JR渋谷駅前でロシアへの抗議活動をする在日ウクライナ人や避難民ら。国歌を聞きながら涙を流す女性の姿もあった=24日午後、東京都渋谷区(鴨川一也撮影) ロシアのウクライナ侵略から2年となった24日、東京都渋谷区で、戦争反対や平和を求めてロシアへの抗議デモが行われた。在日ウクライナ人やウクライナからの避難民ら参加者は、国旗を広げながら「ウクライナに平和を」「戦争を止めよう」と声を張り上げた。 家族をウクライナに残し、日本の大学で学ぶクロチク・ミヤさん(19)は「(西部の)リビウの大学に入学したが、勉強できなくなり、離れた」と振り返り、「安全な日本でチャリティーイベントやウクライナ文化を発信し、母国のための支援を続けていきたい」と語った。 南部オデッサ出身という女性(21)はウクライナ国歌を聞きながら、涙を流していた。故郷を離れ、日本でモデルとして働き始めて約3カ月がたったという。「愛する故郷で