4度の全日本バレーボール高等学校選手権大会(以下、春高バレー)出場を誇る福岡県の西日本短期大学附属高等学校(以下・西短)の女子バレーボール部で起きた指導者の暴言、モラハラ問題。『NEWSポストセブン』の取材で、女子バレー部を約40年間率いてきた同校の監督(60代)とOGの女性コーチ(30代)がそれらの不適切指導を保護者らから問題視され、昨年9月末に辞職していたことは前編で報じた通り。【前後編の後編。前編から読む】 厳しい練習を終えて寮に戻っても、理不尽な“悪しき伝統”が部員たちを追い詰めていた。バレー部関係者が打ち明ける。 「練習中に監督やコーチから集中砲火を浴びた部員とは誰も会話してはいけない、というのが暗黙の了解でした。ターゲットは日によって変わり、寮に戻ると全員から無視されます。部員たちも指導者に従うしかなかった。コーチに告げ口する子もいて、報復を恐れて無視されている子を助けることが
政府が議論を進める「少子化対策」。 若い世代はどう考えているのか、日本財団が18歳前後の若者に行った調査では、「将来子どもを持つと思う」という回答は46%で、その半数以上が「金銭的負担」や「仕事との両立」が壁になると答えたことが分かりました。 日本財団は去年12月に、17歳から19歳までの1000人を対象に、働き方や子育てなどの価値観についてインターネットで調査を行いました。 その結果、「将来子どもを持ちたい」という回答は59%でしたが、「実際に将来子どもを持つと思うか」については、 ▽「必ず」もしくは「多分」、「持つと思う」が合わせて46%、 ▽「多分」もしくは「絶対」、「持たないと思う」は合わせて23%、 ▽「わからない」「考えたことがない」は合わせて31%でした。 このうち、「持つと思う」と答えた人に、子どもを持つうえでの「障壁」を複数回答で聞いたところ、 ▽「金銭的な負担」が69%
周辺住民に対し注意を呼び掛けている北海道警北署 2月3日午後7時20分ごろ、札幌市北区北24条西5丁目付近の路上で、札幌北高校の女子生徒3人が帰宅途中、突然男から背負っていたリュックをうしろに引っ張られました。 男は女子生徒らに「おじさんのつまらないダジャレ聞いて」などと声をかけたあと、「北高から来た子」とダジャレのような文言を言い放ち、そのまま立ち去ったということです。 生徒らにケガはありませんでした。 警察によりますと、逃げた男は年齢70代くらい、身長165センチメートルほど、中肉、白髪、オレンジ色ダウン、黒色のズボンを着用していました。 警察は不審者を目撃した際には、安全な場所に避難し、すぐに110番通報するよう呼びかけています。
「でも『YouTuberはもうオワコンで稼げない』ってみんなが言ってる。そうなのかと思って、ちょっとがっかり」と、ある小学生は肩を落とす。「なりたいと思っていたけど、稼げないんじゃなあ……」 子どもの間で話題になるほど、YouTuberの減収には多くの人が関心を持っているようだ。 収益が20分の1に減った人気YouTuberも ラファエルは、2014年にスタートして以来、登録者数180万人を超える人気YouTuberだ。ところが、昨年12月に更新されたYouTube「令和の虎CHANNEL」で「広告収入は10分の1ぐらいになっています」と激白、「YouTuberという、YouTubeで収益を上げて稼ぐビジネスモデルは終わる」とまで断言している。 同じくYouTuberのシバターも、FLASH編集部のインタビューに対し、2017年11月の総視聴回数は約1200万回再生だったが、2022年11
きっかけは、1月29日にSNSで拡散された動画だ。 動画には、回転寿司チェーン「スシロー」のボックス席に座った金髪の少年が、備えつけの醤油の差し口や未使用の湯呑みを舐めまわして元の位置に戻したり、回転レーン上の寿司に、指につけた唾液を何度も擦りつける様子が映っていた。 【別写真】ネットに拡散した “ペロペロ高校生” の動画 翌30日、「スシロー」の運営会社「あきんどスシロー」の親会社である「フード&ライフカンパニーズ(以下、F社)」の株価は暴落。一時は時価総額で170億円が吹き飛んだ。 回転寿司評論家の米川伸生氏が語る。 「今後は、注文品が届いたときだけゲートが開くシステムを導入するなど、当人以外が寿司にさわれないシステムを導入するしかないでしょう」 F社に本誌が問い合わせると、電話がようやく繋がったのは、週末の夕方だった。 「取材だけでなく、お客様からのお問い合わせもたくさんいただいてお
レーン上の他人の寿司を食べたり、醤油ボトルの注ぎ口を舐めたり、寿司につばをつけるなど、回転寿司店で、客の迷惑行為を撮影した動画がSNSで拡散を続けている。 被害に遭った「スシロー」では、運営会社が行為の当事者と保護者から直接の謝罪を受けたものの、それを受け入れず、民事・刑事で法的措置をとる考えを表明した。 もしも、損害賠償を求める裁判を起こされた場合、それが億単位・数千万円単位であっても、このような迷惑行為では「自己破産」しても支払いの責任を免れないことがあるという。 バカな行いで一生を棒にふることがあるかもしれず、本当に注意が必要だ。 ●断じて許さない…回転寿司大手がこぞって法的措置を検討 「スシロー」だけでなく、同様の迷惑行為が確認された「はま寿司」も警察に被害届を提出し、「くら寿司」でも過去に撮影された動画をめぐって警察に相談するなど、業界をあげて断固として迷惑行為を許さない姿勢がみ
新型コロナ対策としてのマスク着用をめぐり、政府は卒業式や入学式では感染リスクは高くないとして、着用を推奨しないことなどを検討していて、専門家の意見も聞いたうえで、今月中のできるだけ早い時期に結論を得たい考えです。 政府は、新型コロナの感染症法上の位置づけを5月8日に、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行するのを見据え、マスクの着用を個人の判断に委ねることを基本とするよう見直す方針で、与野党双方からは、卒業シーズンを控え、学校現場では先行してルールを緩和するよう求める意見が出ています。 こうした中、政府は卒業式や入学式では式典中に継続的に会話が行われる状況が想定されず、体育館などは換気をしやすいことなどから、感染リスクは高くはないとして、一定の感染対策を講じることを条件に、マスクの着用を推奨しないことを検討しています。 この場合でも、着脱を無理強いすることがないよう求める考えです。
信じ難いが、本当だ。「アップル」の共同創業者スティーブ・ウォズニアックは午前中、一度も携帯電話を見なかった。2度ほど、時間を確認するかのように手首を動かしはした。少し“カンニング”したのかもしれないが、それでも携帯電話そのものをポケットから出すことはなかった。 【画像】 若かりし頃のジョブズとウォズニアック 70年代末のギークで、世界初のパーソナルコンピュータを開発したとされ、スティーブ・ジョブズと仲違いするまでは親友で、かつてSFだった世界を日常にした技術革新の立役者の一人。その人物が、2時間あまり携帯電話を見ずに過ごしたのだ。 「ボトルから直接飲むよ」と言って水をオーダーしたウォズニアックは、物腰の柔らかな人物だ。 孤独で内気で、周囲に理解されにくい子供だったという彼は、人ごみが嫌いだ。大勢の人がいる場所は避けるという自らの習慣を、これまで一度だけ破ったことがある。それは、ミラノでコー
日本人の実に9割が抱えているという「老後不安」「年金不安」だが、それを煽ったのは"老後2000万円騒動"だった。 【写真】年金を「60歳、65歳、70歳、75歳」から「一番お得にもらうテク」…! しかし、じつは「老後2000万円問題」は統計の取り方によって過大に煽られた数値であり、現在に当てはめると「老後690万円問題」になるということはあまり知られていない。 「老後不安」を感じる人の多くは、自分が勤めている会社の退職金がどんな制度なのか知らず、自分がもらえる年金がいくらなのかすら把握していない人が多い。正しい知識さえ持てば、じつは老後不安も年金不安もスッキリ解消できる。 このほど『役所や会社は教えてくれない! 定年と年金 3つの年金と退職金を最大限に受け取る方法』を監修したマネーの達人・大江加代さんと、その夫で経済コラムニストである大江英樹さんがその“凄テク”を教える。 「年金」とひと
イタリアで、マフィアへの捜査を指揮していた検事の殺害事件に関与したとして殺人の罪などで終身刑を言い渡されたものの、およそ30年間にわたり逃亡を続けていたマフィアのトップが南部シチリア島で逮捕されました。 逮捕されたのは、イタリア南部のシチリア島のマフィア「コーザ・ノストラ」のトップ、マッテオ・メッシナデナロ容疑者(60)です。 イタリアの警察当局によりますと、メッシナデナロ容疑者は16日、病気の治療でシチリア島のパレルモにある病院にいたところ、身柄を拘束されたということです。 メッシナデナロ容疑者は、1992年に起きたマフィアへの捜査を指揮していた検事2人の殺害事件などに関与したとして、殺人の罪などに問われ、本人不在のまま行われた裁判で、終身刑が言い渡されたものの、およそ30年間にわたり逃亡を続けていました。 警察当局は、メッシナデナロ容疑者をイタリアの最も重要な指名手配犯の1人として行方
えべっさんの総本社・西宮神社(兵庫県西宮市)で3年ぶりとなる「福男選び」が10日早朝にあり、「一番福」を神戸市北区の大阪商業大学4年の植本亮太さん(22)が手にした。「二番福」は兵庫県警機動隊員の北野壱真(かずま)さん(25)=西宮市、「三番福」は大阪経済大学1年の田中大翔さん(19)=大阪府岸和田市=だった。3人の喜びの声は以下の通り。 【写真】スタートからぶっちぎった植本さんが一番福に ■一番福・植本亮太さん -どんな福男になりたいか。 「運が良くてこの場に立っていられる。皆さんに福を分け与えられるように頑張りたい」 -挑戦の動機は。 「前回も参加したが抽選で外れたので、今回が初挑戦になる。友人と一緒に運試しのつもりで参加した。こんなに多くの方が集まるとは思っていなくて驚いた」 -福男選びが2年連続で中止になったコロナ禍をどう過ごしていたか。 「中止になっているというのはあまり知らなか
自宅と職場や学校の往復だけに終わっていないだろうか――。高齢化が進む中、仕事や子育てを終えた後にも孤立することなく人と交流できる仕掛けが求められており、石川県輪島市の共生施設の取り組みなどが注目されている。 首都圏に住む60~74歳の男女1236人を対象に、「退職後に自宅以外で定期的に行く場所があるか」と聞いた日本経済新聞社・産業地域研究所の調査(2014年)では、男女ともに1位は図書館で、男性の2位は「見つからない・特にない」、3位が「公園」。女性は、2位が「スポーツクラブ」、3位が「親族の家」だった。 また、内閣府の2018年度の調査では、半年以上自宅に閉じこもる「ひきこもり」は40~64歳が全国で推計61万3千人。15年度調査で判明した15~39歳の推計54万1千人を上回った。 7割以上が男性で、ひきこもり期間は7年以上が半数を占めた。ひきこもりになったきっかけは、「退職した」が約3
「ショートショート・フィルムフェスティバル&アジア2016」での上島竜兵(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ) 2022年大晦日に放送された『紅白歌合戦』(NHK)では、純烈×ダチョウ倶楽部のコラボに有吉弘行が参加し「白い雲のように」を歌った。 歌う前、なぜ今回出ることになったのかを聞かれ、同曲をリリースした25年前には『紅白』に出れず「こんなチャンスを逃すわけにはいかない」と語った有吉だが、2022年5月11日に上島竜兵が亡くなったという悲しい出来事がなければ、きっと有吉が出ることはなかっただろう。 歌った後、「有吉さん、ステージからのペンライトが星のように綺麗でしたけれども、そちらからの景色いかがでしたでしょうか」と櫻井翔に聞かれ、「上島も喜んでおります」と笑った。 「竜兵会」という拠り所 よく知られているように上島竜兵と有吉弘行の関係は深く強い。 「吉本に入って立派
帝京大学は12月28日、学生へのアカデミックハラスメントがあったとして、同大学経済学部経済学科の60代男性教授を同26日付で諭旨解雇の懲戒処分にしたと発表した。この教授による学生への不適切な発言がSNSに投稿され、批判が高まっていた。 【画像】男性教授が学生に送ったメール文面 処分の理由として、同大学は「当該教員による学生への不適切な対応は、教授たる絶対的優位の地位にあるものの学生に対するハラスメント(パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、アカデミックハラスメント)言動、かつ本学の教授職にあるものの保つべき品位、品格、高潔さを甚(はなは)だしく損なうことが認められた」としている。 今回の問題は22年11月、男子学生のTwitter投稿で判明した。ゼミの学生募集に関して、応募者を女子と勘違いした教授が「男子には内緒ですが、女子は基本的には応募=採用です」などと記したメールを学生に送信。
兵庫県伊丹市役所を今月、市内に住む高齢男性が訪れ、子育て支援課の窓口にポリ袋を置いた。中身は帯が付いたままの現金計1千万円。自身には子供がいない男性が、「地域の子供たちに何かできることはないか」と考え、市に持参した寄付金だった。突然の寄付に市側は驚きながらも「大切に使いたい」とし、26日に感謝状を贈る予定だ。 【表】「4人家族で1カ月に必要な金額」京都総評の試算と内訳 男性は伊丹市の理容師、古田喜久治(きくじ)さん(79)。21日午前10時ごろ、1人でふらりと同課を訪れ、窓口のカウンターにトートバッグから取り出したスーパーのレジ袋を無造作に置いた。窓口の職員は最初、中身が分からなかったが、半透明の袋から札束が透けてみえると「大変や」と驚き、慌てて別室にいた佐藤直子課長を呼びに行った。 佐藤課長も「目の前で1千万円の現金を見たのが初めてで驚いてしまった」。気持ちを落ち着かせながら寄付金の用途
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