児童や生徒などへの性暴力やセクハラ行為で、昨年度、懲戒処分などを受けた公立学校の教員は242人と、2年連続で増加したことが国の調査でわかりました。 文部科学省によりますと、昨年度、児童や生徒、同僚などに強制わいせつや盗撮といった「性犯罪・性暴力」や「セクハラ行為」をしたとして懲戒処分などを受けた公立学校の教員は242人で、前の年度より26人増え、2年連続で増加しました。 所属する学校の種別では、▽小学校が69人▽中学校が85人▽高校が69人▽特別支援学校が16人などとなりました。 被害に遭ったのは、▽自校の児童が21人▽自校の生徒が88人と児童や生徒などに対する行為が全体の67%を占め、▽自校の教職員が36人▽教育実習生が4人などとなっています。 児童や生徒などへの「性犯罪・性暴力」で処分された教員は119人で、このうち118人が懲戒免職となりましたが1人は停職処分でした。 児童や生徒に「