「クルマで行くところ」じゃなくなる! 富士スピードウェイに高速バスでた 小田急ハイウェイバスが2024年6月1日から、富士スピードウェイを中心とした富士モータースポーツフォレストへ、新宿からの直通高速バスの運行を開始しました。新宿から同施設へ直通する初めての公共交通機関となりました。 小田急高速バス。御殿場・箱根線が新たに富士スピードウェイホテルへ乗り入れた(乗りものニュース編集部撮影)。 新宿―御殿場・箱根を結ぶ小田急ハイウェイバス箱根線のうち2往復が、富士霊園・富士スピードウェイホテルに乗り入れを開始しました。これを記念したラッピングバスの運行も始まっています。 御殿場市の北側、静岡県小山町に位置する富士モータースポーツフォレストは、国際サーキットである富士スピードウェイを中核としたエリア開発が行われており、2027年度に新東名高速の新秦野ICー新御殿場IC間が開通すると、アクセス性の
【読売新聞】 横浜市は70歳以上が割安で交通機関を利用できる敬老特別乗車証(敬老パス)について、ICカードに切り替わった2022年10月から1年間の利用状況の分析結果を公表した。 敬老パスは所得に応じ、2万500円までの負担で市営や
もはや早朝というより“丑三つ時”、午前2時45分の「始発便」がまもなく誕生します。しかし、たぶん日本一であろう、もっと早い始発便も同じ会社が運行。そこには確かなニーズがあるそうです。 2時45分にバス乗って東京駅へ 鉄道の始発便は、どんなに早くても朝4時台からですが、高速バスでは、それより早い便も少なくありません。2024年6月1日からは、なんと「2時45分」始発の東京駅行き高速バスが誕生します。 なぜ、それほど朝が早いのでしょうか。どのような需要があるのでしょうか。 拡大画像 日本中央バスが東京駅行きの“超・早朝便”を運行する(画像:日本中央バス)。 「2時45分発」の高速バスは、群馬県の「日本中央バス」が運行する前橋・高崎―池袋・新宿・東京駅線に新設されます。前橋バスセンターを2時45分に出発し、前橋駅3時00分発、高崎駅は3時25分発。埼玉県内や東京都内では途中停まらずに東京駅へ直行
国土交通省は、旅行や送迎などに使われる貸し切りバスの安全対策を4月から強化する。過労や酒気帯びの有無を確認する運転手点呼の様子を動画で撮影し、保存するよう義務付ける。重大事故を起こした事業者の大半は点呼をしていないなど運行管理が不十分で、点呼記録の改竄(かいざん)事例も判明。デジタル技術を活用して管理を徹底させ、不正を防ぐ。 点呼は乗務前後などに運行管理者が実施。現在は書面や電子データで状況を記録しているが、ずさんな点呼を防ぐため、音声を含む動画を撮影し90日間の保存を義務とする。点呼記録は電子データのみとし、保存期間は1年から3年に延長。国は監査や巡回指導時、確実に点呼が行われているかチェックする。 アルコール検知器による飲酒チェックは、運転手の顔が分かる写真を撮影し、90日間保存する。点呼時の映像で分かる場合、写真は不要とする。 走行時間や距離、速度を記録する運行記録計はデジタル式への
新エリア「魔女の谷」を含む全5エリアで営業を始めたジブリパークがある愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)で16日、スタジオジブリの映画「となりのトトロ」に登場する「ネコバス」をイメージした電動低速車両の運行が始まった。ジブリパークは全面開業に伴い、エリア別だったチケットを、全エリアを観覧するタイプなど3種に刷新した。 ネコバスは「本物」に近づけるためつや消しを施し、毛並みを意識したふわふわした座席を採用。暗くなると猫のように目の部分が光るなど細部にこだわりがある。 トヨタ自動車の車両で、ナンバーはトトロにちなんで「と 10 6」。一般利用者が歩かない1・9キロの園内通路を片道10分で走る。 チケットは5エリアを観覧できる「大さんぽ券」が平日大人3500円。5エリア入場に加え、特定の建物内部の観覧もできる「大さんぽ券プレミアム」が同7300円で、屋外4エリアのみの「さんぽ券」は同1500円。
小田急バス(東京都調布市)は、京浜ブロック(東京都区内、川崎・横浜市内)の路線バスの初乗り運賃を6月から20円引き上げ大人240円とする方針を発表した。2月26日、国土交通省関東運輸局に上限運賃変更の認可申請した。 現行の大人初乗り運賃は現金・ICともに220円。川崎市内については昨年5月に210円から220円に引き上げており、再度の引き上げとなる。 同社によると都区内と横浜市内の運賃改定は、消費税率変更によるものを除くと27年ぶり。新型コロナウイルス禍に伴う公共交通の利用減少や、2024年問題を控え、運転士や整備士不足が顕著となっていることから、運賃引き上げによる賃上げや処遇改善が必要と判断した。
今月2日、東京駅から銀座、晴海、豊洲市場などを経由して東京ビッグサイト付近に至る都心部・臨海地域地下鉄(臨海地下鉄)の運行事業者について、現在りんかい線を走らせている東京臨海高速鉄道が選定されたというニュースがありました。理由として挙げられたのが羽田空港へのアクセスで、JR東日本が昨年工事を開始した「羽田空港アクセス線」3ルートにりんかい線が含まれていることを重視したそうです。 羽田空港アクセス線については、3つのルートが合流する東京貨物ターミナル駅にスポットを当てた記事を「東洋経済オンライン」に書きました。興味がある方は読んでいただければと思いますが、臨海地下鉄に話を戻すと、現地の交通事情にくわしい人は、2020年にプレ運行をスタートした東京BRT(バス高速輸送システム)と競合する路線であることに気づいているはずです。 東京BRTのオフィシャルサイトはこちら東京都「都心部・臨海地域地下鉄
全ては「エキスポ後」のハナシ。 鉄軌道からバスへ 「上瀬谷ライン」じゃなくなる! 横浜市都市整備局は2024年2月13日、建築・都市整備・道路委員会を開催し、市西部に整備する「新たな交通」について発表しました。 拡大画像 旧上瀬谷通信施設地区周辺。中央を貫く環状4号線を中心に再開発される。この環状4号線に鉄軌道を導入する計画だった(画像:Google earth)。 同局によると、この計画は鉄軌道で計画されていた通称「上瀬谷ライン」の代わりになるものだそうです。それをさらに発展させ、より広域を結ぶ交通機関とする構想が披露されました。 「上瀬谷ライン」は、2027年3月に「GREEN×EXPO 2027」(横浜国際園芸博覧会)の開催が予定されている旧米軍上瀬谷通信施設地区(瀬谷区・旭区)と、最寄り駅になる相鉄線の瀬谷駅を結ぶ鉄道交通として計画されていましたが、2021年、事業参画を打診された
横浜市は13日の市会常任委員会で、上瀬谷通信施設跡地(瀬谷、旭区)と相鉄線瀬谷駅周辺を結ぶ交通手段として、次世代型のバスを導入すると報告した。跡地で2031年ごろに開業する大型テーマパークの来場手段を確保する。さらに、一帯を含むエリアを公共交通が脆弱(ぜいじゃく)な「交通空白地域」と位置付け、延伸などによって新たなバスネットワークを構築する計画も明らかにした。 【地図】横浜市の新たなバスネットワーク構築計画 市によると、導入するのは自動運転技術を活用して隊列走行する連節バス。最大3台をセットで走らせることで、1時間に片道9千人を輸送可能とみている。1台の乗車定員は100人強で、利用者が少ない時間帯は後続のバスを切り離す形を想定しているという。 総事業費は現時点で466億円に上る。国費の活用により、市の負担を半額程度に抑えたい意向も示した。バスは「EV(電気自動車)、FCV(燃料電池車)が基
人口減少や社会の高齢化など地方を取り巻く環境が厳しくなる中、地域公共交通は運転士不足や利用者減少で存続が危ぶまれるものが少なくない。国土交通省は2023年を地域公共交通の再構築元年と位置付け、10月に地域公共交通活性化再生法を改正。事業者と地元自治体、国が一体となって、その地域の将来に望ましい公共交通のあり方を実現する仕組みを整備した。 再構築協議会は事業者、自治体の双方から国に対し設置を要請でき、要請に基づき国交相が関連事業者や道路管理者などの関係者を集めて開催する。これまでにも赤字ローカル線について事業者と自治体が話し合う協議会の枠組みはあった。しかし、議論が紛糾し時間切れで鉄道が廃止されたり、そういう事態を危惧して自治体側が協議会の設置を棚ざらしにするケースも少なくなかった。 こうした事態を避けるために新制度を設けた。「事業者任せ、地域任せにせず、持続可能な地域公共交通は何かを国が責
バスは鉄道の代替交通として成り立たない 2022年3月に廃止の方針が決定された北海道新幹線「並行在来線」の長万部―小樽間について、深刻化するバスドライバー不足を背景としてバス転換協議が中断に追い込まれた。バスドライバー不足は地方だけの問題ではなく都市部でも深刻化しており、2023年9月になり大阪府富田林市などの4市町村で路線バスを運行する金剛自動車は、突如として路線バス全路線の12月20日での廃止を発表。地域社会に混乱を与えている。 すでにバスは鉄道の代替交通として成り立たない時代に突入していると言っても過言ではない状況だ。最近では石川県金沢市などを走る北陸鉄道石川線が赤字のため存廃協議を行っていたが、「バス転換が難しい」として公費投入による存続が決定した。これまでのケースでは鉄道を廃止・バス転換したところで、鉄道旅客の大半はバスではなく自家用車に流れ、鉄道転換バスの乗客は鉄道時代の半分以
郡司芽久(キリン研究者) @AnatomyGiraffe Anatomist / Morphologist.東洋大学助教。博士(農学)。小さい頃からキリンが好きで、2017年3月に念願のキリン博士になりました。動物(特にキリン)の体の構造や動きの研究をしています。 著書→キリン解剖記(ナツメ社2019)・キリンのひづめヒトの指:比べてわかる生き物の進化(NHK出版2022) megugunji.wixsite.com/giraffesneck 郡司芽久(キリン研究者) @AnatomyGiraffe 先日多摩動物公園に伺った際、多摩のライオンバスは京王バスの運転手さんが運転していることを教えていただいた。普通に街中のバスを運転していた方が異動してくるそうで、「このバスには酔っ払いもイライラしている人もいなくて、みんながニコニコしていて天国みたいな所だ」という感想になるらしい🦁 2023-
フツーに都市間バスとしても有能? 吉祥寺~草津温泉に高速バス 関越交通と関東バスは2023年11月6日(月)、高速バスの新路線として「吉祥寺~草津温泉線」を11月20日(月)から運行すると発表しました。 吉祥寺駅北口(乗りものニュース編集部撮影)。 東京側で吉祥寺駅、群馬県側でJR渋川駅、中之条駅入口、草津温泉バスターミナルに停車します。1日2往復の運行で、草津温泉着は11時と17時。日帰りでも宿泊でも利用できるかもしれません。なお、通年での運行です。 さらにこの路線を使って、「伊香保温泉」「四万温泉」へ足を延ばすことも可能だそう。伊香保温泉へは、渋川駅から関越交通の路線バス「渋川駅~伊香保温泉線」に乗り継ぎ約25分、四万温泉へは、中之条駅入口から同路線バス「中之条駅~四万温泉線」で約35分だといいます。今後、渋川・伊香保エリアではお得なフリー乗車券がありますが、今後は四万温泉エリアでも同
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