タグ

関連タグで絞り込む (2)

タグの絞り込みを解除

SFに関するpseudomemeのブックマーク (63)

  • SFは自由であり希望である──redjuice × 長谷敏司対談

    イラストレーター・redjuiceさんが会社を設立した。その名も「REDBOX」。同時に、同名の個展も開催することとなった。 supercellの一員としても知られ、楽曲『ワールドイズマイン』の初音ミクイラストで広く知られるように。テレビアニメ『ギルティクラウン』や劇場版アニメ『ハーモニー<harmony/>』はじめ、ゲーム『Fate/Grand Order』や『アークナイツ』、さらには「HololiveEN」のIRyS(アイリス)といったVTuberのキャラクターデザインも手がけている。 先端テクノロジーを取り入れる作風に加えてSF好きなredjuiceさん。redjuiceさんが立ち上げた新会社「REDBOX」は、SF小説家・長谷敏司さんの『BEATLESS』という小説に登場する言葉が由来である。 redjuiceは『BEATLESS』ではイラストやキャラクターデザインをつとめ、長谷敏

    SFは自由であり希望である──redjuice × 長谷敏司対談
  • 第11回ハヤカワSFコンテスト特別賞受賞作にして、刺さる人にはこれ以上なく深く刺さる物語──『ここはすべての夜明けまえ』 - 基本読書

    ここはすべての夜明けまえ 作者:間宮 改衣早川書房Amazonこの『ここはすべての夜明けまえ』は、第11回ハヤカワSFコンテストの特別賞を受賞したSF中篇(もしくは短めの長篇といえるかぐらい)だ。特別賞は長さが短めだったり一点突破の魅力があったりで受賞する作品が多いが(たとえば過去事例で代表的なのといえば草野原々の「最後にして最初のアイドル」など)、作も「刺さる人にはこれ以上なく深く刺さる」、2100年代を舞台にした、問題まみれの家族の物語だ。 とある理由からひらがなだらけの文章で物語が始まるので面らうのだが、設定開示の順番は心地よく、すぐに作中世界へと入り込んでいくことができる。単行になる前からゲラが配られたりSFマガジンに全文掲載されたりしていたのでエモいエモいと評判だけは聞いていたのだけど、実際に読んでみたらたしかにこれはエモーショナルな物語だ。しかし、ただ感動させよう、感動さ

    第11回ハヤカワSFコンテスト特別賞受賞作にして、刺さる人にはこれ以上なく深く刺さる物語──『ここはすべての夜明けまえ』 - 基本読書
  • 【自動車】「女性活躍の時代に25キロのおもり。業界の課題」元F1ドライバーJujuの父指摘(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

    アジア最高峰の自動車レース「全日スーパーフォーミュラ(SF)選手権」に日人女性として初参戦するJuju(名・野田樹潤、18)の大きな挑戦が幕を開ける。 【写真】父の野田英樹さんと写真に納まる7年前のJuju 15日、4月に入学する日大(東京・世田谷区)で記者会見。3月9日開幕の第1戦(三重・鈴鹿サーキット)へ気合を入れた。世界3大レース「ルマン24時間」制覇経験を持つ小林可夢偉(37)らトップレーサーが名を連ねる舞台で、夢のF1参戦への第1歩を踏み出す。 ◇   ◇   ◇ 道しるべとなってきた父・野田英樹氏は、1歩引いて「TGMグランプリ」に属する娘を見守る。現行のSFルールは体重75キロのドライバーに合わせられており「彼女は50キロちょっとで、約25キロのおもりを(マシンに)積む。これがイコールか。女性が活躍する時代の新たな課題として、レース業界全体が考えないといけない」と提言し

    【自動車】「女性活躍の時代に25キロのおもり。業界の課題」元F1ドライバーJujuの父指摘(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
    pseudomeme
    pseudomeme 2024/02/17
    SFは知らんけど、F1だと数年前までマシン込みで最低重量決めてたのでドライバーが過度な減量を強いられるという問題があった。現行でもマシンを軽量化するために塗装を一部なくすくらい重量の影響はでかい
  • SF漫画『七夕の国』実写化 『寄生獣』岩明均による怪作をDisney+が独占配信

    『寄生獣』や『ヒストリエ』で人気を博す岩明均さんによるSF漫画『七夕の国』の実写ドラマ化が決定。 『ガンニバル』などの話題作を手がけるDisney+のコンテンツブランド「スター」にて、7月より独占配信される。 配信決定に併せて、都心の高層ビルが球体の形に大きく抉られたティザービジュアルも解禁。 群衆が呆然と立ち尽くしビルを見上げる様子は、事態の異様さと人々の絶望を映し出すと同時に、作で展開される壮大な物語への期待を煽るものになっている。 岩明均による漫画『七夕の国』 1996年から1999年にかけて、漫画誌『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて連載された『七夕の国』。 どんなものにでも小さな穴を空けられる、不思議だが何の役にも立たない超能力を持った大学生・南丸が主人公。 彼がひょんなことから自分の能力の謎を探ることになり、時を同じくして奇妙な事件が周囲で起きはじめる……というあら

    SF漫画『七夕の国』実写化 『寄生獣』岩明均による怪作をDisney+が独占配信
  • 「もっとみんなが活躍できるジャンルであってほしい」伴名練のSF論

    その小説家の名は、伴名練。兼業作家であるため、完全に覆面を貫き表舞台には一切姿を見せない。SNSなども現時点ではやっていない。 しかし、2019年、初の単著となった作品集『なめらかな世界と、その敵』(早川書房)は、いち早く手に取った関係者が一様に絶賛したこともあって発売前から重版がかかるほどに。刊行後もSNSを中心にその評判が広がっていき、大ブレイク。SF好きはもちろん、SFというジャンルに親しんでこなかった層にも広く波及した。 京都の大学出身であることを明かし、その紙版単行の7刷までの印税総額330万円余りを、当時寄付口座を開設していた京都アニメーションに寄付した。 翌2020年からは、伴名練のSF愛の結晶として、古今東西の名作や作家ごとの傑作群を編んだアンソロジー『日SFの臨界点』シリーズを早川書房から怒涛の勢いで刊行している。 そして2022年、『なめらかな世界と、その敵』が文庫

    「もっとみんなが活躍できるジャンルであってほしい」伴名練のSF論
    pseudomeme
    pseudomeme 2022/05/24
    “文庫版も、今月5月31日までの紙版の発行分の印税は全額、ウクライナ人道危機救援金に寄付されることがあとがきで明かされている”
  • 色々話題になったヒューゴー賞ノミネート作品『おれの性自認は攻撃ヘリ』が東京創元社から2月に販売される『紙魚の手帳』に掲載されるらしい

    東京創元社 @tokyosogensha 今日はヒューゴー賞の発表日。なお、中編部門で惜しくも受賞を逃したイザベル・フォール「おれの性自認は攻撃ヘリ」I Sexually Identified an Attack Helicopter は、『紙魚の手帖』3号(2月発売)に掲載予定です。 2021-12-19 13:09:57 東京創元社 @tokyosogensha 「おれの性自認は攻撃ヘリ」は、軍の手術で性自認を女性から攻撃ヘリに変更した主人公が語り手となる、空前絶後の軍事ジェンダーSF。激しい議論を巻き起こして発表直後に公開停止されたにもかかわらず、ヒューゴー賞候補入りした異色の傑作です。お楽しみに! 2021-12-19 13:13:53 東京創元社 @tokyosogensha なお作の原題は、主にトランスジェンダーの人々を侮辱する攻撃的なインターネットミームから採られていますが

    色々話題になったヒューゴー賞ノミネート作品『おれの性自認は攻撃ヘリ』が東京創元社から2月に販売される『紙魚の手帳』に掲載されるらしい
  • 「SF小説」と「セカイ系」はどこがどう違っているのか? - Something Orange

    ちなみに、Wikipediaによると、「具体的な中間項」とは、「国家や国際機関、社会やそれに関わる人々」を指している。つまり、東の定義によれば、セカイ系とは「小さく個人的な関係が、一気に世界的な大問題に直結する作品」を指していることになる。 大森による(らしい)指摘は、それはべつだんセカイ系とされている作品の専売特許でもないだろう、ということだろう。 しかし、どうだろうか。広くセカイ系の代表作と見られる作品、『ほしのこえ』や『最終兵器彼女』などを見ていると、やはり従来のSFとはどこか違っているようにも感じられる。具体的にどこがどう違うのか、少し考えてみよう。 セカイ系と「SF的リアリティ」の欠落。 まず、思いつくのはセカイ系作品のSF的な意味でのリアリティの欠如である。ぼくはよく庵野秀明監督の『トップをねらえ!』と新海誠監督の『ほしのこえ』を比較して考えるのだが、前者にはたしかにあった「S

    「SF小説」と「セカイ系」はどこがどう違っているのか? - Something Orange
  • 早川書房の1500作品が50%割引の大型電子書籍セールがきたのでオススメを紹介する - 基本読書

    三体Ⅱ 黒暗森林(上) 作者:劉 慈欣早川書房Amazon早川書房の1500作品が最大50%割引という大型の電子書籍セールが来たので、僕が読了済みのものからオススメの作品を一部紹介してみよう。早川書房は定期的に電子書籍セールをやるが、前回の大規模なものは確か2020年3月頃の1000点セールだったので、セール対象は増えていることになる。なんと、先日完結したばかりの『三体』も、さすがに完結巻は対象ではないけれども第二部までがセール対象。 amzn.to まずはSFから紹介する。 三体 作者:劉 慈欣早川書房Amazonまずは早川といえばSFということで、SFから紹介してみよう。目を引くのはやっぱり『三体』である。先日三部作全体の紹介を書いたばかりだが、文化大革命からはじまり異種知性とのファースト・コンタクトが描かれる比較的現実路線の一巻。ファースト・コンタクト後、人類最高峰の知性が異種知性に

    早川書房の1500作品が50%割引の大型電子書籍セールがきたのでオススメを紹介する - 基本読書
  • 伝染病が広まり陰謀が渦巻く2021年──SF映画『JM』は、未来を“予言”していたのか

  • 酉島伝法『るん(笑)』刊行記念エッセイ 「千の羽根をもつ生き物」 | エッセイ | Book Bang -ブックバン-

    これまで発表した小説は、遠未来や他の惑星を舞台にした、あまり人間の姿をしていない登場人物たちの物語が多い。でも作家になる前はSFらしい小説すら書いたことがなかった。デビュー短編となった「皆勤の徒」(二〇一一年)では、大量の造語を使う凝縮文体を試みたが、あまりに時間がかかるため、もしこの作品で世に出たらその後はどうしたらいいのかと思っていたら受賞し、うろたえつつも同じ作風で書き続けることになった。二年がかりで単著が出た後で初めてSF以外の文芸誌から依頼をいただき、『るん(笑)』の最初の話となる「三十八度通り」に取り掛かると、今度は普通の人間の書き方がわからなくなっていて、二足でどう歩くのかを確かめるようにして書いた。 SFでは殆ど隠れてしまうが、自分の体験に由来する足場を幾つも据えて書くことが多い。実話だから面白いとかリアルということではなく(そもそも物語と現実のリアリティにはずれがある)

    酉島伝法『るん(笑)』刊行記念エッセイ 「千の羽根をもつ生き物」 | エッセイ | Book Bang -ブックバン-
  • 〝世界で最もSFを愛する作家〟が贈る、最も熱いアンソロジー。『日本SFの臨界点』全収録作を公開|Hayakawa Books & Magazines(β)

    『日SFの臨界点[恋愛篇]』 伴名練=編 装画:れおえん/装幀:BALCOLONY. 『なめらかな世界と、その敵』の著者・伴名練が、全力のSF愛を捧げて編んだ傑作アンソロジー。恋人の手紙を通して異星人の思考体系に迫った中井紀夫の表題作、高野史緒の改変歴史SF「G線上のアリア」、円城塔の初期の逸品「ムーンシャイン」など、現在手に入りにくい、短篇集未収録作を中心とした恋愛・家族愛テーマの9を厳選。それぞれの作品への解説と、これからSFを読みたい読者への完全入門ガイドを併録。 【目次】・中井紀夫「死んだ恋人からの手紙」 ・藤田雅矢「奇跡の石」 ・和田毅「生まれくる者、死にゆく者」 ・大樹連司「劇画・セカイ系」 ・高野史緒「G線上のアリア」 ・扇智史「アトラクタの奏でる音楽」 ・小田雅久仁「人生、信号待ち」 ・円城塔「ムーンシャイン」 ・新城カズマ「月を買った御婦人」 『日SFの臨界点[怪奇

    〝世界で最もSFを愛する作家〟が贈る、最も熱いアンソロジー。『日本SFの臨界点』全収録作を公開|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • [恋]と[怪]どちらから読みますか? 伴名練『日本SFの臨界点』ふたつの序文|Hayakawa Books & Magazines(β)

    SF作家の伴名練氏が今、いちばん読んでほしい作品を集めたアンソロジー『日SFの臨界点』。[恋愛篇][怪奇篇]という2つに分冊された書の序文を同時公開します。恋と怪、あなたはどちらを先に読みますか? 日SFの臨界点[恋愛篇]序文伴名 練 『日SFの臨界点[恋愛篇]』をお届けする。書は、SFであり恋愛成分を含む作品を中心に、私の好きな短篇を集めたアンソロジーだ。 恋愛要素を絡めたSFは、長くに渡って愛され続けてきた。 一九五九年発表の、時間を越えて手紙をやりとりするジャック・フィニイ「愛の手紙(机の中のラブレター)」のアイデアは、SFジャンル外にまで変奏され続けているし、ロバート・F・ヤング「たんぽぽ娘」、梶尾真治「美亜へ贈る真珠」、小林泰三「海を見る人」のような時間SFロマンスはオールタイムベストの常連。 人造人間テーマの古典的作品である一八八六年のヴィリエ・ド・リラダン『未来のイ

    [恋]と[怪]どちらから読みますか? 伴名練『日本SFの臨界点』ふたつの序文|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • 人気SF小説『夏への扉』、山崎賢人主演で初の実写映画化 舞台を日本に再構築(オリコン) - Yahoo!ニュース

    1956年にアメリカで発表されて以来、世界中で愛されるSF小説『夏への扉』が、山崎賢人主演で初の実写映画化されることが、決定した。山崎は「SF好きな僕が、SF小説の原点ともいえるような名作をもとにした作品に出演させていただけたことを、とてもうれしく思います」と胸を張る。公開は2021年。 【写真】多くの恋愛映画を手がける三木孝浩監督がSF作品に挑戦 ロバート・A・ハインラインの原作小説について、作の小川真司プロデューサーは「タイムトラベルものは『バック・トゥー・ザ・フューチャー』も含めて数々あれど、時間旅行ものというジャンルを確立させた古典中の古典」と、SF映画に多大な影響を与えたと語る。 その名作を、作では日を舞台に再構築。1995年から2025年へ時を超え、人生のすべてを奪われたロボット科学者が、未来を取り戻す冒険物語として描かれる。メガホンをとるのは、『ぼくは明日、昨日のきみと

    人気SF小説『夏への扉』、山崎賢人主演で初の実写映画化 舞台を日本に再構築(オリコン) - Yahoo!ニュース
  • SFの歴史を継いでいくこと。ベストSF第1位記念・伴名練インタビュー|Hayakawa Books & Magazines(β)

    2月発売の『SFが読みたい!』に掲載された、伴名練氏へのインタビューをWEB公開します。『なめらかな世界と、その敵』が国内篇ベスト1位を獲得したベストSFランキングの詳細はこちらをご覧ください。 ■伴名練、この10年 ──ベストSF2019[国内篇]の第1位、おめでとうございます。 伴名 ありがとうございます。『なめらかな世界と、その敵』はどの短篇も自分一人で書いたというイメージが薄くて、SFの歴史に力を借り、多くの書き手・読み手の方々が作ってきた流れのうえに乗せたと思っている作品ばかりです。そんなで1位をとれたことを非常に嬉しく思いますし、投票してくださった方々に心から感謝を申し上げたいです。最初のが出版されてからこのが出るまでの9年間に、筆を折りかけることが何度もありましたが、書き続けた結果こういった栄誉に預かることができて、報われたという思いで一杯です。 ──デビュー作『少女禁

    SFの歴史を継いでいくこと。ベストSF第1位記念・伴名練インタビュー|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • 【序文公開】編者・大森望氏が『2010年代SF傑作選1』の読みどころを語る!|Hayakawa Books & Magazines(β)

    今月発売された国内短篇SFアンソロジー『2010年代SF傑作選』1・2。もうお手にとっていただけましたでしょうか? 気になるけど、SFはあまり読んでいない……という方に耳より情報! 書の読みどころを編者の大森望氏が解説している序文を公開いたします。 二〇二〇年というと、なんだか近未来もたけなわというか、空気がめっきり未来めいて、となりは何をする人ぞ的な気分になりますが(一九六一年生まれの個人の感想です)、それはそれとして、この十年、日ではいったいどんなSF短篇が書かれてきたか。二〇二〇年代を迎えたこの機に、文庫二冊でざっくり振り返り、一〇年代日SFの精髄をお目にかけようというのが、書を含む『2010年代SF傑作選』全二巻の趣旨。SFの場合、令和が始まったからといって平成SFを総括しようという気分にはなかなかなりませんが、西暦で二〇一〇年代が終わったとなると、なんだか急にまとめたく

    【序文公開】編者・大森望氏が『2010年代SF傑作選1』の読みどころを語る!|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • 【ランキング速報】『SFが読みたい!』ベストSF2019&2010年代SFベスト 大発表!!|Hayakawa Books & Magazines(β)

    全国のSF読者の皆様、たいへんお待たせしました。今年も恒例のSFガイドブック『SFが読みたい! 2020年版』が発売となりました! 2019年も劉慈欣『三体』などヒット作続出で話題の絶えなかったSF界を総括する同書。作家や書評家などSFのプロが選出した年間ベストSFの発表やベスト1作家からのメッセージ、2020年のSF刊行予定などのほか、今年は特別企画としてアンケートを行った2010年代のベストSFも掲載しています! 今回は特別にランキングの一部を公開します。全ランキング&詳細につきましてはぜひ誌をご覧ください! ベストSF 2019[国内篇] 1『なめらかな世界と、その敵』伴名練/早川書房…462 2『宿借りの星』酉島伝法/創元日SF叢書…300 3『天冥の標10 青葉よ、豊かなれ 』小川一水/ハヤカワ文庫JA…284 4『嘘と正典』小川哲/早川書房…198 5『偶然の聖地』宮内悠介

    【ランキング速報】『SFが読みたい!』ベストSF2019&2010年代SFベスト 大発表!!|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • 今世紀最高のSF短篇集といっても過言ではない、テッド・チャン最新作──『息吹』 - 基本読書

    息吹 作者:テッド・チャン出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/12/04メディア: 単行ついにテッド・チャン最新短篇集『息吹』が刊行された! テッド・チャンは映画『メッセージ』の原作が含まれているSF短篇集『あなたの人生の物語』の著者として知られるが、その圧倒的な質の高さと反比例するかのように寡作で、これが17年ぶりの作品*1である。だが、それだけ待っただけのことはある圧巻の作品集だ。 現在までの29年のキャリアの中で出したのは短篇集二作のみなのだから、まさに寡作の王といってもいい貫禄ではあるが、(それだけの時間をかけたから、といっていいのかどうかはともかく)テッド・チャンが描き出す世界はとてつもなく緻密で、ありえないほど美しい。この短篇集も、SFを読む喜びに満ちていて、このような作品に出会うために小説を読んでいるのだ、と改めて実感させてくれる傑作揃いである。 テッド・チャン

    今世紀最高のSF短篇集といっても過言ではない、テッド・チャン最新作──『息吹』 - 基本読書
  • 現代SF界を代表する作家テッド・チャン、待望の新刊 世界最高水準の短篇集『息吹』12月4日発売決定!!|Hayakawa Books & Magazines(β)

    現代SF界を代表する作家テッド・チャン、待望の新刊 世界最高水準の短篇集『息吹』12月4日発売決定!! 『三体』と並んで刊行が待たれていた超話題作!! テッド・チャンをご存知ですか? いちばん有名な作品は第一短篇集『あなたの人生の物語』表題作。「あなたの人生の物語」は、2016年に「メッセージ」のタイトルで映画化(監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 出演:エイミー・アダムス、ジェレミー・レナーほか)されてアカデミー賞ノミネートなど高い評価を得ました。 「メッセージ」には、新海誠さん、樋口真嗣さん、押井守さんといった日映画界を代表する監督がコメントを寄せていました。新海誠さんは同作について、「テッド・チャンの名作『あなたの人生の物語』の、想像よりもずっと誠実な映画化。良かった。好きです。」と賛辞を贈っています。 『あなたの人生の物語』は2003年に刊行され、翌年「ベストSF2004」第一位獲得。表

    現代SF界を代表する作家テッド・チャン、待望の新刊 世界最高水準の短篇集『息吹』12月4日発売決定!!|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • 『なめらかな世界と、その敵』の感想と解説(ネタバレなし)|卜部理玲

    発売前にして既に重版決定、いま最も注目されているSF作家と言っても過言ではない、幻のSF作家。それが伴名練さんです。今回はその伴名練さんのはじめてのSF作品集『なめらかな世界と、その敵』の紹介と感想、そして解説を行っていきたいと思います。 ここまで読んで不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。はじめてのSF作品集なのに、なぜそんなに話題になっているのだろう、と。その疑問を解決するために、まず簡単に作者である伴名練さんの紹介から行っていきます。 先ほども申し上げました通り、作『なめらかな世界と、その敵』は、伴名練さんのはじめてのSF作品集です。もともと伴名練さんは知る人ぞ知る幻のSF作家で、しかも作品のほとんどが同人誌に掲載されるため入手が難しいことでも知られています。しかしながら、その作品の完成度の高さから、年に一度発表される新作を手に入れるだけことを目当てに、わざわざ地方からSFイベント

    『なめらかな世界と、その敵』の感想と解説(ネタバレなし)|卜部理玲
  • 凡人総研 未来に続く、祈りの為に・伴名練『なめらかな世界と、その敵』

    作を読み終えた今の気持ちを、どうやって書き残したら良いか分からない。 だから書きあぐねている気持ちの輪郭をなぞる様な迂遠な文章になってしまうかもしれないけれど、それでも書き残しておこうと思う。 SFが好きだ。 なぜ?と問われれば、「好きだという気持ちは確かなのに、理由を聞かれるといつも上手く答えられない類の質問」なのだけれど、作を読み終えた今、なぜ自分はSFが好きなのだろうと改めて自問自答すると、その答えは「それは祈りだから」という事になるのではないかと思う。 自分は大学時代に仏教美術を専攻していた。寺の跡取りでもないのに仏教を学ぼうと思ったのは、まあ色々と理由があったのだけれど、宗教について気で学んでみて得られた知見として、「人間は常に『物語』=『生きる意味』を求めて来た事」「救いを求める気持ち=『祈り』が形を得たものが仏像をはじめとした仏教美術として継承されて来た事」の2点がある