妻の前の夫との子や実の子に対して長年に渡り性的虐待をしていた43歳の男に対し、佐賀地裁は懲役8年の実刑判決を言い渡しました。 起訴状などによりますと、県内に住む43歳の大工の男は8年前の2015年、妻の前の夫との子で当時11歳の姉に、わいせつな行為をしたとして強姦の罪に問われています。 その後、実の子である当時12歳の妹に対しても今年3月、わいせつ行為をしその様子を撮影していたとして、強制わいせつなどの罪にも問われていました。 姉にはおよそ6年、妹には3年の長期にわたって性的虐待が行われていたということです。 2日の判決公判で佐賀地裁の岡崎忠之裁判長は、「被害者たちの人格を無視し、自らのゆがんだ性癖をぶつけるもの」と指摘し懲役10年の求刑に対し、懲役8年の実刑判決を言い渡しました。 ※岡崎裁判長のざきはたつざき