歌手の小林幸子が4日、埼玉・所沢市のところざわサクラタウン内のEJアニメミュージアムで5日から開かれる展示会「ニコニコ動画と初音ミクのキセキ」の内覧会を訪問した。 入口のパネルにサインをして場内を見学した小林は、印象に残った展示として、初音ミクの楽曲MVを「弾幕」と呼ばれるリスナーのコメントとともに3方向の大スクリーンに流し、楽曲の世界観に没入できる空間体験「イマーシブ映像エリア」を挙げた。「(映像エリアを)独り占めしちゃったけど、自分のカバーした歌を、本家であるミクちゃんが歌っているのがすごくうれしかったですね」と笑顔で話す姿は、演歌歌手というより、初音ミク楽曲の歌い手そのもの。「(初音ミクは)アーティスト仲間ですね」と、表現者としての初音ミクへの“愛”をにじませた。 音声合成歌声ソフトとして2007年8月31日に世に送り出された初音ミク。あれからもうすぐ16周年、「16歳の女の子」とい