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創作と増田に関するruna_wayのブックマーク (4)

  • 「公式が勝手に言ってるだけ」からはじめる文学理論半世紀

    最近、二次元に魂を奪われ二次創作に萌える二次豚とでも呼ぶべき存在どもが、「公式が勝手に言ってるだけ」「原作とアニメで言ってないだけ」という種類の鳴き声を発明した。 歴史学などの一部学問においてはこうした態度が倫理的に要請されてきた、ということはニコニコ大百科でも指摘されているが、そもそもこうした態度はここ半世紀ほど「文学」「テキスト」「作品」といった物事を専門家が語るために用いられてきたものがほぼ起源であろうと思う。「テクスト論」と呼ばれるものがそれである(構造主義の話はしません)。 すなわち「勝手に言ってるだけ」「言ってないけど言ってる」は、文学者がこの半世紀格闘し続けてきたテーマなのである。ちなみに稿は、加藤典洋『テクストから遠く離れて』をなんとなく参考にして書かれたので、興味のある方はそちらも読まれるとより楽しいかと思う。 さて、半世紀ほど前まで、たとえば夏目漱石の作品を批評する、

    「公式が勝手に言ってるだけ」からはじめる文学理論半世紀
    runa_way
    runa_way 2022/03/11
    作者が己の感情に無自覚な場合もあるしね。たとえばこの増田が"嫌いと蔑視がにじみ出て”ることに無自覚なら、テクスト論者嫌いだろと読解された時にNOと公式回答するだろうが、それは読解者の方が正しいのでは、とか
  • 「これは凄いものを観てしまったぞ!」という感動が得られない状況

    シン・ゴジラにしても閃ハサにしても、先に「これ凄いぞ!!」という情報を浴びてしまう。 ネタバレが嫌なのでなるべく情報はシャットアウトしていても、「凄いぞ!」という熱気はトレンドワードやホットエントリでひしひしと伝わってくる。 そうすると、自分自身の価値観で感じる「凄いぞ!」の前に「どうやら凄いらしいけど、自分はそう感じれるだろうか?」という不安感が薄いベールのように被さってくる。 場合によっては「どこが凄いと思われてるんだろう?」という第三者目線になってしまい、物語に入り込めないなんて事になる。 映画漫画、アニメにどっぷりという訳でも無いので「話題になってるから観る」という行動も問題があるんだろう。 たまたま夕方の放送で第一話を観てしまったエヴァや、何となく手にした小説版の閃ハサ、レンタルで適当に借りた中に混じってたメメントやマッチスティック・メンに感じた自分自身の「これは凄いぞ!」を再

    「これは凄いものを観てしまったぞ!」という感動が得られない状況
    runa_way
    runa_way 2021/08/12
    映画漫画小説は金と時間がないとキツいなー。ネットコンテンツは膨大すぎ。テレビアニメなら新作がサブスク配信されるから、毎期のオリジナルorマイナー原作アニメを追ってれば数年に一回は大当たり引けそう
  • 女性が主人公の仮面ライダー

    ヒットする可能性はあると思うけど、非常に難しいと思うのよね。 制作の主眼がジェンダー教育だったりすると、更に厳しい。 アナ雪はそっち方面で大絶賛されたけど、それを受けて制作された続編はさっぱり妖精だったわけで、ディズニーでさえも難しいのである。 ただ、もっと簡単に、主人公が男あるいは女じゃなければ○○じゃない、みたいな強固な性観念に挑戦するというだけであれば、デビルマンレディの例もあるし、実写より漫画・アニメの方がやりやすいと思う。 なので来シーズン、東映には是非、むくつけき男達の熱き死闘を描く『激!!プリキュア一家』か『装甲騎兵プリキュア』を作ってほしいと熱望する次第。 追記:21/08/09 なんで今頃になって注目エントリになっとんねん。 これを書いたときはね、間違いなくフェミニストの人(重言)だと思うんだけど、Twitterで「ライダーの主人公を女にしろ。これを言うと「それじゃ売れな

    女性が主人公の仮面ライダー
    runa_way
    runa_way 2021/08/09
    ヒーローを美少女にするとかっこいい上にエロくて嬉しい!という青年向け作品はFateでも開花のススメでも沢山あるけど、そういう性欲由来のヒーロー女性化はフェミニズム的には大体喜ばれないんだよな
  • 異世界転生物よりパーティー解雇物の方が読者を承認してくれる

    異世界転生ものってあるでしょ。あれは、現実世界ではうだつが上がらない平凡なあるいは平凡以下の人間が、異世界では圧倒的な能力を発揮して無双できるというのが基構造。「いまの自分の能力で無双できる」パターンも「転生時に新たな能力を獲得して無双できる」パターンもあるけど、これって所詮は別世界の話なんだよね。日々の生活で、周囲の人達から自分が期待するような承認が得られないことに不満を感じたり屈してる読者からすれば、無敵になった主人公の活躍を通して一定のカタルシスは得られるけど、どこかに虚しさも伴う。なんせ異世界に行っちゃった時点で最初から圧倒的にすごい人なので、『見返す』とか『ざまあ』みたいなスカッと感が演出できない。すごい人がすごいことをしてみせて、知らない人達に感心されたりビビられたりしたって、それは予定調和でしょ。 その点、パーティー解雇物っていうのはいいよ。なんせ、解雇される前もされた後

    異世界転生物よりパーティー解雇物の方が読者を承認してくれる
    runa_way
    runa_way 2021/05/12
    解説内容自体は各所でそこそこ見る分析だけど、文体にドライブ感があってやたら読み心地がいい増田。
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