https://hatena.co.jp/recruit/intern/2023
昨今Infrastructure from Code (IfC)という概念をよく耳にします。先日もAWSのGregor Hohpeが関連する記事を書いていました。 architectelevator.com この記事では、Infrastructure from Codeとはなにか簡単に紹介し、具体的にどのようなツールがあるか網羅的にまとめます。 Infrastructure from Codeとはなにか Infrastructure from Code (IfC) とは、その名の通り、Infrastructure as Code (IaC) に関連する概念です。IaCとの根本的な違いは、IaCは開発者がインフラを明示的に意識して構成を記述するのに対し、IfCでは開発者がインフラをできるだけ意識しないよう抽象化を試みていることです。これにより、差別化に繋がらない重労働ができる限り排除された高
はじめに こんにちは、情報システム部 SRE 橋本です。 普段はクラウドエンジニア(SRE)としてチームリードをしています。興味関心がインフラ、Observability、SRE、Security、Golangといった分野であり、 Japan Google Cloud Usergroup for Enterprise(Jagu’e’r ジャガーと読みます)でObservability/SRE分科会のオーナーを担当させていただいております。その縁もあって先日Innovators Hive at Cloud Next 2022でコミュニティ運営についてお話をさせていただきました。 この記事では現在チームリードをしていてビルドアップ中でもあるSREチームについて考えていることをお話したいと思います。 また、このSREチームについてのインタビュー記事も掲載いたしました。メンバーやチームの雰囲気を伝
明治中期から後期の #多摩川 は上流部の森林が荒廃しており、渇水や濁水が頻繁に発生していました。そのため #尾崎行雄 東京市長は東京市が水源林の経営を行うべきと決断し、水源地帯の買収、植栽や崩壊地の復旧などの施策を講じました。その結果現在の豊かな水道水源林が形成されることとなりました。 pic.twitter.com/U8qHfdIXFm — 東京水道株式会社【公式】 (@Tokyo_Water_Co) July 19, 2022 先日、東京都の持っている巨大な水源林にいってきた。 デジタル技術も都市を支えるインフラの一つになりたい。その際、水道局、下水道局、港湾局、交通局などの既存の都市インフラの先輩部局の在り方が参考になるのではと思いインフラ系部門の現場に時間をみては行って話をきいてる。 これが毎回、滅法、面白い。今回は水道局の奥多摩から山梨県甲州市にかかる水源林に行ってきた。以前に行
「AWS CDK Conference Japan」は AWS CDK ユーザーが集まって事例やノウハウを共有しあうイベントです。今回は、CDKv2をメインテーマに、初の大型カンファレンスが開催されました。アマゾンウェブサービスジャパンの大村氏は「Baseline Environment on AWS (BLEA)開発にあたって検討したこと」をテーマに発表しました。まずはCDKとBLEAについて解説したのち、これからCDKを使う方たちへのナレッジを紹介します 自己紹介 司会者:次は、今までがんばってCDK(Cloud Development Kit)を普及させてきた大村さんです。 大村幸敬氏(以下、大村):よろしくお願いします。 司会者:初めて聞く単語なんですが、読み方は「ブレア」でいいですか? 大村:「ブレア」でいいです。 司会者:準備ができたらBLEA(Baseline Environ
ぽんたろう @kishijun152 うちでも知床の事故の話題が出て、法整備はもちろん、我々自身も危険を避けるための行動を取れるようでなければならないのかもしれない、と、なった。 そこで夫が「今、自分が危惧しているのはインフラ。みんな、トンネルは崩れないし、橋は落ちないと信じているでしょう」と。 2022-05-01 16:12:23 ぽんたろう @kishijun152 「道路も何もかも整備されているのが当たり前の世の中で、そんなことは考えないかもしれない。でも信用しすぎない方がいい。今のインフラの多くは作られてから40年以上経っている。多分だけど技術者の質も数も10年前くらいがピークで、徐々に人手が足りなくなるし技術力も落ちていく」 2022-05-01 16:12:23 ぽんたろう @kishijun152 「人手や予算がなければ保守にも手が回らないし見落としも出る。老朽化したままの
月間ページビュー(PV)が500万PVあり、データ転送量も80TBあるという人気ウェブサイトを400ドル(約4万6000円)以下で維持する方法を、3Dのアセットライブラリを一般公開しているPoly Havenがまとめています。 How we handle 80TB and 5M page views a month for under $400 – Poly Haven Blog https://blog.polyhaven.com/how-we-handle-80tb-and-5m-page-views-a-month-for-under-400/ ウェブサイト運営のポイントの1つは「資金リソースをどう管理するか」です。資金があればAmazon S3のようなクラウドプラットフォームを利用するのが簡単ですが、データ転送量が月間80TBもあるPoly HavenのようなウェブサイトでAmaz
システム障害が起こったときにどういう体制で望むか、エンジニア個人が障害に直面した時にどのような役割を受け持つのが良いのか。組織によって色々なパターンはあるでしょう。しかし、幸いにも「入門 監視」やSRE本に書かれている4つの役割分担が浸透しているので、それをベースに考えるのがファーストステップとしては良いのではないでしょうか。 入門 監視 ―モダンなモニタリングのためのデザインパターン 作者:Mike Julianオライリー・ジャパンAmazon SRE サイトリライアビリティエンジニアリング ―Googleの信頼性を支えるエンジニアリングチーム オライリージャパンAmazon ただ、小さな組織では障害時に4人もすぐに揃わない場合もあるでしょうし、そもそも4人もスタッフがいない、と言う場合もあるでしょう。そういった場合にもどうすればいいのか考えていきます。 役割分担の基本 「入門 監視」に
こんにちは、技術広報のyayawowoです。 「自動化(オートメーション/Automation)」 今、この言葉を聞いて胸がときめいた方に必見です! 当社主催イベントでも人気の高い 「自動化大好きエンジニアLT会」全5開催分の資料をまとめて紹介します! イベント詳細はこちらをご確認ください! ・自動化大好きエンジニアLT会 ・自動化大好きエンジニアLT会 - vol.2 ・自動化大好きエンジニアLT会 - vol.3 ・自動化大好きエンジニアLT会 - vol.4 ・自動化大好きエンジニアLT会 - vol.5 目次 目次 手動テストやインフラ構築は自動化しよう APIテスト品質を向上させる Datadog Synthetic Monitoring APIテスト自動化とテストピラミッド TestLinkにテスト結果を自動的に登録 Cypressでサクッと始めるE2Eテスト 自動テスト環境を
こんにちは、kintone.comのバックエンドエンジニアをしている@ueokandeです。 いきなりですが、メールって難しいですよね。 普段HTTPに慣れていると、メール周りのプロトコルの理解は難しく、トラブルにも見舞われることも少なくないです。 またメールプロトコルの性質上、メールを送った後にもトラブルは起こりがちです。 グローバル向けkintone.comはAWSで運用しており、メールの機能はAmazon Simple Email Service(SES)を利用しています。 この記事ではkintone.comのメール基盤の全貌と、Amazon SESを利用する上での運用プラクティスを紹介します。 kintone.comとメール kintone.comでは、ユーザーの招待やkintone上の更新を知らせるためにメールを利用し、メール送信は重要な機能の1つです。 kintone.comは
インスタンスのひとつ「S512」には、サービスの中でも特に重要な部内SNS「traQ」と部員管理システム「traPortal」、認証基盤「pipeline」がデプロイされています。 ArchLinuxくん... SysAd班では、これらVPSのOSにArchLinuxを採用しており、当時のカーネルバージョンは5.12.3-arch1-1でした(たぶん)。 ArchLinuxはUbuntuやCentOSと異なり、SimplicityやModernityの思想からパッケージのRolling releaseを採用しています。 Simplicity 不必要な追加や修正がないこと オリジナルの開発者(アップストリーム)によってリリースされたソフトウェアを、ディストリビューション(ダウンストリーム)特有の変更を最小限に抑えた状態で出荷する ディストリビューションのQAは最小限で、アップストリームによる
政府や自治体のシステムって、縦割りでベンダーに丸投げするから無駄が多くて、税金から払わなくてもいいお金が一杯出て行っている。しかも国民から見るといっぱいサイトがある割にはどれもデザインが違っていて、さっぱりどこ見ていいかわからない。どうなってんの。 ここがまず国民の不満の出発点だと思うんですね。 そしてクラウドなる新しいITの利用が一般化してきていて、政府や自治体も積極活用しようということになりました。ただその話が出てきたのが2012年でそのときはAWSすらまだ数あるサービスの一つだったこともあり、国内ベンダーに、政府共通プラットフォームなる基盤を作らせて2013年に利用をし始めました。クラウドと言っても、VMwareの基盤にインターネットをつないだだけです。 そして、2016年に、会計検査院からこの基盤はダメ出しを受けます。利用料が高い割にはさっぱり使われておらず、使われ方もまるで不合格
2021/03/16 インフラエンジニア Books #7の資料です。 https://infra-eng-books.connpass.com/event/201291/
こんにちは。MackerelチームにおいてCRE(Customer Reliability Engineer)をしているid:syou6162です。主にカスタマーサクセスを支えるデータ基盤の構築や、データ分析を担当しています。 今回は、壊れにくいデータ基盤を構築するため、Mackerelチームで実践していることを紹介します。 なぜ壊れにくいデータ基盤を構築するのか データ基盤が“壊れている”とはどういうことか 壊れてないだけでなく、壊れたら気付ける 前提とするシステム構成 壊れたことに気付けるよう監視する 1. バッチジョブが失敗したことに気付く 2. 投入されたデータの性質を監視する 3. ビューが壊れてないかを監視する 4. 利用状況を監視する そもそも壊れてない状態を保つ 1. データリネージを元に修正できるようにする 2. 使われていないテーブルやビューは定期的に掃除 おわりに 参
西澤です。クラスメソッドに入社してからおよそ5年間クラウドの推進やAWS技術に関する支援をさせていただいております。この経験を何か形にしたいと思い、少し遅れてしまったのですが、Developers.IOイベントに乗じてまとめさせていただきました。 発表資料 資料はこちらにアップロードしております。 夜間に録音したので覇気が無い感じになってしまいましたが、動画はこちらです。 まとめ 「AWS設計でやりがちな失敗パターン」というタイトルで考え始めたのですが、もっともお伝えしたい点は、AWSを利用されるお客さまのマインドセットを変え、クラウドを活用できる組織に変わって欲しい、というところに集約できるかなと思います。技術的な問題以上に、考え方を変えられないこと、組織を変えられないことが、クラウド活用を阻害するアンチパターンになっていると思いました。 どこかの誰かのお役に経てば嬉しいです。
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