ご無沙汰しております。暴力です。 『VRおじさんの初恋』が、先日行われたSF大会内において2021年度Sense of Gender賞を受賞しました。 2021年度 第21回Sense of Gender賞発表! #SOG賞2021 大賞 暴力とも子『VRおじさんの初恋』〈一迅社〉 SOG Hall Of Fame Award 殿堂賞 よしながふみ『大奥』全19巻〈白泉社〉おめでとうございます。受賞の言葉と選考委員のコメントを公開しました。 ジェンダーSF研究会 https://t.co/BJK88nDW3z — ジェンダーSF研究会SOG賞 (@SOGaward) August 28, 2022 選者のみなさま、運営のみなさまありがとうございました。 「SF」「ジェンダー」この二軸から編み出された賞を受賞できたことを大変光栄に思うとともに、自分ごとながら「なぜこの作品が…?」と思う向きも
お疲れ様です。暴力です。 ヘッダーはNHKさんから頂いたドラマ版巨大ポスターで、最近は廊下を通過するたびに野間口さんに見守られながら生活しています。 巷では「ホナミの正体がわかるところがラストなんだろうなあ」 「そろそろクライマックスか?」などともっぱらささやかれているドラマですが、2024年4月11日時点でまだ全32話中の8話であるという事実を皆様には共有したく。 ということで原作読者さんにとっては「ああ~そこまで原作の通りにやるんだ!」というのがある程度見えたタイミングで、その原作者としてドラマ版にも触れていきたいなと。あと、ゼロサムで始まった新連載『VRおばさんの暴力』についてもアピールしていきたいなと! ※このnoteは新連載『VRおばさんの暴力』のPR要素があるため、数百文字に一度『VRおばさんの暴力』のアピールバナーがカットインします。ぜひドラマ版VRおじさんの初恋の次回放送を
世界第2位の「漫画消費国」といわれるフランス。日本漫画が絶大な人気を誇るなか、これまであまり評価されてこなかったのが少女漫画だ。だが、ついに「shôjo」にも光が当てられはじめた。それには、熱烈なファンの力もある。 「絶対にアングレームに行かなくては」──ブログ「Club Shôjo」の管理人、オードリー・マニスカルコはそう決意していた。彼女が興奮する理由は、漫画家・萩尾望都(はぎお・もと)の来仏だ。2024年1月、フランス南西部の街アングレームで開催されたヨーロッパ最大級の漫画の祭典「アングレーム国際漫画祭」では、彼女の栄誉を称え、特別回顧展が催された。 1949年生まれの漫画界の巨匠、萩尾望都は、永遠の若さに囚われた吸血鬼一族を描いた『ポーの一族』(小学館)の作者だ。1970年代に日本で出版されたこの傑作がフランスに上陸したのは、2023年になってからだった。フランス語版を出版したアカ
この記事の3つのポイント 衝撃的な事態になったドラマ「セクシー田中さん」 原作を読んで思い出したのは日比谷焼き討ち事件 委細を知らない人が暴走する背景を考えてみる なんとも衝撃的なことが起きてしまった。日本テレビのドラマ「セクシー田中さん」の件だ。原作のマンガの作者の芦原妃名子氏と、脚本家の方との葛藤がネットで話題になったと思ったら、芦原氏が亡くなられるという事態になってしまった。 なにが衝撃的って、私はこのことが話題になった時点で、「これはものすごく面白いマンガなのではないか」と直感して、原作のマンガ7巻をまとめて大人買いしたのである。さあこれから読むかというところで、作者の訃報が飛び込んできて、茫然(ぼうぜん)自失である。 (編集部注:以下に『セクシー田中さん』について若干のネタバレがあります) 普段ならば『セクシー田中さん』というタイトルと設定で、「あ、オフィスラブコメか。自分には関
男女パーティーで旅をする作品は多い。 大抵メンバーは十代がいる。 こういうときどうしても、月経のことを考えてしまう。 ファンタジーだし月経がない設定のキャラも居るのかもしれないが、哺乳類で勃起があり子作りする世界観だとどうしても……男のなかで紅一点の場合はとくに心配が過ぎってしまうのだ。 別にこれは思想を語りたいわけじゃない。 単純に自分が女性で、十代から月経という厄介なものに悩まされてきた経験があるから気になるだけなのだ。 中世西洋文化が舞台の作品で水回りだけ現代にしたい感覚と大体同じだと思う。うんちその辺に落ちてるの耐えられない。 実際作家が女性の場合、このへんの問題を何らか解決策(ある程度の年齢なら薬を飲む)で描く作品はかなりの数があると思うし、アクシデントや困難として描く場合もある。最近だと暁のヨナ(男性陣のなか十代の紅一点主人公)で見たかな。 こういうのっておそらくは生物的な思考
大きくなったら女の子 御厨稔 【モーニング・ツー読み切り】これは、人類がみな最初は男の子として生まれ、やがて身体が大きく育った人だけが女の子へと変化する世界でのお話。 男子高校生の集と正文は、昔から仲のいい幼なじみ。男友達として、ずっと気の置けない関係を築いてきた。しかし高3の夏休み、集の身体に女性化の予兆が…。性別が変わっても自分達の仲の良さは変わらないはず。そう思っていた集だったが、思春期の欲や周りの視線に振り回され、二人の関係はどんどん変わっていってしまって…!?
「男女あべこべ」あるいは「貞操逆転」などと呼ばれるジャンルがある(以下「貞操逆転」で統一する)。 いわゆる「性転換」や「とりかへばや」などとは異なり、男女の社会的役割や倫理観がまったく逆転している世界を描くもので、特に性的な価値観の逆転により「女性が性に積極的」「男性は性に消極的」という描写が重視されている。ジェンダーSF的に描かれることもあれば、ただ単にそういうシチュエーションでエロを書きたいだけのこともある。というか現在のところは後者のほうが圧倒的に多い。 この記事では、そうした「貞操逆転」というジャンルがどのように発展してきたかを考えるために、備忘録程度にだが代表的な作品をまとめてみたいと思う。 沼正三『家畜人ヤプー』 EHSは女権制国家であり、EHSは女系の女子によって相続される女王による君主制国家である。政治や軍事の大権は女性のみが持つ。人間(白人)の女性に代わって出産をする子宮
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https://www.pixiv.net/artworks/72648745 この人の作品は本当に凄いな 可愛い絵柄で、不美人な女の性欲と承認欲求という誰もが直視したがらないテーマを生々しく描いている プロデビューしてメジャー媒体に載せられて、タコピーの原罪のように話題になってもいいレベルだと思う こういうふうに非モテ女性の性欲を描写した漫画には、私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!もあるが、 あれは途中からソフト百合漫画にシフトしていったし、当事者からの「本当の喪女はこんなんじゃない」という声が強かったからなー でも実際には女にも性欲はあるし、こういうふうにそれが満たされなくて異常行動をして周囲からもハブられる女性も絶対にいる筈なんだよ この漫画で凄いのは、主人公の性被害体験を、主人公にとって全面的な不幸としては描いていないところ。 そこが山岸凉子の天神唐草とも違い、現代的な深み
「女性が陰部を見せることで魔を祓う」という伝承に関する、本しゃぶり(honeshabri)さんのエントリを拝読したので、それに便乗して、思い出した雑多なことを書き残す。先に断っておくが、かなりくだらない話が多い。 中田雅喜(なかた・あき)という女性漫画家がいるのだが、彼女の代表作の一つで、80年代に成年向け雑誌『漫画ブリッコ』に発表した連載作品を一冊にまとめた『空は女の子でいっぱい』というタイトルの単行本がある。作品そのものの別名は『真・ダ○ボ』シリーズとも言う。伏せ字にしても意味が無いような気もするが、とりあえず○ィズニーが怖いので、形式的に伏せ字にしておく。 ○ンボと言えば、耳が普通の象よりも大きくて、それで羽ばたいて飛行することが出来る、子象が主人公の物語である。 この『空は―』の主人公である少女も、身体の一部が通常の人間女性よりも大きく、それによって羽ばたいて空を飛ぶことが出来る。
唐突に休載 ↓ 作者のSNSを見に行く ↓ 「産休でしばらくお休みします✨」 死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! はぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ほんと女にコミカライズ担当させるのやめてくれよ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今後女にコミカライズさせるときは「私は絶対に妊娠しません」って誓約書にサインさせなきゃだめだろ~~~~~~~~~~~~~~~~もう~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 妊娠して産休とるような欠陥生物は漫画描いちゃダメだろ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 仕事に責任もてないならもう金輪際関わるなよな~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ボケカス~
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