デンソー、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)、立命館大学は12月23日、ディープラーニングを活用し、人とほぼ同じ速度でリンゴやナシなどを収穫するロボットのプロトタイプを開発したと発表した。果実1個につき11秒で収穫でき、収穫にかかる労働時間を3割以上減らせるという。 果実のなる枝をV字状に伸ばした木のリンゴ、ニホンナシ、セイヨウナシを収穫できるロボット。自動走行車両がレーダーで木を検知しながらロボットをけん引し、2本のアームが果実を傷つけない程度の力でつかみ、回転させてもぐ。収穫した果実は車両の荷台に設置した収納コンテナに格納。コンテナが果実で一杯になると、空のものと自動で交換しながら収穫を継続する。 ディープラーニングによって果実を認識し、自動で収穫する。ニホンナシでは熟した果実のみを判定し、収穫できるという。アーム同士が接触しないように動くアルゴリズムを構築し、人とほぼ同じ速度
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