資生堂は3月23日、化粧品の箱詰めなどを行う同社の掛川工場(静岡県掛川市)に、産業用人型ロボットを3月から試験導入したと発表した。形や材質が異なる複数のパーツを、人間の作業者1人と人型ロボット2台が一緒に組み立て、最終製品に仕上げるという。工場への人型ロボットの導入は「化粧品業界では世界初」(同社調べ)。 人型ロボットが化粧品ケースの組み立てなどを行う一方、人間の作業員は細かい傷などを発見する検品作業に専念。品質の向上につなげる。ロボットを使った生産ラインの開発には、産業用ロボットを手掛けるグローリー(兵庫県姫路市)が協力した。 資生堂によれば、化粧品の生産ラインは、組み立てる材料が多い上に、レーベルの貼り付けなど工程が複雑で、機械による代替が進んでいなかったいう。今回のロボットの導入で人手に頼った生産体制を見直し、労働力不足などに備えた「人とロボットの協働作業」を目指すとしている。 関連
YouTubeの動画説明文によれば、新バージョンのAtlasは電動で油圧駆動。本体と両足にはバランスをとるためのセンサーが、LADARおよびステレオセンサーが頭部に搭載され、障害物を避けて地形を予測し歩行に役立ている。身長は1メートル75センチ、体重は81.6キログラム。 関連記事 Boston Dynamicsの犬型ロボット、サンタのソリのトナカイに 犬型ロボットがトナカイの角を付けてサンタのソリをさっそうと引く動画を、Google傘下のロボットメーカー、Boston DynamicsがYouTubeで公開した。 走りながらハードルを飛び越える四足ロボット MITが実験に成功(動画あり) 米マサチューセッツ工科大学(MIT)が、DARPAの出資で開発する四足歩行ロボットで、秒速2メートルで走りながら前方の障害物を検知し、歩幅などを調整して飛び越える実験に成功し、動画を公開した。 有名人や
ディズニーと、スイス連邦工科大学が、壁を走行するロボット「VertiGo」を発表しました。まるでNASAが開発したヤモリロボット「Gecko」みたいですが、「吸着する足」は存在していません。 では、VertiGoはどうやって重力に抗っているのかというと、プロペラの力を使っています。操作可能な上部2つのプロペラを逆回転させて壁に吸いつかせ、そのままの状態で壁を上ることができるのです。 これらのプロペラは、車が走行するときに牽引力を向上するために下方への力を生み出す空気力学的な機能と似ています。VertiGoの上部のプロペラは遠隔操作が可能で、簡単に垂直面から水平への移動が行えます。 ロボットを吸着させるには、走行する表面がなめらかな必要はありますが、プロペラを回転させるバッテリーが持続する限り、VertiGoは落ちません。 source:Disney Research Andrew Lisz
ロボット開発企業のスピーシーズは12月17日、模型ホビーを手掛けるボークスと共同で「動くドール:Dollfie ハニー」を発表した。全身の関節をワイヤーで駆動し、スリムな人形を静かに動かせる。12月に基本開発を終え、商品化を進めるという。 スピーシーズのロボット技術「Motion Figure System」を応用し、全身28軸の関節を特殊なワイヤー駆動方式で動かす。サーボモーターや制御用CPUを台座部分の「からくりユニット」に収納し、従来のロボットでネックだったモーターの重量や音を解消し、スリムな骨格ながら静かな動作を実現した。 ボークスが販売する60センチドールシリーズ「Dollfie Dream」と同等のサイズで。同シリーズの衣服や頭部をそのまま転用でき、繊細なドールの外観や肌触りを実現したという。 シングルボードコンピュータ「RaspberryPi」の基板を実装して、LINUXでソ
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