野生鳥獣に農作物を食い荒らされたり、人が襲われたりする被害が深刻だ。耕作放棄地の増加や地球温暖化に伴う生息域の拡大が背景にあり、生息数は過去30年間でシカは7.3倍、イノシシは2.9倍になった。ヒグマによる北海道の死傷者は2021年度、最多の14人を記録。減少傾向だった全国の農作物被害額は下げ止まっている。害獣駆除に加え、野生動物の生態や保護に詳しい人材の育成が急務だ。21年6月、札幌市の住宅
「こんな流れになってしまった」と議長が涙の謝罪 11月13日夜(日本時間14日早朝)、会期が2日延長されたCOP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)がようやく閉会した。今回は英国が議長国のため、会議はスコットランドのグラスゴーで開かれていた。議長を務めた英国のシャーマ前ビジネス相は、最後の本会議で成果文書「グラスゴー気候協定」を採択するときのスピーチで、「こんな流れになってしまった」ことを謝罪し、無念の涙に声を詰まらせた。 すると、それに気づいた参加者の拍手が沸き起こり、満場の拍手は、しばらくしてシャーマ議長が気を取り直し、「先に進めなければなりません」と言うまで続いた。最近、そもそもCOP自体が茶番という評価をよく聞くだけに、シャーマ議長の真面目そうな風貌も相まって、私にはこのシーンが茶番の印象にダメ押しをしてしまったように見えた。 さて、翌日の独主要メディアは、このCOPの
ドイツのメルケル首相(写真)は中国の李克強首相との電話会談で、中国が建設中の新しい石炭火力発電所を、少なくとも旧来の発電所より効率的にするよう促した。11月11日、ベルリンで撮影(2021年 ロイター/Hannibal Hanschke) [ベルリン 17日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は中国の李克強首相との電話会談で、中国が建設中の新しい石炭火力発電所を、少なくとも旧来の発電所より効率的にするよう促した。その上で、ドイツ企業は専門技術で後押しできるとの認識を示した。 メルケル氏は、国内での石炭火力の段階的廃止を表明する国が石炭を助成することはできないものの、温室効果ガス排出量の削減に役立つドイツからの輸出を禁止することはないと述べた。 新政権発足後に退任予定のメルケル氏は「中国首相との会談で、石炭火力発電所を建設するならば、少なくとも最新世代のものを建設した方が良いのではないかと
現在もカタールで開催中のワシントン条約締約国会議だが、大西洋クロマグロを絶滅危惧種と指定し、国際的な商業取引を禁止するモナコ提案については、日本時間で一昨日の夜、予想外の大差で否定された。 否定の先頭に立っていたのが日本であることから、日本の主張が国際的に認められたという印象もある。当初の予想では、米国もEUも賛同しているモナコ案が優勢とも見られていたので、否決は意外という印象もあったし、私としても、やや意外感はあった。 事前の国内ニュース報道などでは、これでもう日本人はマグロが食べられなくなるといった印象を撒いているものがあった。だが、この海域からの日本のクロマグロ輸入割合はマグロ全体の5%ほどにすぎず、また冷凍品も1年ほどのストックがあることから、モナコ案が通っても庶民の食生活にはそれほど大きな問題にはならないだろう。みなさん、そんなにクロマグロなんて食べてないでしょ。 それでも絶滅が
PARIS � Japan will not join in any agreement to ban international trade in Atlantic bluefin tuna under the United Nations treaty on endangered species, the country’s top fisheries negotiator said. The negotiator, Masanori Miyahara, said in a telephone interview this week that Japan “would have no choice but to take a reservation” � in effect, to ignore the ban and leave its market open to continue
近代テクノロジーを一切拒否して暮らす人々といえば、アーミッシュを思い浮かべますが、彼らだけではないのだとか。 たとえばこの、MTVで紹介されていた映像に映っている人々。えっとですね…天然資源を使って暮らすことに罪の意識を覚え、人間の作ったものを一切使用せず暮らす(服は例外のようですが)プログラムに参加しているのだそうです。 「人間の作ったもの」がダメだから、もちろん料理もダメ。じゃあ食事はどうしているのかと、路上で殺された動物の生肉、葉っぱ、貝などを食べているのだそうです。そして貝を食べる時も、年長の貝はリスペクトするべきなので、食べると怒られるとのことです。 なんか全然幸せじゃなさそうなのですが、どうなんでしょう…自分が満足しているのならそれでいいってことなんですかね… ギズモードを読んでいる人たちがいかに正常ですばらしい人々なのか、痛いほどわかります。 [Jezebel] matt b
2008年1月15日、南極海の日本の調査捕鯨船、第2勇新丸(Yushin Maru No 2)の甲板に侵入し拘束された、米国の環境保護団体「シー・シェパード(Sea Shepherd)」のメンバーでオーストラリア人のベンジャミン・ポッツ(Benjamin Potts)さん(右から2人目)と英国人のジャイルズ・レーン(Giles Lane)さん(左から5人目)。(c)AFP/SEA SHEPHERD CONSERVATION SOCIETY 【1月17日 AFP】南極海で日本の調査捕鯨船の活動を妨害したとして環境保護活動家2人が拘束されている問題で、日本政府関係者は17日、2人は捕鯨船内で丁重な扱いを受けていると説明した。 米国の環境保護団体「シー・シェパード(Sea Shepherd)」に所属する活動家2人の拘束をめぐって同団体は、調査捕鯨活動の妨害行為を阻止しようと日本が2人を人質にとっ
・ワーキング・プアは労働現場だけじゃない http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20071218/1197967226 のさらなる続きです。 拙稿にはネオリベシンパらしいかたからのコメントも若干頂きました。少し、彼らの疑問に応えられるような話を載せていきます。 さて、グローバル化は労働環境(だけじゃないが)を悪化させる、と述べたのですが、その影響は日本から労働需要を奪いつつある中国にも出ています。 ・労働者保護 進める中国 日系企業、新法へ準備 中国で来年1月1日、労働者の権利保護を大幅に強化する「労働契約法」が施行されます。中国政府は、この新法をてこに労働者の待遇改善を進める考えですが、企業にとっては人件費増につながります。安い労働コストを求めて中国に生産拠点を移してきた日系企業も、戦略の見直しを迫られそうです。 ■就業規則を細かく改定 「同僚が席を離れるときは代
批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。 尻切れトンボになっていた前の記事の続きを書きます。掲載した2枚の写真はいずれも私が撮影したものです。上の写真は10年ほど前に私が調査していたフィリピン・ルソン島のタルラック州北部の農村の田植え前の耕起の様子です。下の写真は現在でも継続的に通っている中国・貴州省のとある村で撮影したもので、トウモロコシを播種する前の耕起の様子です。 フィリピンでは水牛、中国では牛の違いがあります。犂の形はフィリピンと中国で若干違うのですが、ほぼ同じ形です。(アジアの犂のオリジナルの形態は中国のもので、日本にもフィリピンにも中国から伝播しました。日本では天平時代には既に犂が使われていた記録があるそうです。当時は著作権や特許がどうだこうだとガタガタ言う人はいなかったわけですね。日本は安心して中国の技術を模倣でき
社会武田邦彦氏が東洋経済オンラインに寄稿した『えっ!ペットボトルって、リサイクルされていないの!?』に多数のブックマークが寄せられている。ブックマークを俯瞰していると、他の人のブックマークを読んでいる人と記事を読んだだけで脊髄でコメントを残すに止まっている人に大別されるのがわかる。ソーシャルブックマークの悪いところは「自分がブックマークした"後"のブックマークコメントを再閲覧する人が少ない」という事なのだろう。あれだけブックマークがついたら更新通知とかが飛んで来てもあまり役に立たないようには思うのですが。ソーシャルブックマークに対する話は取り敢えず横に置いたとしても、例えばSinraptorさんが書いたブックマークコメントこの人の話にもかなり嘘とごまかしが混じっている。解毒剤をどうぞ→http://www.yasuienv.net/YoriNew2.htm リサイクル費用の多くを人件費が占
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