「客を深みにはめる」と批判されているパチンコ店内の銀行ATM(現金自動払い出し機)が950台まで増加し、全国に約1万1000店舗あるパチンコ店の1割近くにまで広がっていることが18日、本紙の調べでわかりました。(竹腰将弘) パチンコ店内にATMを設置しているのは、東証1部上場のIT関連企業「インターネットイニシアティブ」の子会社「トラストネットワークス」(東京都千代田区、竹村理会長)。同社と提携する東和銀行(本店・群馬県前橋市、吉永国光頭取)のATMを供与しています。 トラスト社のパチンコ店内ATMは関東、関西、九州地方を中心に設置がすすみ、昨年4月からは新たに東海地方の愛知、岐阜、三重の3県にも進出。同社によると昨年11月7日現在の設置数は950台だといいます。 パチンコ店内ATMは、持参した資金を使い果たした客がその場で金を引き出し、多額の金を使うことから、「のめり込み」と呼ばれるパチ