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ブックマーク / ninomiyateppei.com (12)

  • 理想の切片化を夢見て、主観と客観の狭間を巡る - 二宮日記

    Hearableという会社で、リサーチ業務のお手伝いやリサーチリポジトリの開発をしている二宮です。Research Advent Calendar 2023 の12日目を担当します。 私は事業会社でプロダクトマネージャーとして働いた後、2年前に独立して色々な会社の新サービスや新規事業立ち上げのお手伝いをしてきました。お客さんにやりたいことはあるもののどう進めたら良いかわからない場合や、そもそもニーズがあるのかわからない場合が多く、プロジェクトの多くがまずユーザー調査から始まります。 リサーチして企画してプロトタイプを作って、そのプロトタイプを用いて再度リサーチする。そういうサイクルを回しながら、事業の種蒔きから発芽までを担当してバトンを渡すような仕事です。 色々なプロジェクトを経験するなかで、そうして渡してきたバトンを一時的なものではなく、組織の財産として蓄積していけないかと考えるようにな

    理想の切片化を夢見て、主観と客観の狭間を巡る - 二宮日記
    chira_rhythm55
    chira_rhythm55 2023/12/12
    “ホワイトボードでグルーピングする時には、1つの付箋に収まるくらいの文章量にしたくなります(略)それに伴って解像度の高い細部の情報は削れ、抽象度が上がります”
  • 顧客の声を“聞こえる化”するためにHearable株式会社を作った - 二宮日記

    今日、法務局で登記の申請をしてきた。会社を作るのは1年ぶり2度目になる。まさかこんな短期間に、いや期間の長短に関わらず、また会社を作ることになるなんて、最初は思っていなかった。 去年の6月に二宮企画株式会社を設立して、色々な会社さんから声をかけていただいて、色々な企画の仕事をさせていただいた。最初は仕事を全うするのに精一杯だったけど、だんだんと慣れてきて、また新しいことがしたくなった。 それで去年の年末、村田君に声をかけた。はてな時代に同じチームでサービス開発を共にしたデザイナーで、彼も僕と同じ年に会社を辞め、自分の会社を作っていた。一緒に新しいサービスや新しい事業を作ろうと声をかけると、お互いにお金を出し合って気でやりましょうよと、僕よりもアグレッシブなことを言ってきた。こいつマジだと驚いた。 2人でアイデアを出し合う内、村田君が提案してきたサービス案の筋が良さそうで、それをやってみよ

    顧客の声を“聞こえる化”するためにHearable株式会社を作った - 二宮日記
    chira_rhythm55
    chira_rhythm55 2022/11/18
    “会社を作るのは1年ぶり2度目になる。まさかこんな短期間に、いや期間の長短に関わらず、また会社を作ることになるなんて、最初は思っていなかった。”
  • 会社を作った - 二宮日記

    今日、法務局で登記の申請をしてきた。登記の完了はもう少し先だけど、申請した日が設立日になるらしい。2021年6月9日、ロックの日だ。そして父の命日、9月6日をひっくり返した日でもある。会社の名前は二宮企画株式会社。あまりに普通で何のひねりもない。せっかくだからと、ロゴを作ってコーポレートサイトも作った。 https://ninomiyakikaku.com/ 会社のロゴは、丸に漢数字の二を重ねたもの。これはかつて、父が働いていた佐藤組というゼネコンの作業着に刺繍されていたものをモチーフにしている。丸に漢数字の八を重ねたそのロゴは、幼い頃の僕にとって働く父の象徴だった。キャメル色の作業着と、その左胸に赤い糸で刺繍されたマルハチ印。それが働く大人のアイコンだった。なぜ佐藤組なのに八なのか、わからずじまいだけど。 会社を作るまで 4月15日にはてなを正式に退社してから会社設立まで、1ヶ月半くらい

    会社を作った - 二宮日記
    chira_rhythm55
    chira_rhythm55 2021/06/09
    “面白いことを考えて、みんなを楽しくさせたいし、みんなと仲良くなりたい。だから色んな会社さんの色んなサービスの企画を考えたり、自分でも誰かと何かを作って、みんなの喜ぶところが見たい”
  • はてなを退職します - 二宮日記

    今日が最終出社日でした。溜まった有給休暇を消化して、正式には5月14日をもって退職です。入社したのが2007年5月1日なので、ちょうど14年間働きました。入社当時29歳だったのが今や43歳です。そう考えると長いですね。 僕がはてなに入社した時は、鉢山のインキュベーション施設の一室にオフィスを構える20人くらいの小さな会社でした。Web2.0ブームや梅田さんのウェブ進化論が話題になっていた頃で、憧れの会社だったんですよね。当時ヤフーで働いていて、業界では一番大きな会社だったからベンチャーのスピード感や情報をオープンにしていく姿勢が眩しくて、自分もこんな会社で働きたいと思って飛び込みました。 社内で最初のディレクターだったのではじめは開発チームにはエンジニアとデザイナーしかいなくて、大変だったけど重宝されていろんな仕事をさせてもらえました。14年間の主な仕事をリストアップするとこんな感じです。

    はてなを退職します - 二宮日記
    chira_rhythm55
    chira_rhythm55 2021/03/31
    “会社を辞めて独立することにしました。一応会社を作ろうと思っていますが、これまでの人を雇用して社員を抱え込むような会社じゃなくて、もっとゆるやかな、新しい働き方に適応したような形を模索したいです”
  • 近藤さんと初めて会った日のこと - 二宮日記

    Webディレクター解体アドベントカレンダー24日目の記事です。今日は面接をする時の心得について書きます。 私が最後に面接を受けたのは今から13年と10ヶ月前、2007年の2月でした。場所は当時はてながオフィスを構えていた鉢山のインキュベーション施設の一角、パーテーションで区切られた簡素な会議スペースです。コッシーから始まって次がなおやん、その次に川崎さんがやってきて、最後に当時の社長、近藤さんという順番でした。ドキドキしながら近藤さんが来るのを待っていた記憶があります。 当時はWeb2.0ブームの真っ最中。「ウェブ進化論」と「へんな会社の作り方」が出版されてちょうど1年経った頃でした。私は大きな会社に勤めていて、小さなベンチャー企業が起こしていたムーブメントに憧れていたミーハーなはてなユーザーでした。会社で有志を募って勉強会を主催し、当時Web2.0と呼ばれていた国内外のサービスを社内に紹

    近藤さんと初めて会った日のこと - 二宮日記
    chira_rhythm55
    chira_rhythm55 2020/12/24
    “息を切らせながら「ごめんごめん、お待たせ」と頭を下げながら席につきます。それが近藤さんでした。私はこれまで何度も面接を受けたことがありましたが、面接官が走って会場に現れたことは一度もありません”
  • リモートワークをスイッチに使う - 二宮日記

    Webディレクター解体アドベントカレンダー19日目の記事です。昨日までで最初に立てた目次の内容については一通り書いたので、今日からはWebディレクターの仕事に関係していたり関係していなかったりする雑談で25日まで埋めていきます。今日はすっかりお馴染みになったリモートワークについてです。 私は去年の8月に福岡に引っ越してきて、リモートで仕事をしています。元々は3年くらい前、新しい働き方に挑戦したいと思って週に1日家から働くという試みを始めたのがきっかけでした。 ディレクターというのは仕事の内容が多岐に渡るし、担当しているサービスがあるとその対応で手一杯になってしまい、なかなか新しいことを考えたり挑戦したりしづらくなってしまうという課題を感じていました。サービスの方向性を決めるべき立場の人間がそれじゃだめだと思い、何か良い方法がないかと思って取り入れたのが週1回のリモートワークです。 会社に出

    リモートワークをスイッチに使う - 二宮日記
    chira_rhythm55
    chira_rhythm55 2020/12/19
    “もっと潜って内省の時期だと割り切ることにしました。もう少し長いスパンで考えて、今しばらくは自分を見つめる時期なんだと。”
  • マトリックス型の組織のバランスとスキルマップ - 二宮日記

    Webディレクター解体アドベントカレンダー3日目の記事です。今日はディレクターを取り巻く組織形態のバランスと、スキルマップを用いた横のつながりや知見の共有について書きます。 事業成長とディレクター育成の両立 Webサービスの開発を事業として行う会社の場合、組織形態として機能横断組織と機能別組織のどちらか、もしくはそれらを組み合わせたマトリックス型の組織になっていることが多いと思います。片方の軸がデザイナーやエンジニアなど複数の職種の人たちで構成された事業やプロダクトごとの組織(機能横断組織)、もう片方の軸が職種ごとの組織(機能別組織)になっているやつです。 機能横断型組織は複数の職種の多様なメンバーで構成されるため様々な知見が集まりやすく、新しいことに取り組んだり、サービスドメインの知識が深まることで事業を促進するスピードを出しやすいと言われています。一方機能別組織は特定の職種の専門家のみ

    マトリックス型の組織のバランスとスキルマップ - 二宮日記
    chira_rhythm55
    chira_rhythm55 2020/12/03
    “他のメンバーが横にずらっと並んでいると、この人に比べたら自分はできないから評価を下げようとか、このメンバーが並んでいるところに◎をつけるのはおこがましいとか、そういう遠慮が生まれてしまうことがある”
  • Webディレクターのスキルツリー - 二宮日記

    Webディレクター解体アドベントカレンダー初日の記事です。今日はWebディレクターという職種を定義するために作ったRPG風のスキルツリーとその活用方法を紹介します。あとは関連する他の開発メンバーとお互いの担当範囲を明確にする方法や、スキルツリーをスキルアップに役立てる方法について書きます。 曖昧な仕事 Webディレクターという職種に期待される仕事の内容は、開発に関わる他の職種と比べても非常に曖昧です。そもそも何ですか、ディレクションって。英語を直訳すると方向とか指示とかそういう意味ですけど、概念的でふわっとしています。 ディレクションという仕事に含まれる範囲も様々です。受託でホームページ制作を請け負って進行管理をメインに行うWebディレクターもいれば、既存自社サービスの売上増に責任を負う人も、新サービスの立ち上げに挑戦する人もいて、同じディレクターという名前でもやっている仕事が全然違います

    Webディレクターのスキルツリー - 二宮日記
  • 気持ち - 二宮日記

    こんにちは。株式会社はてなでディレクターとプロデューサーをしている二宮と申します。 はてなのディレクターや企画系のスタッフ、ディレクター経験者がWebサービスのディレクションに纏わるブログ記事をリレー形式で綴っていく「はてなディレクターアドベントカレンダー2016」も日で最終日。そのトリを務めるエントリーでは、日々の仕事の中で、ディレクターにとって一番大事だと感じていることについて書こうと思います。 僕がWebサービスのディレクションをする上で、一番大事だと思っているのは気持ちを持つことです。チームマネジメントや開発フロー選定や進行管理、数値分析やマーケティング、企画やドキュメンテーションやプレゼンテーションなど、ディレクターに求められるスキルは多岐に渡ります。それぞれの手法について学び、守備範囲を広げたり、得意分野を深掘りしたり、自分のディレクション力を高めていくことも大事なことです

    気持ち - 二宮日記
    chira_rhythm55
    chira_rhythm55 2016/12/26
    “困難に直面したり、サービスが失敗して終了してしまったり、厳しく辛いことがあったとしても尚進み続けるには、高額な給与やストックオプションや福利厚生や社内的な地位やブクマ数だけでは、やっぱり持たない”
  • 今年も比叡山インターナショナルトレイルランを走りました - 二宮日記

    あれから1年。去年の第1回大会は、僕にとって初めて参加したトレイルランニングのレースでした。初めてのレースで、制限時間43秒前にゴールに滑り込んだ最終ランナーになりました。その様子を綴ったブログ記事は、RUN+TRAILに5ページに渡って掲載していただき、実家の母が大変喜んでいました。 RUN+TRAIL (ラントレイル) Vol.13 2015年 8月号 [雑誌] 作者: 三栄書房出版社/メーカー: 三栄書房発売日: 2015/07/09メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る あれから1年。色々なことがありました。トレランのレースは、11月にFAIRY TRAIL 高島朽木トレイルランレース、12月に東山三十六峰マウンテンマラソンを走りました。右膝を痛めて走れなかった時期や、仕事が忙しすぎて走れなかった時期もあったけど、週末に早起きをしては京都の色んな山を走ってきました。近

    今年も比叡山インターナショナルトレイルランを走りました - 二宮日記
  • 落書き一歩外へ - 二宮日記

    僕は中学高校といじめられっこで、トイレで殴られたり、バリカンで頭5厘に刈られたり、クラスの女子全員に無視されたりとかしてたんですが、絵を描いて友だちに見せると面白がってくれたりして、それが好きでした。 特にクラスの人気者の似顔絵とか、先生の似顔絵とか、そういうのの受けが良かった。授業中、ノートの切れ端にみんなが嫌いな先生の絵を書いて、赤いペンで上から血をドバーっと書いて、隣の席の友だちにこそっと渡すと、堪えきれずくすくす笑い出したりするんですね。勉強が嫌いだったので、授業中はずっとそんなことばかりしていました。 学校はずっと大嫌いだったけど、プリントの裏や教科書の隅、ノートの切れ端に落書きするのは好きでした。それは人に見せたら面白がってくれたからだと思います。運動会の徒競走は常にビリだし、巧みな話術で笑いを取ったりもできなかったから、唯一クラスで人に喜ばれる手段が落書きだったんですね。 中

    落書き一歩外へ - 二宮日記
  • 写真で振り返るうごメモ合宿 - 二宮日記

    去年のクリスマスイブに公開しましたうごメモはてな。1ヶ月ちょっと東京で開発合宿をしてたのですが、DSi 発表前の極秘プロジェクトだったので東京に行ってることを誰にも言わず、写真を撮ってもどこにもアップロードできずに溜め込み続けてました。 始まりは、はてなキーワードリリースの数日後、週末に会社近くのマンションの一室に篭って3日間でうごメモシアターのプロトタイプを開発しました。家族総出で応援です。チラリズムの足がチラリズムしています。 10月からは任天堂さんの東京支社にお邪魔して一緒に開発する合宿が始まりました。写真は開始数日で早くも普段のように散らかる id:motemen の机周辺。 合宿中にはたまにオフィスを出て、外へブレストしに行きました。ここ新東京美術館は昔勤めてた会社の近くでとても懐かしかったです。ここでチャンネル機能とかの骨格を決めたのでした。 仮の住まいは秋葉原駅近くのマンスリ

    写真で振り返るうごメモ合宿 - 二宮日記
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