執行猶予中の犯行 横浜市内のスーパーで高級酒を盗んだとして、窃盗罪に問われている元巨人投手で無職の小野仁被告(47)の公判が10月19日、横浜地裁で開かれた。 小野被告はウイスキー7本、計3万5302円分を、持参した大型の手さげバッグに入れたところを保安員に見つかり事務所に連れて行かれたが、隙を見て逃走。その後、防犯カメラの映像などによって特定され、横浜市内の自宅で逮捕された。 小野被告は前科2犯。2017年に窃盗罪で有罪判決を受けたが、2022年1月にもウイスキーやシャンパンなどを盗んだとして逮捕され、2022年5月に懲役3年、保護観察付き執行猶予5年の判決を受けていた。 今年9月12日の初公判では、前回の公判でも弁護側の情状証人として出廷した実姉が再び証言台に立ち、身内としての複雑な思いを明かした。