札幌地方を襲った大雪でJR北海道が数日間列車の運転ができなくなる事態になりました。 報道によりますと少しずつではありますが、その時どんなことが起きていたのかがわかってきているようです。 先日、筆者が「なぜ大雪が降ると電車が止まるのか」という記事を書きましたが、その中で述べた「ポイントの不転換」ということが今回札幌周辺で同時多発的に各所で発生したことにより、運転中の電車が途中駅で運転打ち切りとなりました。 運転打ち切りとなった電車が合計29本だと伝えられていますが、それだけの本数の電車が途中駅で立ち往生したことにより、除雪用の車両が思うように走れなくなったために除雪に時間を要したというのが大まかな要因のようです。 では、電車が立ち往生して雪に埋まったら、いったいどうやって救出するのか。 えちごトキめき鉄道で昨年実際に筆者が目にした手順を振り返ってみたいと思います。 2021年1月10日、直江