セックスとは詰まるところなんなのか。 それが知りたかった。 二回読んで思ったのは、やっぱり「オジさんとオバさんの雑談(セックスあるある)」感が非常に強いと言うこと。 世代の差もあるからか、素直に読めない部分が多かった。当てはまる部分が皆無では無いが、違うと思う部分がヤケに多い。 全共闘世代とか戦後民主主義の申し子みたいな事を言われてもピンとこない。世代の事だから仕方ないのだろうけど。 別に彼らのセックス観が間違ってるとは言わないが、各種考証が雑過ぎると思う。 二村ヒトシは割と冷静にやれてるし、話を上手くコントロールしてる。僕は二村ヒトシの発言には肯定的だ。 でもカルチャーを牽引してると言う湯山玲子が脱線させ過ぎ。そうじゃない、って思うんだよ。 まず日本の家父長制とキリスト教圏の差の認識が微妙。 ゴリゴリのバイブルベルトは、彼らが想定している日本の家父長制が課している役割とほぼ同質では無いか