こんにちは、stand.fm エンジニアの 外松(@toshi-toma)です。 stand.fmでは、Sentryをエラー監視に加えて、パフォーマンスの計測でも活用しています。 今回はSentryのPerformance Monitoringの活用方法について紹介します。特にReact Nativeやフロントエンド・クライアントの計測について扱います。 SentryでPerformance Monitoring SentryはアプリケーションのPerformance Monitoringを提供しています。 Web Vitalsや画面遷移、特定の操作完了までの時間などをSentryのダッシュボードで視覚的に確認したり、詳細な情報を見て分析することができます。エラーに関する情報は「Issues」タブを見てると思いますが、「Performance」タブから情報を確認できます。 既にSentry
ユーザーの動きをニアリアルタイムで収集し、ページのロード時間、JS エラー、HTTP エラー、利用ブラウザやユーザーのページ遷移履歴など、アプリのパフォーマンスや UX の向上に役立てられるデータを CloudWatch 上のダッシュボードで可視化できる新機能、Real-User Monitoring for Amazon CloudWatchが リリースされました。 使い方 CloudWatch RUM から生成される JavaScript のコードスニペットをクライアントアプリに埋め込んでデータを収集し、ダッシュボードで可視化します。2021.11.30 時点では JavaScript ベースのアプリケーションまたは ReactNative 製のアプリケーションのみの対応となっています。 試してみた ざっくりと試してみました。サンプルで用意した Web ページのトラフィックがそこまで多
こんにちは。SREのid:do-su-0805です。普段はid:do_su_0805として生活しています。 この記事では、Amazon ECS(以下、ECS)でコンテナを動かすとき、ログドライバーとしてawslogsを利用してAmazon CloudWatch Logs(以下、CloudWatch Logs)にログを出力する際に、awslogs-stream-prefixというパラメータには何を設定するとよいかについて考察します。 結論から言うと、このパラメータに「コンテナのイメージタグ」を入れるようにしたところ、出力されるログストリームの/区切りの階層が見やすくなり、ログが世代別に扱いやすくなったよ、というお話です。 ECS+CloudWatch Logs構成時のロググループとログストリームについて どのようなログストリームが構成されがちかを事例から考えてみる awslogs-strea
フロントエンドエキスパートチームのlacolacoです。 この記事ではアプリケーション監視プラットフォームのSentryをClassiの中でどのように活用しているかを少し紹介します。Sentryの運用に悩んでいる方の参考になれば幸いです。 Sentryの用途 Classiでは大きく2つの目的でSentryを利用しています。ひとつはアプリケーションのエラーの監視(以後エラー監視と呼びます)、もうひとつはWebフロントエンドのパフォーマンスの監視(以後パフォーマンス監視と呼びます)です。 Sentryは多くのプログラミング言語用にSDKがあり、Classiでは主にJavaScriptとRubyのSDKを利用してフロントエンド・バックエンド両方のエラー監視を行っています。パフォーマンス監視は最近利用しはじめたのですが、バックエンドではもともとDatadogによる監視をしていたので、Sentryの
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