 しかし、STAPについては、小保方さん以外の共著者に、世界でもトップクラスの研究者が何人も名