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コベリティは、「2011年度Coverity Scanオープンソース品質評価レポート」(2011 Coverity Scan Open Source Integrity Report)を、23日(現地時間)に発表した。同レポートは、オープンソース・ソフトウェアのインテグリティ(ソースコードの品質)に関する調査結果をまとめたもので、同社が米国国土安全保障省と官民共同で2006年に開始し、現在は同社が管理している。 2011年度の調査には、ソフトウェアのソースコードに存在する既知および新しい種類の不具合をより多く検出できる、Coverity 5デベロップメントテスト・プラットフォーム解析エンジンを使用。 レポートでは、活動が活発なオープンソース・プロジェクトの、合計3700万行以上のオープンソース・コードについて解析した調査結果を詳細に記述するとともに、匿名ユーザーからサンプルとして提供された
ITpro EXPO AWARD 2011で優秀賞に輝いたのは、EMCジャパンのビッグデータ処理ミドルウエア「EMC Greenplum HD」である。OSS(オープンソース)の「Apache Hadoop」とのアプリケーション開発互換性を保ちつつ、同社が一から企業向けに作り直し、性能、可用性、使い勝手を向上させている。 国内の第一号ユーザーはリクルート(Webのログ解析などに利用)。2011年内は、ユーザー数社に対して限定的にGreenplum HDを導入する。2012年の年明け以降、広く一般への販売を開始する。料金はサブスクリプション(購読)形式とし、データ処理ノード1台あたり年額50万円前後としている。 ITpro EXPO 2011の展示ブース(写真1)では、実機(3台のデスクトップPC)を用いたデモンストレーションやシアター上映を通し、Apahce Hadoopと比べたGreen
1. エンタープライズアプリケーション まず最初に挙げられたのがエンタープライズ分野だ。エンタープライズ・アプリケーションの開発に使う言語やツールには次のような要素が求められる。 クライアントとサーバの連携 オブジェクト指向 優れた開発ツールセット 言語としての成熟度 自動コード生成機能 ベストプラクティス JavaやFlexがこの要件をすべて満たしているのに対し、HTML5は現時点ではまだ発展途上であり、エンタープライズシステムで採用できるほど成熟しきってはいない。Flexが特に優れているのは言うまでもなくUIを中心とするアプリケーションのフロントエンドの開発能力である。今後も当面の間は、バックエンドをJava、フロントエンドをFlexで開発するというスタイルが主流であり続けるだろうとOwen氏は指摘している。 2. マルチスクリーン開発 ここ数年でスマートフォンやタブレットは爆発的な普
中島氏の後を受けて登壇したのは、GoogleのシニアエンジニアリングマネージャとしてWeb業界では著名な及川卓也氏である。奇しくも中島氏と同じ、Microsoft出身の技術者だ。講演のタイトルは「ソーシャル×モバイル×クラウド時代の開発の方法論」、Webエキスパートの同氏ならではのテーマだ。 及川氏はまず、カンファレンスのテーマともなっている"ビジョナリー(visionary)"について触れ、ハイパーテキストを考案したテッド・ネルソンの「Xanadu(ザナドゥ)」を引き合いに出した。1960年にネルソンによって発表されたこの構想は実現に至ることはなかったが、現代のWebはXanaduのアイデアを下敷きにした部分も数多い。「実現には至らなかったが、絵にできるほど具体化されたビジョン(将来像)」と数十年前にハイパーテキストネットワークを考案した技術者の功績を賞賛する。 将来(vision)を見
パッケージ製品を中心に事業展開を行う国内の有力ソフトウェアベンダによって結成され、日本発のアプリケーションソフトを提供する取り組みを進めているMIJSでは、今回クラウド上でのエンタープライズアプリケーション開発の手法についての検証を行った。セッションでは、実際に複数のクラウドプラットフォームに対してNoSQLによる開発を行い、その結果得られた成果に関する報告が行われた。 4つのクラウドプラットフォームでNoSQLのアプリケーション開発を検証 冒頭で報告に立ったMIJS 製品技術強化委員会 小野 和俊氏は、「これまでのクラウド上でのエンタープライズアプリケーション開発には、2つの選択肢がある。1つはRDMSで、これを使えば今まで通りの開発手法が使える。しかし、クラウドならではのコストや分散体制のメリットを100%活かそうとするなら、やはりNoSQLを活用することがキーになってくる。そこで今回
機能するコーディングルールの策定でバグ作り込みを防止 何故、ソースコードにバグを作り込むのか。日立ソリューションズの田邊照雄氏が要因として挙げたのは、言語に認められている自由度と、言語仕様の理解不足の問題だ。一つの実装に様々なロジックが考えられ、一つのロジックに対し色々な書き方ができる。また文法など言語仕様を一通り学んでいても、コンパイラの処理系定義の動作等まで理解しているエンジニアは多くない。 そこでコーディングルールを策定し、開発を標準化する試みが行われている。田邊氏が紹介したルール作成のポイントはまず、既存のものをベースにすることだ。たとえばESCR「組込みソフトウェア向けコーディング作法ガイド」が有用だ。また、身近なプロジェクトで作成されたものも参考にするのもいい。ただし、ルール数は必要最小限にする。またルールの目的、ルールからの逸脱時のリスクを明確にしておくことだ。 静的検証ツー
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