コロナの5類移行の影響が大きかったのか、特別な制限を設けずにオフラインイベントが再び開催できるようになり半年ほどが経ちましたね。コロナはこの丸3年で「これまで常識だった人と人が集まる場所」を徹底的に少なくしてしまったという体感があります。運営の中心人物が高齢化している地方の市町村などでは地元の集まりやお祭りのノウハウが途切れてしまい、イベント自体がなくなったという事例も目にします。 私は普段、インターネットの技術に関連したイベントを仕事でもプライベートでも企画・運営しているんですが、この半年で強く感じていることがあります。それは「オフラインのイベント経験者が少ない」ことと「オフラインのイベントに関わるノウハウが継承されていない」ということ。どうにかしていきたいとモヤモヤ〜と考えていた矢先。 同じ会社の同じチームで一緒に働いているShoco Satoさんから「今度、技術カンファレンスの運営に
まだ駆け出しの頃に私が働いていた会社で、会議やミーティングで「開口一番見当違いのことを言う人」がいました。 その人のことを、仮にYさんと呼びます。 Yさんはベテランのエンジニアで、その時点で既に枯れていたある技術について、極めて深い知見を持った人でした。 一方新しい技術についてはそれ程知識がなく、ご自分でも「技術知識をアップデートするのが大変」というようなことをちょくちょくお話されていました。 気さくで良く笑う方で、若手にも気軽に話しかけられていました。 私も何回か缶コーヒーをおごってもらったことがあります。 Yさんを慕っている人も多い一方、「あの人距離が近すぎて苦手」という人もそこそこの数いた記憶があります。 人見知り多かったんですよ、その会社。パーソナルスペース激広の人がやたらたくさんいました。 で、当時の私には、Yさんについて一つ「不思議だなー」と思っていたことがありまして。 何かし
コミュニーケーションには一定の時間がかかる、更にその内容が全員に同じレベルで浸透するにはもっと時間がかかる、更にその内容に従って行動するのは更に更に時間がかかる この時間の長い、短いは、組織の大きさや、文化にもよるし、浸透度のレベル感をどこで許容するかによって変わる— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) July 16, 2023 組織が何を重要視するかによって、その浸透度のスピードは全然変わってくるんだけど、外部の人がその期待値より遅いなって感じる時は、それはあなたの期待値が、あなたが考えるほど重要視されていない、と理解した方がいいと思うのです じゃあ、その優先度を変えさせるのか、それに合わせるのかって話— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) July 16, 2023 「社長が言えばすぐにかわるんだろう?」みたいな発言をしている人を見たことがある。
プログラミング言語「Rust」の開発をかじ取りするコアチーム内で不和が発生しており、コアチームメンバーの1人だったJTさんの「Rustのコアチームを離脱する」というブログ投稿をきっかけに、ITエンジニアたちが集うHackernewsで激論が繰り広げられています。 Why I left Rust https://www.jntrnr.com/why-i-left-rust/ I Am No Longer Speaking at RustConf 2023 | The Pasture https://thephd.dev/i-am-no-longer-speaking-at-rustconf-2023 Why I Left Rust | Hacker News https://news.ycombinator.com/item?id=36101501 コアチームを離脱したJTさんによると、事件
May 29, 2023 · leadership chat membership on behalf of leadership chat On May 26th 2023, JeanHeyd Meneide announced they would not speak at RustConf 2023 anymore. They were invited to give a keynote at the conference, only to be told two weeks later the keynote would be demoted to a normal talk, due to a decision made within the Rust project leadership. That decision was not right, and first off w
この記事は「LayerXアドベントカレンダー2023春」の8日目の記事です。 昨日は、稲田さんによる「なぜ組織にはドキュメントが必要なのか - 透明性を担保しスケールしていくためのドキュメント文化の重要性」でした。 明日は、kajiさんによる超大作です。お楽しみに! LayerX アドベントカレンダー(概念)こんにちは、眠れる銭をActivateしたい丸野です。 今日は「透明性、透明性、っていうけどさ。実際大変だよね〜〜」という話をしたい思います。 透明性に1人1人が耐えられるか例えば、こんな経験はないでしょうか。 「入社直後、slackの圧倒的な情報量に、唖然とした。」 by 社員Aさん「議事録、議事録って・・。そんなん書く暇あったら1件でも商談こなした方がずっと生産的でしょ。共有は口頭でサクッとできるじゃん。」 by 丸野友人Bさん「全社会議、正直自分のチーム以外の情報が頭に入ってこな
店で人と話すのが面倒だから、全部セルフレジやセルフサービスになってほしい、と昔から思っていた。人と接すると会話エネルギーを消費する。だから誰とも接触せずに、一言も発さずに外食をしたい。 最近は実際にそういうシステムの店が増えてきた。券売機で食券を買うと、自動的に注文がキッチンに送られて、呼出番号がモニターに表示されたら自分で料理を取りに行く。そして食べ終わったら自分で食器を返却口に返す。大手の牛丼チェーンなどでもそうしたシステムが採用されている店が増えている。 それは自分にとって理想的なはずだったのだけど、ちょっと最近は、あまりにも自動化されているのも嫌かもしれない、という気持ちが出てきた。 例えば大規模チェーンの回転寿司などに行くとそう感じる。最近は醤油にいたずらした動画が炎上したりしていたけれど、ああいう事件が起こりやすい理由はわかる。完全に自動化されていて人間の目がないから、いたずら
ハコベルシステム開発部のおおいし (@bicstone) です。普段はフロントエンドエンジニアとして物流DX SaaSプロダクトの開発を行なっています。 この記事ではハコベルの開発チームが心理的安全性の向上を目的に採用した、プルリクエスト (マージリクエスト) コメントにラベルを付ける手法についてご紹介します。 背景 プルリクエストをレビューする時、レビュアーとして上から目線になってしまい相手を傷つけないか緊張したり、ちょっとした確認のつもりで書いたコメントが修正必須と捉えられてしまったりした経験はないでしょうか。 本来、ピアレビューは対等な関係であるはずなのに、レビューする側の方が上になってしまいお互いに恐縮してしまいがちです。「勘だと怪しいけど間違っていたら怖いから言えないな」や、「将来的に辛くなりそうな実装だけどわざわざ指摘するほどでもないな」など荒波を立てずにApproveしてしま
私が生業とするソフトウェア開発において、OSやコードエディタやプログラミング言語など、様々なソフトウェアを使います*1。これらについて私が使っているものを理由付きで書くと次のようになります。 OS: Ubuntu 22.04 細かい設定をしなくてもそれなりに使える。よく普及しているから色々な情報を得やすい コードエディタ: VSCode 細かい設定をしなくてもそれなりに使える。Remote SSH extensionを使ったリモートマシン上での開発が楽 プログラミング言語: 主にGo 使い慣れているから。システムプログラムをするから。覚えやすいから これらにそれなりの愛着はあるものの、今後置かれる状況によって、どんどん変わってくるでしょう。じっさい10年くらい前はGoはほとんど使っていなくて、Cプログラマでした。 私はこんな感じですが、中には特定のソフトウェアに愛情を注ぐ人もいます。それ自
ChatWithChatGPT.md 結城浩とChatGPTの対話 2022年12月2日 「質問」は結城浩の文章です。 「回答」はChatGPTの文章です。 質問 ChatGPTという対話するAIツールがあります。人間が質問を投げかけるとそれらしく対話して回答してくれるツールです。こういうツールに対してどんな質問を投げかけたらおもしろい対話になるでしょうかね。何かアイディアがあったら聞かせてください。具体的な質問を知りたいなあ。 回答 ChatGPTは自然言語処理能力が高いため、人間が自然に投げかける質問をそれらしく受け答えることができます。例えば、ニュースやスポーツに関する話題、人間の心理や行動、哲学的な問題、文化や歴史に関する話題など、様々なテーマについて対話することができます。また、ChatGPTを用いた対話は、人間のようなスムーズな会話のように進むことができますので、おもしろい対話
Rust: A popular programming language built by 1000s of contributors Rust is a popular modern programming language, designed for performance, reliability and productivity, and used by hundreds of companies around the world. Organized into teams and working groups, the Rust project is led by over 100 team members who oversee the work of more than 6000 contributors. Rust moves to Zulip, one team at a
The GNOME Project がメーリングリストの 10 月末廃止をアナウンスしている (The Register の記事)。 メーリングリスト廃止の理由として、他のプロジェクトと同様にメーリングリストで Mailman を使用しており、Python 2 に依存するプログラムは持続可能でないこと、プロジェクトで Discourse を導入してからの数年間は Mailman の使用が減少していることが挙げられている。メーリングリストのサブスクライバーは Discourse に招待される。 新プラットフォームでは Mailman にはなかったゲーミフィケーションやマークダウンサポート、RSS フィード、まともなスパム対策、複数の認証タイプといった機能が利用可能になるという。なお、Mailman 3 はPython 3.7 以降を使用するが、プロジェクトで使用しているのは Mailman
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