自宅と職場や学校の往復だけに終わっていないだろうか――。高齢化が進む中、仕事や子育てを終えた後にも孤立することなく人と交流できる仕掛けが求められており、石川県輪島市の共生施設の取り組みなどが注目されている。 首都圏に住む60~74歳の男女1236人を対象に、「退職後に自宅以外で定期的に行く場所があるか」と聞いた日本経済新聞社・産業地域研究所の調査(2014年)では、男女ともに1位は図書館で、男性の2位は「見つからない・特にない」、3位が「公園」。女性は、2位が「スポーツクラブ」、3位が「親族の家」だった。 また、内閣府の2018年度の調査では、半年以上自宅に閉じこもる「ひきこもり」は40~64歳が全国で推計61万3千人。15年度調査で判明した15~39歳の推計54万1千人を上回った。 7割以上が男性で、ひきこもり期間は7年以上が半数を占めた。ひきこもりになったきっかけは、「退職した」が約3
写真を加工すれば、私たちが理想とする見え方へと変えてくれます。ノートの写真を共有する時、全く加工しない場合と加工した画像を比較してみてください。 多くの人は加工後の方が見やすいと答えるでしょう。明るさやコントラスト、彩度や射影変換などを調整することで、画像は見やすくなります。 思い出は全て「加工の顔」に加工すればかわいい顔や美しい顔、若く見える顔、面白い顔にできます。私や友人は、顔の写る写真にスタンプを貼り、SNSに上げる際に自分が特定されないように工夫します。アプリのフィルター機能を使って顔を変顔にして、面白い写真を作ったりもしています。 ただ、私は自分たちの顔を加工した写真ばかり残した結果、中学時代の同級生との思い出写真では、お互いの元の顔が見れなくなってしまいました。元の写真を残しておけばよかったと後悔しています。 景色を加工すれば実物以上に美しく、強調もできます。オリジナルと強調し
10月6日夜、名古屋上空を飛ぶスカイマーク国内便で、機長のアナウンスが始まりました。目的地までの飛行ルートなどを一通り説明し、「私事ですが」と断って話し始めたのは、14年前の少年との出会いでした。「どうしたらパイロットになれますか」という会社宛てのお便りに返事を書いたこと、手紙やメールのやり取りが長く続き、その後航空大学校に進んだこと。その彼が夢をかなえ、今この便に乗客として搭乗している、と。「これからは同じ職業の仲間です」。アナウンスを終えるころ、祝福とエールの拍手が機内に響きました。 【写真】アナウンスした機長とパイロットの夢をかなえた男性 スカイマークによると、この便は仙台発神戸行SKY157便。アナウンスしたのは浅井機長でした。機長のサプライズに心動かされたある乗客が、「良い便に乗れた」とこのドラマをツイートすると、1万4千以上のいいねが付きました。 ■157便を思い出してほしい
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