本エントリは「[ディスカッション]ソフトウェアインスペクション/コードレビューを成功させる方法(前編)」の続きです。 パネリスト(50音順) 越水喜之氏(日本IBM) 細川宣啓氏(日本IBM) 森崎修司氏(奈良先端科学技術大学院大学) モデレータ 新野淳一(前@IT発行人、現Publickey編集長) 欠陥を指摘するためのテクニック 新野 ソフトウェアインスペクション/コードレビューの現状の分析をパネリストにしていただいたところで、次は、明日から使えるソフトウェアインスペクション/コードレビューのテクニックを紹介してもらおうと思います。 そういえばこのあいだ細川さんの情報処理学会の論文を読ませていただきました。で、そこにインスペクションのテクニックには2つある、って書いてあったんです。1つは発見するテクニック。もう1つは指摘するテクニックだと。指摘するテクニックってそのとき始めて知ったので