昨年11月、1本の動画がネットに公開されました。 臨界点を突破する勢いで、噴き荒れるロケットエンジンに……。 ロボの魂をむき出しにした劇画調のカットイン……。 どこか80年代アニメを彷彿とさせる映像に浮かびあがる、「遊びじゃない」「幼い日の僕たちを乗せて」の文字。 動画が添えられたツイートは瞬く間に広まり、100人単位でフォロワーがどんどん伸びていく。 しかも、動画を制作したのは、「激画団(げきがだん)」を名乗る、京都の大学生たち。え……絵のタッチ的に、40代のアニメーターとかじゃないの!? さらに驚いたのはその規模感。2,3人ではなく、30人もの有志が集まって制作していること……。 怒涛の盛り上がりの中、僕らの中にも自然と興味が湧いてきました。 「知りたい……。 一体彼らは、どんな人間で、どんな気持ちを込めて、この作品を作っているのか……? 実際に会って、見て、話を聞きたい!」 それから