モパネワーム(Mopane worm) は南部アフリカに分布する学名 Gonimbrasia belina で知られるヤママユガ科のガの幼虫。南部アフリカではきわめてポピュラーなタンパク源である。 名称[編集] 標準和名が定まっていないのでモパニ虫、モパニワーム、モパニガなどとも表記される。また英語ではヤママユガ科を Emperor moth と総称するので、そこから本種を皇帝蛾などと直訳することもある。 モパネワームのモパネはこの幼虫が通常マメ科のモパネの木 Colophospermum mopane に見られるからで、現地での通名はまた異なる。また現地の様々な言語間でも異なる[1] [2]。 学名では Gonimbrasia belina ではなく Imbrasia belina の表記が用いられることがある[3]。 分布[編集] 南部アフリカのボツワナ、南アフリカ共和国、ザンビア、ジ