覚醒剤を染み込ませた素焼きのタイルおよそ360枚を航空貨物でメキシコから国内に密輸しようとしたとして、東京税関は中国国籍の容疑者を関税法違反の疑いで検察に告発しました。 告発されたのは、中国国籍で埼玉県鴻巣市のアルバイト、遊小兵容疑者(29)です。 東京税関によりますと、容疑者は去年10月、覚醒剤を染み込ませた装飾用の素焼きタイルおよそ360枚、あわせて63キロをメキシコから航空貨物でさいたま市内のアパートに密輸しようとした疑いが持たれています。 タイルは税関の検査で見つかったということで東京税関は26日、東京地方検察庁に告発しました。 また、東京税関は去年11月に覚醒剤を溶かした液体17キロ余りをインクカートリッジのようなケースに入れて、航空貨物で都内に密輸しようとしたとしてカナダ国籍のジェラルド・エイザー・ジュアンス・アルバリロ容疑者(30)を26日、関税法違反の疑いで東京地検に告発し