グーグルでコロナの治療を検索すると、このように『軽症では経過観察、必要な場合に解熱薬などの対症療法、呼吸不全になったら・・・・』と書かれているので、自宅療養の方々は、解熱薬を主とした対症療法で治療されていることと思います。 今までの従来株ならこれでも良かったのでしょうが、今大流行している変異株は、従来株より早期から重症化しやすく、解熱薬だけで経過観察する自宅療養は、危険性が高いと思います。 9月5日の全国保険医新聞に、国立国際医療研究センター長の大曲貴夫先生の『新型コロナの最新知見』が掲載され、『治療としては①ウイルスの増殖を抑えることと、②活性しすぎた免疫系(サイトカインストームなど)を免疫調整で抑えることが鍵になる。』と書かれていました。 大曲先生が治療の鍵とおっしゃったこの2つの治療機序は、 感冒用漢方薬の インフルエンザウイルスに対しての細胞培養実験や動物実験で、すでに証明されてい