マリエン広場とシュタフス(カールス広場)を結ぶミュンヘンの目抜き通り、ノイハウザー通り。歩行者天国の中間地点辺りには、横座りするイノシシと、大口を開けた魚の銅像が置かれていて、子どもたちが魚にまたがって写真を撮る姿が見られるなど、ちょっとした観光スポットとなっています。銅像に目を奪われて見過ごしがちですが、ここは「ドイツ狩猟漁業博物館(Deutsches Jagd- und Fischereimuseum)」の入り口なのです。 かわいらしいイノシシの像が目印 ミュンヘンは自然に囲まれた農業地帯ですが、狩猟と漁業も昔から盛んです。この博物館では、狩猟と漁業の道具や歴史を紹介しており、獲物の革で作られた家具などが展示されています。 かつて上流階級の住居として使われていた建物内には、アプス(Absis・建物の端に位置する半円形の部屋)と 白の間の2つのホールがあり、パーティーやレセプション、コン