タグ

演劇に関するkamanobeのブックマーク (4)

  • 誰の「初級」か? 〜舞台『ダブル』の持つ構造とその問題点と演劇への愛について - 感想文としては満点

    地道にオタクとして経験値を積んでいくと不意にまるで福音かのように報われる瞬間があるというのが持論なのだが、舞台『ダブル』はまさにこれにあたる現場だった。 紀伊國屋ホールでつかこうへい作品を観続けてきたこと、『ダブル』を読み続けてきたこと、ブログを書き続けたこと、どれもこの瞬間のためにやってきたわけではないけど続けてきたことの「ご褒美」みたいな時間を、親の顔より見ているつかさんの写真と『ダブル』の絵が並べて飾られたロビーを抜けていつもの客席に座ってから終演するまでの約2時間20分の間過ごした。受け取れるものが濃密すぎてとてもこんな短い時間に収まるはずのなかった楽しくて愛おしい時間だった。 舞台『ダブル』公演時 紀伊國屋ホールロビー 初めて『ダブル』について書いたのが『初級革命講座飛龍伝』から読み解く漫画『ダブル』 - 感想文としては満点。 執筆当時までのつかこうへい作品、特に『初級革命講座

    誰の「初級」か? 〜舞台『ダブル』の持つ構造とその問題点と演劇への愛について - 感想文としては満点
  • 『初級革命講座飛龍伝』から読み解く漫画『ダブル』 - 感想文としては満点

    漫画『ダブル』存在を知ったのはドラマ化企画が発表されたタイミングだった(野田彩子「ダブル」ドラマ化企画が進行中、世界一の役者を目指す男2人を描く演劇もの - コミックナタリー)。 「キャスティング予想でもしてこの盛り上がりに乗じようかな」と軽い気持ちでネットで試し読みをしてみたら、畳み掛けるようなモノローグと多家良の才能の描写に圧倒されて「これは紙で読みたいな」と思い、屋に駆け込むハメになった。 『ダブル』は、1巻では天才役者・宝田多家良とその代役・鴨島友仁の奇妙な関係と突然に見出される宝田多家良の話を、2巻では共演した人気俳優轟九十九の勧めで映画界の巨匠・黒津壮一の映画オーディションを受け見事に出演が決まるも撮影中にこれまでに作り上げてきた友仁との演技プランやメソッドを否定され別離を迫られることで多家良と友仁の関係が変容するきっかけになる出来事を、3巻では多家良がスターダムにのし上がる

    『初級革命講座飛龍伝』から読み解く漫画『ダブル』 - 感想文としては満点
  • 2025年 帝国劇場一時休館に関するお知らせ | 重要なお知らせ詳細 | 東宝株式会社

    2022年9月27日 東宝株式会社 演劇部 1911年(明治44年)、日初の格的な西洋式大劇場、初代帝国劇場は近代日文化芸術のフラッグシップとして現在と同じ東京・皇居前に誕生しました。施設・制度・演目のすべてにおいて演劇界に革新をもたらした帝劇は、1940年(昭和15年)以降からは弊社直営劇場として、お客様に上質な娯楽である演劇舞台を国民に届け続けました。1955年(昭和30年)には時流の変化に応じて日初のシネラマ上映館に転換、1964年(昭和39年)映画「アラビアのロレンス」の上映をもって惜しまれつつその幕を一時閉じました。 1966年(昭和41年)に開場した現在の2代目帝国劇場は、弊社専務取締役の任にありながら国民的劇作家、〝東宝演劇中興の祖〟菊田一夫の陣頭指揮により、名著『風と共に去りぬ』の世界初の舞台化を想定して建設されました。初代帝劇から継承した進取の精神のもと、国内に

    2025年 帝国劇場一時休館に関するお知らせ | 重要なお知らせ詳細 | 東宝株式会社
    kamanobe
    kamanobe 2022/09/27
    えーーーーー?!?!
  • 路上 on the street

    目を覚ますと、つけっぱなしのテレビにカラフルな画像が映し出されていた。チャンネルを回すと、少しずつ配置は違うものの、似たような画面で停止している。時計には午前3時34分と表示されている。今日は月曜日で、すべての放送が休止中だ。今日が月曜日だとすれば昨日は何曜日だったのだろう。 ここはどこだろう。数秒考えて、昨晩はホテルに泊まったのだったと思い出す。ホテルで目を覚ますと、何泊か泊まっているときでも、自分が今どこにいるのかわからなくなるときがある。 外はまだ暗闇に包まれている。東京駅からほど近い場所だというのに、歩いている人はおろか動いているものさえ見当たらなかった。近くのレンタカー店まで歩き、コンパクトカーを借りる。店員に先導され、車体にキズがないか確認する。そこには水滴が残っていて、「昨日はすごい雨でしたね」と店員が言う。ぼくは昨晩遅くに東京に帰ってきたばかりだから、雨が降ったことを知らな

  • 1