Image credit: Virgin Galactic ヴァージン・ギャラクティック社は19日、スペースシップツーにロケットエンジンを搭載し、初の滑空試験を実施したと発表した。 スペースシップツーは現在ザ・スペースシップ・カンパニーによって開発が行われ、ヴァージン・ギャラクティック社によって運用される予定のサブオービタル宇宙船だ。サブオービタル宇宙船とは、スペースシャトルやソユーズ宇宙船などとは異なり地球を回る軌道には乗らないものの、一般的に宇宙とされている高度100kmを飛行する宇宙船の事で、宇宙にいられる時間は数分ではあるが、青い地球や黒い空を眺める事はでき、また自由落下時に船内は無重量状態になる。現在いくつかの会社によってサブオービタル宇宙船の開発が行われており、その中でもスペースシップツーはもっとも実現に近い機体である。 スペースシップツーは2010年から滑空試験を開始し、今年