この事件はもう1ヶ月以上もまえで、たしかにかなり傷ついたことだけれども、 しかしブログを更新しなかったのはこれが原因というわけでは決してない。 知らない人も多いでしょうが、 基本的にわたしはブログ読者から逢いたいと言われたらだれとでも逢うようにしている。 本名を名乗らない人とでも逢いたいと言われたら逢う。 いんちき大乗仏典の法華経に登場する常不軽菩薩ではないけれど、 ほとんどすべての人がわたしなぞよりは偉いと思うがためである。 6月下旬にブログ「本の山」の愛読者だというアラフォーのおばさんと逢った。 やけにハイテンションなおばさんであった。 年齢に似合わない「キャー」「イヤー」「チョー」「マジ」といった嬌声を連発する。 まだ逢ってからそう時間も経っていないにもかかわらず、わたしの母の話になった。 古くからの読者はご存知でしょうが、 12年まえ母は息子であるわたしの眼前で投身自殺している。