(2018/11/10) 現在はスマホなどの予測式テキスト入力は常識になっているが、普及するまでにはかなり時間がかかったものである。ソニーのガラケーに実装した「POBox」が普及するまで以下のような経緯があった。 1996ごろ基本アイデア開発 Unixマシンで利用 Palmに移植 それなりに利用された あちこちで宣伝するも、激しく馬鹿にされる IME屋(ソフトハウス)とかケータイ屋(キャリア)とかいろいろ回ったが成果ナシ Sonyの携帯部隊の説得に成功 試作ボードを借りてきて実装して実機にねじ込む JTAGな開発ボードとクロスコンパイラを借りてきてメモリの空き領域に無理矢理予測入力プログラムを押し込んでジョグダイヤルで動くようにした 実機ケータイで動くとちょっとインパクトあった デザイナの説得により副社長からGo支持 発売されて話題になる (2000年) パクり製品が各社から出現 アレオレ
アップル創業者で前最高経営責任者(CEO)のスティーブ・ジョブズ氏(5日死去 56歳)について、アイフォーンの開発中にジョブズ氏の面接を受けてアップルに入り、日本語入力機能の開発に携わった増井俊之さん(現在は慶応義塾大教授)が思い出を語った。ジョブズ氏はウキウキした様子で面接に現れ、「Mac、アイポッドの次の柱で、めちゃくちゃおもしろいプロジェクト。パソコンとはぜんぜん違うんだ」と話しただけで、「来るよね」と誘ったという。【まとめ・岡礼子】 ◇ジョブズ氏の面接受け、「おもしろいことありそう」 アイフォーン発売前の2006年春、ジョブズ氏の面接を受けた。偶然かもしれないが、ウキウキしていたことは確かだ。ジョブズ氏は「怖い人だ」と書かれていることが多いが、その時はそう思わなかった。良い印象しかなかった。もともと、「ちょっと話を聞きたいから、遊びにこないか」といった感じで誘われた。私も「もしかし
Jobsが亡くなってしまって大変残念であるがAppleは引き続き頑張ってほしいものである。 Jobs氏と直接話したのは2006年の面接のときだけなのだが、 その時のメモを書いてみる。 iPhoneに関する情報が全く外部に出てなかったときの話である。 日時 2006/5/4 参加者 J: Steve Jobs F: Scott Forstall (iPhone開発責任者) M: 私 話の流れ ジョブズ登場! 報道とかで見るの同じ印象。調子が良くてスマートな感じ。 J: 「やぁトシ(握手)! 遅れてゴメン。滅茶苦茶面白いプロジェクトの打合せをしててネ。」 J: 「中身は言えないけど、Mac、iPodの次の柱となる大きなプロジェクトなんだ。」 J: 「君なら一瞬でも見たらその強烈さを理解すると思うョ」 J: 「日本語の入力とかは結構鍵になるんだ。でもこれまでのより格段によくなるんだけどね」 J:
性能が良いマウスやディスプレイを持っているのに ウィンドウやメニューやスクロールバーの存在を知らず、 キーボードだけを使って四苦八苦しながら仕事をしている人を見れば、 「なんと勿体ない。グラフィカルユーザインタフェースを使えばもっと楽に仕事ができるのに」と 思わずにはいられないだろうが、 実世界で計算機が活用されていない現状はこれによく似ている。 高性能な計算機・インターネット・各種のセンサやアクチュエータがふんだんに存在するのに、 まったく効果的に活用されていないからである。 このような状況は新しいインタフェースの工夫によって劇的に改善される。 ユーザインタフェースの将来を 「ユビキタスコンピューティング」 「情報流」 というキーワードで考えてみたい。 ユーザインタフェースの変容 シリコンバレーの中心地Mountain Viewには 「Computer History Museum」とい
→紀伊國屋書店で購入 「一極集中への警鐘」 Googleが/Amazonが/Web2.0が凄いという本が最近巷にあふれているが、 本書はこれらのサービスの凄さや面白さを宣伝する本ではなく、 ネットの進化によって発生する一極集中の問題について議論した本である。 ネット上のGoogleやAmazonなどのサービスのおかげで、 今までアクセスできなかった情報に簡単に触れることができるようになったのは間違いない。 沢山の情報が手に入るようになれば人間の行動は多様化しそうなものであるが、 実際はこのような予想に反し、 特定の本がベストセラーになったり特定の会社がひとり勝ちしたりする現象が最近はなはだしい。 簡単に情報を手に入れることができるようになったおかげで、 人気のあるものについての情報が簡単に行きわたるようになり、 誰もがその情報に流されてしまう可能性がある。 また、個人が積極的に情報ソースを
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