天ケ瀬ダム(京都府宇治市)に増設したトンネル式放流設備から初めて本格放流したところ、吐口部の対岸で崩落や洗堀が発生した。放流が原因となった可能性がある。ダムを管理する国土交通省淀川ダム統合管理事務所では、「専門家の意見を聞きながら、原因究明と対策の検討を進める」(森下英明副所長)としている。
天ケ瀬ダム(京都府宇治市)に増設したトンネル式放流設備から初めて本格放流したところ、吐口部の対岸で崩落や洗堀が発生した。放流が原因となった可能性がある。ダムを管理する国土交通省淀川ダム統合管理事務所では、「専門家の意見を聞きながら、原因究明と対策の検討を進める」(森下英明副所長)としている。
建設現場に運ばれた生コンクリートの一部が使われずに廃棄されている。合計すると、東京ドーム2~4個分に相当するコンクリートが無駄になっている。 東京地区生コンクリート協同組合(東京・中央)によると、協組の所属企業の生コン総出荷量に対して、余る割合は10年以上前から 3%前後で改善されていない。 なぜ減らないのか。打設数量よりも余分に発注することが習慣化しているためとみられる。発注側の建設会社にとって、生コンの不足で打設を中断してコンクリート構造物の品質を低下させることは避けたい。 中には、打設数量を高精度で算出するアプリケーションなどの開発を進める建設会社が出てきた。ただ、そういった動きはまだ一握り。余った生コンの最終的な処理は、暗黙の了解によって生コン会社がほぼ請け負っているため、多くの建設会社は余った生コンについて無関心だ。 しかし、そうも言っていられない事件が起こった。2022年2月に
首都圏三環状の要「外環道」は今どうなっている? 粛々と工事が進む現場を取材した 東京都調布市の外環道トンネル工事で発生した陥没事故から2年が経過し、その間、工事はまったく進んでいないものだと思っている人は多いだろう。しかし10月の中頃に、中央JCTでHランプシールドの掘削作業が完了したという情報を入手したので、真相を確かめるべく取材に向かった。 首都圏三環状、外環道への期待 本線工事は停止した状態でも、それに伴う周辺の施設は粛々と工事が進んでいた。写真は中央道と接続する「中央JCT」の現場 今、首都圏では都心を中心として弧を描くように、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)、東京外かく環状道路(外環道)、首都高速中央環状線(中央環状線)の3つの環状線(三環状)の整備が進んでいる。これは都心から放射状に延びた各高速道路を、横串を刺したように相互に結ぶことで不要な都心部への交通量を減らすことを目的に
いつになったら完成するのか-。阪急京都線と千里線が乗り入れる淡路駅(大阪市東淀川区)付近で、鉄道を高架化する立体交差事業が著しく遅れている。交通の円滑化を図るため平成9年から大阪市や阪急電鉄が事業に乗り出したが、大がかりな工事ゆえに、当初の完成見込みは20年近く後ろ倒しに。専門家は「建設技術は年々向上しており、あらゆる工法を模索すべきだ」と指摘している。 結局完成は令和13年度?京都線千里線が交差する淡路駅周辺は電車の往来が激しい。2路線の踏切が連続する地点もあり、車がスムーズに流れず、交通渋滞の解消は積年の課題だった。 そうした中、市は高架化と周辺の区画整理を同時に進める計画を策定。駅周辺の7・1キロを高架化し、17カ所の踏切をなくす。事業を開始した9年時点で15年後の完成を想定していた。 ただ肝心の用地取得が難航。15年度に8年、27年度に7年の遅れが生じた。今年春には、さらに4年の遅
東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事の影響によって東京都調布市の住宅街で陥没が発生してから18日で丸2年を迎えるのを前に、被害者住民らでつくる「外環被害住民連絡会・調布」が16日、市内で集会を開いた。連絡会は声明文で、トンネルルート直上以外の地盤の緩みや家の傾きを認めない事業者の東日本高速道路を「工事の影響を過小評価している」と批判した。 集会にはオンライン参加を含め約100人が参加。河村晴子さん、菊地春代さんの2人の共同代表が2年を振り返り、目前に迫る地盤補修工事への声明文を発表した。11月にも着手される見通しの家屋解体には「住民の納得と合意がなければ、工事はできないという当たり前のルールを順守してください」と訴えた。 講演した稲積真哉芝浦工業大教授(地盤工学)は、東日本高速がルート上の地盤補修工事で採用する計画の「高圧噴射攪拌(かくはん)工法」は「(地下に)巨大なダムを造るのと同じ
Kent AOKI @kentaoki @asahi_photo これは見事な洪水制御の写真. 単に氾濫しているのではなく,霞堤によって制御されている氾濫.浸水しているのは当初から氾濫が想定されいる遊水地となる場所.さらに,堤防として機能させることを想定して作られている道路もしっかりと集落への浸水を防いでいる. 2022-08-06 05:15:37 オイカワ丸 @oikawamaru これは見事な治水。絶対にあふれない治水はあり得ないということが昨今の災害で明らかになったこと。その前提の上でいかに人の命を守るか、いかに失う財産を減らすか、というのが流域治水の考え方。なのでこの記事は「霞堤が機能して町の水没を防ぎました!」と報道しないといけません。 twitter.com/asahi_photo/st… 2022-08-06 11:20:26
政府が再生可能エネルギー推進の切り札にしたい洋上風力発電。日本の沿岸では遠浅の海が少なく、海底に風車の土台を固定できる海域は限られている。そこで期待されているのが海上に風車を浮かべる「浮体式(ふたいしき)」だ。国内で初めての実用化に奔走したのは「昔はトンネルを造っていた」という土木エンジニアだった。 同窓会でアイデア披露 15年ほど前のことだった。京都市の京都大で海洋構造物の研究室の同窓会が開かれていた。参加者はカレーを食べながら、海に浮かぶ橋など学生時代に取り組んだ研究の話に花を咲かせていた。 その中で、準大手ゼネコンの戸田建設(東京都中央区)でかつてはトンネルや橋を建設し、当時は陸上の風力発電の技術開発に携わっていた佐藤郁(いく)さん(54)=現・浮体式洋上風力発電事業部長=は、温めていたアイデアを口にした。 「風力発電の設備を海に浮かべたいんです」 准教授の宇都宮智昭さん(59)=現
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