今月13日に発生したパリでの同時多発テロは、私にとっても大変ショックだった。フランスには、大事な友人達がいる。私の友人達は無事だったようであるが、それでも多くの人々の命が奪われたことには変わりない。テロの犠牲者となった人々へ心より哀悼の意を表したい。 今回のテロを受けて、安倍首相を含む各国の首脳は、次々にテロの根絶を誓う声明を出している。だが、あえて言おう。今後、世界各国がシリアのラッカや、イラクのモスルへ猛空爆を行ってISの拠点を殲滅したとしても、IS指導者バグダディやISの幹部らを皆殺しにしても、テロは根絶できない。まして、Facebookが公式で呼びかけている、プロフ画像をフランス国旗の色にするキャンペーンも、パリのテロ被害者に共感するという点では意味はあるにしても、テロをなくすためには、何の意味もない。 何故、テロが起きるのか。IS的な過激思想に走る人間が出てくるのか。その根源には
FBフランス国旗化キャンペーンに早くも疑問の声「9.11」以来、最大規模のテロがフランスで起こった。私はずっとCNNをつけているが、ローマ法王は「第三次世界大戦のようだ」と述べ、世界中で追悼集会が開催されている。トルコを訪問中の安倍首相も、トルコ首相とともに黙祷を捧げた。日本時間で11月15日午後3時現在、このテロの犠牲者は129名と報道されている。 この未曾有のテロを受け、米Facebook(FB)は11月13日から”「パリ市民の安全と平和を願うプロフィール写真を設定しよう」キャンペーン”を開始し、日本においては14日夜から同様の試みが開始されている。FBのプロフィール写真にフランス国旗の三色旗を重ねあわせることのできるこの仕様を、日本においても多くのユーザーが実装しつつある。 しかし、このFBでの「フランス国旗」が目立つにつれて、早速このキャンペーンに対する違和感も表明されつつある。I
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