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書評に関するseven_czのブックマーク (3)

  • 技術革新と成長の成果は、社会の中でどのように配分されるのか——『技術革新と不平等の1000年史』解説:稲葉振一郎|Hayakawa Books & Magazines(β)

    技術革新と成長の成果は、社会の中でどのように配分されるのか——『技術革新と不平等の1000年史』解説:稲葉振一郎 生産性が向上し、労働者は貧しくなった? 農法改良、産業革命から人工知能AI)の進化まで。人類のイノヴェーションの功罪を緻密に分析する話題の新刊『技術革新と不平等の1000年史』(ダロン・アセモグル&サイモン・ジョンソン、鬼澤忍・塩原通緒訳、早川書房)。 書は世界的ベストセラー『国家はなぜ衰退するのか』のアセモグルが長年の共同研究者と放つ決定的著作。圧倒的な考究により「進歩」こそが社会的不平等を増大させるという、人類史のパラドックスを解明する一冊です。 書の解説は、アセモグルの既刊『国家はなぜ衰退するのか』、『自由の命運』に引き続き稲葉振一郎(明治学院大学社会学部教授)さんにご執筆をいただきました。記事では、そのご解説を特別公開いたします。 『技術革新と不平等の1000年

    技術革新と成長の成果は、社会の中でどのように配分されるのか——『技術革新と不平等の1000年史』解説:稲葉振一郎|Hayakawa Books & Magazines(β)
    seven_cz
    seven_cz 2023/12/30
    “分配の不平等が(市場における経済活動の自由を全面的に破壊することなしに)抑制されることが必要である、ということへの気づきは、『自由の命運』で見え隠れしていたが、今回はそれが前面に出て主題化された”
  • 『嫌われる勇気』に対する真摯な批判 - 明晰夢工房

    『嫌われる勇気』の最大の問題点は何か 先日、宇樹義子さんによるこちらのエントリを読んだ。 decinormal.com このエントリでは、『嫌われる勇気』によって有名になったアドラー心理学のデメリットについて簡潔かつ丁寧に解説されている。このブログでも以前『嫌われる勇気』の気になった点について指摘したが、こちらのエントリの方がまとまっているので『嫌われる勇気』の内容に疑問を持った方はぜひ読んでみて欲しい。 saavedra.hatenablog.com 個人的に宇樹義子さんの上記のエントリでもっとも重要な点は、岸見一郎氏のような「トラウマは存在しない」という主張は、重篤なトラウマを持つ人への二次加害になりかねないという部分ではないかと思う。『嫌われる勇気』を読んでいて一番気になった点もここだ。こちらのエントリでも紹介されている通り、実際に専門家からこのような指摘が出ている。 www.fac

    『嫌われる勇気』に対する真摯な批判 - 明晰夢工房
    seven_cz
    seven_cz 2018/06/19
    2017年6月記事。岸見一郎のアドラー心理学本批判。シンプルで分かりやすく明快に言い切ってくれることが読者の支持につながっていると推測、しかしその明快さは危険なものではと指摘。
  • 『古典力学の形成―ニュートンからラグランジュへ』 山本義隆 (日本評論社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 『プリンキピア』は微積分ではなくユークリッド幾何学で書かれているが、もともと微積分を使って導きだした命題を微積分がまだ一般的でなかったのであえて古い手法で書き直したという意味のことをニュートン自身が語っている。 簡単にいうと、未知数をXとして方程式を立てれば簡単に解けるのに、方程式を知らない小学生のためにツルカメ算や流水算といったアクロバット的な解き方でわざわざ解いてみせたというようなことだ。 『プリンキピア』の命題はもともとは微積分で導出されていたというのは科学史の常識といってよいが、『錬金術師ニュートン』でニュートンの臆面もない二枚舌ぶりにあきれ、ひょっとしたら微積分を使ったというのも、ライプニッツと微積分の先取権を争う過程ででっちあげた与太話ではないかと思うようになった。 書を開いたところ、40頁目でもう答えが出ていた。ウェストフォールというニュートン学の第一

    『古典力学の形成―ニュートンからラグランジュへ』 山本義隆 (日本評論社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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