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人間に関するsteam-punkのブックマーク (5)

  • 98歳認知症おばあちゃんの死が教えてくれた「生産性至上主義」の愚(小野 美由紀) @gendai_biz

    我々はどこに行こうとしているのか 『新潮45』8月号に杉田水脈議員が寄稿した「LGBTは生産性がないから支援に税金を割く必要はない」という論旨の文章と、それが引き起こした一連の騒ぎは記憶に新しいが、それらを見た時、私はふと、この時のことを思い出した。 生産性がそんなに大事か。 産むことだけが尊いことか。 ただ生きる、その喜びを知らない人間、ただ生き、喜んでいる人間がこの世界に存在することを喜べない人間、そちらの方が生産性のない人間そのものよりもよほど愚かではないだろうか。 世の中はいち、大事なことがあれば、その裏側はそれ以外の取るに足らない凡百の断片でできていて、それらはふとした時、私たちに他人の生の感触を思い出させてくれはしまいか。 昔話の主人公が老人・子供・障害者・ニートばかりなのは、物語や文化の継承がそれらの「生産に関与しない」人々によって行われていたからだと聞いたことがある。 父母

    98歳認知症おばあちゃんの死が教えてくれた「生産性至上主義」の愚(小野 美由紀) @gendai_biz
    steam-punk
    steam-punk 2020/07/28
    >エラーやバグのように時々襲い来る、苛だたしくて、面倒臭くて、主軸にもならない小さな出来事に。
  • 生存税の納入 - 傘をひらいて、空を

    差し歯がそろそろ限界です、と歯科医が言う。歯科衛生士がうなずく。わたしは彼らの説明を聞く。今の歯はどれくらい入れていますか、と歯科医が尋ねる。わたしは指折り数えてこたえる。八年もちました。いい子ですねと歯科衛生士が言い、孝行です、と歯科医が同調する。 わたしの上顎のにっこり笑って見える歯はみんな作りものである。原因は家庭内の暴力だが、わたしは純粋な被害者ではない。いわゆる暴力の連鎖というやつで、わたしは加害を防ぐために人間を椅子で殴り、別の人間がわたしの顔面を壁にたたきつけた。あれから二十年が経過したが、いまだにたぶん全員自分が正しいと思っている。正当なことをした、しかたがなかった、そう思っている。生まれた家の自分のほかの人間には十代のころから会っていないから実際はどうだか知らないが、賭けてもいい。誰も反省していない。わたしも反省していない。誰も懲りない。わたしが生まれた家は、そういう場所

    生存税の納入 - 傘をひらいて、空を
  • 彼女ができない苦しみを整理したい(追記)

    俺はいま23歳だけど、これまで一度も彼女ができたことがない。 そしてそれに対して死ぬほど苦しい思いを抱いてるので、一度文字として残してその思いを整理したい。 俺が感じる苦しみは大きく分けて①セックスがしたいのにできない苦しみ②他者と深いつながりを作りたいのに作れない苦しみ③モテる人間に対する嫉妬の苦しみ④これからも彼女ができる見込みがないように思える苦しみ、の四つあると思う。 ①セックスがしたいのにできない苦しみ俺は性欲が強く、2日に1回ほど自慰行為に耽る生活を高校時代からずっと続けている。そんな俺がセックスに強い関心を持つのは当然のことだ。高校時代から他者と肉体を重ね合う場面を想像し、「いつか彼女ができればこういうことができるんだ」という希望を持っていた。浪人する羽目になって死んでしまおうかと思った時も、「大学に入れば彼女が作れてセックスができる」と思って自分を慰め(ダブルミーニング)て

    彼女ができない苦しみを整理したい(追記)
  • 彼の人工的な盲点 - 傘をひらいて、空を

    トオルが十歳になったので、トオル一家および「トオル会」のメンバー五名でお祝いをした。内実はただのホームパーティである。トオルは私の学生時代のゼミの先輩の息子で、障害がある。トオルの障害があきらかになった段階で先輩は何人かの学生時代の友人を選んで、こんな話をした。 トオルは高い確率で、ひとりでいわゆる社会生活を送って寿命をまっとうするってことができないんだ。基は俺ら夫婦と公的支援だけでいける、でも祖父母は遠くてあてにならない、緊急時とかは厳しい、あと俺ら夫婦の精神がだいぶ削れる。ケアリソースが長期的に不足することは目に見えてあきらかだ。上の子にも影響があると思う。そういうわけでみんなにひとつよろしくお願いしたい。 せりふだけ書くとしおらしいけど、先輩のようすはぜんぜんそんなではなかった。「雨が降ったら洗濯物を取り込んでおいて」くらいの感じだった。 先輩は学生時代から変な人だった。たいていの

    彼の人工的な盲点 - 傘をひらいて、空を
  • SとMの気持ち

    女、23歳、大学生、おっぱぶで働いていた。 あのお客様、ドMだからたくさん虐めてあげてね。とボーイさんに言われて席に通される。名刺をお渡しして隣に座る。お客様は「乳首いじって」と一言。私は「乳首好きなの?」とコミュニケーションをとろうにも、「乳首いじって」としか命令されない。 はいはいはいはい、乳首ね、乳首。とことん尽くしますよ、とことん気持ちよくさせますよー!!気持ちいい?これは?強く?弾く感じ?え、違う??こう?あっ、えっ、もうご自分でされるんですね、、、、、、 お客様が私の指を持って、乳首ぴろぴろコントロール。ここに私の意志はない。道具として使ってるやん。 しんどさを感じ、会話を挟もうと試みる。デブだったので、「トトロみたいだねー!かわいいー!」って巨体に寄りかかりながら言ったのが癪に触ったのか、お返事なし。その席ではひたすらにお客様の乳首をぴろぴろするだけで終了した。 ‪SMプレイ

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