本作の登場当時、言ってしまえば「アニメ美少女戦隊」というお膳立てって、 エロ同人誌はじめアレでナニな界隈ではもう手アカが付いていました。 が、それをゴールデンで、子供向けとして、堂々と正面切ってぶちかます、と いうマネをしたのはこれが最初だった。 そして重要であるのは、本作が単なるヤロウ相手のイロモノ専…などでは 決して無く、まず「女の子の青春、日常、恋愛、冒険」という、普遍で明朗 で強力な根幹がありき、という作風だったという点です。 つまり本作って、年少女児層には華やかな変身魔法物として、もっと高年齢 少女層には共感と憧れを抱けるロマンとして、そしてヤロウ層には(以下略 …と、種々の異なる層へ同時に訴求出来る二段、三段構えの陣形を構築して あったと思うのです。 そしてですね… >>少女漫画というより男の子対象っぽい これこそ実は、本作の重要な通奏低音だったと愚考致します。 つまり、セクシ