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NTTデータは2011年5月30日、オープンソースソフトウエア(OSS)の分散バッチ処理ソフト「Hadoop」の商用ディストリビューション「Cloudera's Distribution including Apache Hadoop v3(CDH3)」の販売を、6月2日に開始すると発表した。価格は1ノード当たり年額25万円からで、5ノードから販売する。 NTTデータは2010年10月に、CDH3の開発元である米クラウデラと提携している。CDH3は、米アパッチソフトウエア財団が管理するHadoopのディストリビューションに対して、クラウデラによる機能追加や品質強化を加えたディストリビューションである。また、Hadoopを活用するために必要となるシステム連携ツールなどがパッケージ化してある。 CDH3が含むツールとしては、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)のデータをHado
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 2009年に引き続き2010年もビジネスインテリジェンス(BI)と、その基盤となるデータウェアハウス(DWH)市場では、さまざまな動きが起きている。企業買収もあれば、新技術の台頭もある。この1年間にBIとDWHの市場でどんな動きがあったのかを振り返ってみる(2009年については「激化するBI戦争はDWH分野へと戦線拡大」を参照していただきたい。またBIがどんなものなのかは「BIによるデータ活用ことはじめ」でとても分かりやすくまとめられているので、是非参照してもらいたい)。 IBMとEMCの買収 2010年を振り返ってまず注目できるのが、IBMによるDWHアプライアンス専業ベンダーNetezzaの買収だ。IBMは2007年11月にBIソフ
ちなみに、この分析のために必要とされるMapReduceのコードであるが、そのサイズはわずか20ステップだという。Yahoo!のプレゼンテーターである、エリック・バルデシュバイラー氏によると、たとえ経験の浅いエンジニアであっても、MapReduceによるプログラミングは可能であるとされる。 また、VISAのジョー・カニンガム氏からも、貴重なデータが提供されていたので以下に紹介する。同社では、1日に1億トランザクションが発生するため、2年間で700億強のトランザクションログが蓄積され、そのデータ量は36テラバイトに至るという。こうしたスケールのデータを、従来のRDBを用いて分析するには、約1カ月の時間が必要とされてきたが、Hadoopを用いることで13分に短縮されたという。 これまでは、Yahoo!にしろVISAにしろ、膨大なデータをRDBに押し込むほかに方法はなく、その分析に数十日を要する
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