加熱式タバコについては、依然としてその健康への悪影響がはっきりとわからない。最近のシステマティック・レビュー(Systematic Review)論文によれば、少なくとも2/3の研究がタバコ会社自身やタバコ会社からの資金提供によるものであり、アイコス(IQOS)は利用者がニコチン依存症になりやすいよう改造されていたことがわかった。 加熱式タバコの研究はまだ少ない 先日、受動喫煙防止対策を盛り込んだ改正健康増進法が成立したが、2020年4月からの一部施行で飲食店は原則屋内禁煙となる。アイコス(IQOS)やプルーム・テック(Ploom TECH)、グロー(glo)といった加熱式タバコの扱いは健康へ及ぼす悪影響について研究を継続するとし、当面の間は飲食店(客席面積100平方メートル以上で個人経営か資本金5000万円以下の中小企業が経営する店舗)に加熱式タバコ専用の喫煙室の設置を義務づけ、その中で