Their own memories fading, former World War Two sex slaves seek justice in their twilight years.
マレー半島の日本軍慰安所 『世界』1993年3月号 林 博史 マレー半島にあった日本軍の慰安所について、新しい文書史料や日本兵と現地での聞き取りに基づいて、かんたんに紹介したものです。 私がこの問題に取組むようになったきっかけは、慰安婦問題についての議論が韓国朝鮮人慰安婦にばかり集中していたからです。マレー半島での華僑虐殺などの調査の過程で、慰安婦問題にも出会っていましたが、東南アジア現地の女性が慰安婦にさせられていたことが忘れられているのではないか、と疑問に感じていました。ちょうど、1992年に日本政府は慰安婦問題の資料調査をおこない、その結果を発表しましたが、その中には私が防衛庁防衛研究所図書館ですでに見つけていた、いくつかの資料さえも含まれていませんでした。そこで現地調査をおこなうとともに、慰安所設置に関わった日本軍関係者にも話をきき、まず『朝日新聞』1992年8月14日付、で発表
【ドレスデン聯合ニュース】ドイツ東部ドレスデンの民族博物館で1日(現地時間)、旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の展示を含む企画展が終了した。ドイツの公共博物館での少女像展示はこれが初めてだった。レオンティーネ・マイヤー・ファン・メンシュ館長は、展示の意図は「反日」ではなく「記憶の文化」だったが、日本から驚くほど強い圧力をかけられたと、聯合ニュースのインタビューで語った。 4月半ばに始まった企画展は戦争や暴力の経験と被害体験の克服をテーマとし、ナチスのユダヤ人虐殺なども取り扱った。 少女像は移動式と青銅製の2体が展示された。企画展開幕にあたっての記者会見の前日、ドイツにある日本大使館の文化担当公使は少女像の撤去を要請する書簡を博物館に送ってきた。続いて、少女像撤去を求める電子メールが1日100通以上殺到した。日本や米国、ドイツ国籍だという人たちからのメールだった。 スタッフに
〈問い〉 BC級戦犯とはどういうもので、どのくらいの人たちが裁かれたのですか? 靖国には合祀(ごうし)されているのですか?(宮城・一読者) 〈答え〉 日本が受諾したポツダム宣言第10項は「吾等の俘虜(ふりょ)を虐待せる者を含む一切の戦争犯罪人に対しては厳重なる処罰を加えらるべし」と明記しています。 この条項にもとづく極東国際軍事裁判所条例は戦争犯罪をAからCに類型化しました。 A項は平和に対する罪、B項は通例の戦争犯罪、C項は人道に対する罪についての規定で、各項該当者を各級戦犯と呼んでいます。 戦争指導者を対象としたA級戦犯は国際軍事裁判、BC級戦犯は中国をはじめ米英蘭仏豪フィリピンなどの関係7カ国がそれぞれの国の法規をもとに軍事裁判をおこないました。 B級戦犯は日本も結んでいたハーグ陸戦法規などで規定する捕虜虐待など、C級戦犯は一般の国民に対する非人道的行為、となっていますが、B級は残虐
山口智美 @yamtom この本は実は品切れになりそのまま絶版濃厚かと思われたものが、ギリギリで重版になったという展開を辿った。あのときなんとか絶版を免れて本当によかった... twitter.com/yamtom/status/… 2021-03-11 21:32:01 山口智美 @yamtom なんと品切れだった『海を渡る「慰安婦」問題』(岩波書店)、このまま絶版の運命かと思っていたら、大どんでん返しで重版決定!ご注文いただいた方々、書店の皆様もありがとうございました! 2019-06-10 14:24:44 エミコヤマ @emigrl ラムザイヤーの論文が発表されてから2ヶ月のあいだごく一部の研究者しか注目してなかったのに、産経が報道し、それを韓国メディアが後追いしたのが大騒ぎになった経緯です。自由を認めるかどうかなんて話してない。 twitter.com/kaneyan001/st
日本軍が芸者などを本土から沖縄に連れてきて設置した「偕行社」にいたとみられる女性らが、沖縄戦を指揮した第32軍司令部の「特殊軍属」として動員されていたことが分かった。32軍が1944年末から45年初めにかけて作成した「第32軍司令部(球第1616部隊)留守名簿」に記されているのを、沖縄大学地域研究所特別研究員の沖本富貴子さん(70)=八重瀬町=が見つけた。この「特殊軍属」について、別の沖縄戦識者は「慰安婦」「慰安所」と同じ意味とみている。 関東学院大の林博史教授(現代史)は「軍や外務省の公文書では、いわゆる『慰安婦』を『特殊婦女』『特種婦女』『特殊慰安婦』『特種慰安婦』と呼ぶ例がいくつもある。『特殊軍属』は慰安婦のことを指していると考えて間違いないだろう」と指摘した。 「第62師団会報綴(つづり)」(1944年12月21日)によると、偕行社は「将校や高等文官の親睦を図り、戦力を高揚する」こ
2020年12月1日、ベルリン・ミッテ区の区議会は、同区に設置された「平和の像」の恒久設置に向けて、手続きを進める決議案を採択した。「平和の像」はアジア・太平洋戦争における日本軍「慰安婦」を象徴し、全ての戦時性暴力・性奴隷制に反対する意味が込められている。 この件は日本と韓国で注目を集めており、この決議は地元ドイツよりも早く、両国で報じられた。 「平和の像」は今年9月末、民間団体の「コリア協議会」の主導で、約1年間の期間限定で、ミッテ区のモアビート地区に設置された。ベルリンでは2019年、「あいちトリエンナーレ」で展示されていた「平和の像」と同じ作者によるモニュメントが、期間限定で設置されている。女性芸術家グループGEDOKが主催するイベントで、ブランデンブルク門前に展示されていた。 日本政府の妨害を想定して、「平和の少女像」の設置計画は、可能な限り秘密裏に推進された。9月末、設置の事実が
従軍慰安婦報道に関する名誉毀損訴訟を巡り、安倍晋三前首相が会員制交流サイト(SNS)に事実と異なる投稿をしたとして、削除要求の内容証明を送りつけられる騒動が起きている。訴訟は、従軍慰安婦に関する記事を「捏造(ねつぞう)」と決めつけられたとして、朝日新聞元記者の植村隆氏(62)がジャーナリストの桜井よしこ氏(75)らに損害賠償を求め、札幌地裁に2015年に提訴。一、二審は請求を棄却し、最高裁が今月18日に上告を退けて原告敗訴が確定した。(共同通信=新崎盛吾) ▽産経新聞の記事とともに 安倍前首相は自身のフェイスブックに20日、植村氏の敗訴確定を報じた産経新聞の記事を添えて「植村記者と朝日新聞の捏造が事実として確定したという事ですね」と投稿した。しかし、確定判決は植村氏に対する名誉毀損を認めた上で「植村氏が事実と異なる記事を執筆したと(桜井氏が)信じたのには相当な理由がある」とした内容。植村氏
慰安婦記事検証と吉田調書問題を報じる朝日新聞紙面 (c)朝日新聞社 朝日新聞編集委員・北野隆一氏が6年間の取材記録をもとに、朝日新聞の慰安婦報道と、これに対して右派3グループが朝日新聞社を相手に起こした集団訴訟の経過を記した『朝日新聞の慰安婦報道と裁判』(朝日選書)。裁判は2018年2月、すべて原告側の敗訴が確定した。 慰安婦報道でたびたび問題になるのが、強制性の有無だ。慰安婦の強制連行はあったのか、なかったのか――。元慰安婦の女性らの証言内容について、公文書やさまざまな資料で裏付ける取材を重ねてきた北野氏が、「強制」をめぐる議論について寄稿した。 * * * 慰安婦の強制連行はあったのか、なかったのか。 慰安婦問題が報道される際に、この「問い」は常につきまとってきた。朝日新聞の過去の報道を検証し、慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏の証言(吉田証言)を伝えた記事を「虚偽」と判断して取
はじめに2015年9月17日,米サンフランシスコ市議会で慰安婦像を設置するメモリアルの建立に関する決議の審議が行われました。監理委員会に判断を仰ぐ前に小委員会で監理委員ら3名が多くの参考人を呼んで審議に臨みました。その中で唯一,発言した日系団体に向けて「恥を知りなさい」("Shame on you")と叱責した委員がカンポス監理委員(Supervisor David Campos) でした。その前後含め全文を書き起こしました。 『調和』のありかたについてI would like to thank all the people who have waited to speak, from all sides here, of this issue. And let me begin by first addressing my friends in the Japanese American
【沖縄戦:1945年5月28日】昭和天皇、終戦講和を模索 宮古、八重山の先島集団が第32軍の指揮下を脱す 津嘉山司令部壕から発見された大量の避妊具 首里放棄、南部撤退 首里放棄、南部撤退にともない、第32軍司令部は首里司令部の南に位置する津嘉山(南風原町)の司令部壕を一時的な司令部とした。首里から撤退した第32軍は、津嘉山司令部壕で状況を見極めた上、29日から30日未明にかけて摩文仁に撤退することになっていた。 首里から後退し与那原方面の米軍を撃退する退却攻勢を担っていた第62師団は、各部隊の進出が遅れており、この日隷下の歩兵第63旅団司令部および独立歩兵第11大隊が与那原南2キロの大里付近に進出し、戦車第27連隊が与那原南西3キロの仲間西方地区に進出し、ようやく戦闘を準備した状況であった。 第62師団に派遣されていた薬丸参謀からは、軍司令部に対し第62師団の精鋭の兵力はほとんどなく、各級
日本軍「慰安婦」問題を描いたドキュメンタリー映画『主戦場』(ミキ・デザキ監督)が評判となっている。上映している場所が少ない(関東では2館。私が見てきた5月上旬の段階では1館)こともあるが、常に満席。事前予約は必須で、平日の午前中ならばなんとかなるだろうと当日訪れた私は、後日に出直しを迫られた。 映画は、「慰安婦」に対する「支援派」と「否定派」、のインタビュー映像が交互に繰り返されることによって進んでいく。しかし、「否定派」の議論の稚拙さがすぐに明らかになる。誘導によってではない。かれらはカメラに向かってほとんど無防備に、普段から自分たちが主張していることを、主張している通りに喋る。だがその主張は、その後の「支援派」の主張やナレーションによって直ちに否定される。主張のそれ以外は、議論の余地なく嫌悪感をもよおすような、差別、明白なウソ、陰謀論である。 この映画は双方の議論について、いわゆる「両
目次 はじめに 1.「慰安婦」問題の初歩的誤解 2.だれが文書史料至上主義か 3.「慰安婦」制度は公娼制か 4.国際法違反を問うことは強者の論理への屈服か はじめに 「新しい歴史教科書をつくる会」に属する人たちと私たちとの聞の「従軍慰安婦」問題に関する論争の評価については、これまで、どっちもどっちだ式の、両者をともに非難する言説が少なくなく、いささかうんざりしていた。 しかし、「記憶の政治学」により上野千鶴子氏が論争に参加したときは、これとは異なり、私たちの側に立って、しかも、たとえば私のいたらなさを批判しながら、加わってくださったと思い、「日本の戦争責任資料センター」主催のシンポジウムでは、それを「歓迎」したのだった。 しかしながら、その後、上野氏の「ポスト冷戦と『日本版歴史修正主義』」を読むなかで、そんな単純な問題ではないと思い知らされることになった。 このなかでは、上野氏はつぎのよう
Ms. Kim, right, joined a protest in 2013 against a visit by Japanese lawmakers to a shrine near the Japanese Embassy in Seoul.Credit...Kin Cheung/Associated Press To the Editor: Re “Kim Bok-dong, 92, Wartime Sex Slave Who Campaigned for Justice, Dies” (obituary, Jan. 30): The Japanese government recognizes that the issue of the comfort women in World War II was a grave affront to the honor and dig
国際法学者の大沼保昭さんが死去 戦争責任などを研究:朝日新聞デジタル 95年に設立された「女性のためのアジア平和国民基金」(アジア女性基金)の理事として、元日本軍慰安婦への「償い事業」に取り組んだ。 安倍晋三首相が15年に戦後70年の談話を出した際には、国際政治学者ら70人余の発起人代表として声明をまとめ、「日本の戦争は違法な侵略戦争だったと明確にすべきだ」と訴えた。 晩年まで上記のような活動をおこなっていた大沼氏だが、下記のように学問の自由を侵害する活動にも協力していた。 「歴史家」であることすら怪しい19人が米国教科書へ訂正要求をおこない、そこにアジア女性基金理事が連携している問題について - 法華狼の日記 【詳報】「強制連行があったとするマグロウヒル社の記述は誤り」従軍慰安婦問題で、秦郁彦氏、大沼保昭氏が会見 (1/2) このBLOGOS記事で、会見を開いたのは秦氏だけでなく、アジア
武昌慰安所の管理を担当していた本多猪四郎元軍曹 本多猪四郎(1911 – 1993)はゴジラ(1954)や、空の大怪獣ラドン(1956)などの、東宝特撮映画の監督として有名である。特撮映画の監督としての本多については、最近、切通理作氏と小林淳氏の詳細な本が出て、再評価が進んでいるが、彼には足掛け8年の軍隊経験があり、1940年から1941年まで、中支の武昌で慰安所の管理を担当していたことがあると言う。 武昌の慰安所時代のエピソードは、切通氏と小林氏の本の中にも引用されているのだが、もともとの出所は、「映画芸術(1966年6月号)」に掲載された本多の文章である。今回は実際に雑誌にあたって記事を書こうと思っていたのだが、「映画芸術」は近隣の図書館で一部見られるものの、肝心の号が所蔵されていない。実際に現物をあたって内容を確認するのは後回しにして、今回はこちらのブログから内容紹介の部分を転載させ
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