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historyとmoneyに関するmfluderのブックマーク (15)

  • 【受贈】『貨幣システムの世界史』(増補新版): 雑記@史華堂

    黒田明伸『貨幣システムの世界史―<非対称性>をよむ・増補新版』(岩波書店、2014年)受贈。ありがとうございます。前著刊行から10年余り経ちましたが、新たに補論「東アジア貨幣史の中の中世後期日」(初出は鈴木公雄編『貨幣の地域史』岩波書店、所収)が加わっています。 言うまでもなく、とりわけ前近代の貨幣史を「世界史」の枠組で論じた金字塔で、刊行から時間は経ったものの、いまだ最先端のレベルにある一冊ですね。一部改訂もされているようですが、概ね前著と内容は変わっていません。 とりわけ圧巻なのが新たに加わった「増補新版あとがき」。初版刊行後の研究の経緯について振り返っておられるのですが、まさに世界規模でのご活躍で(元々中国史がご専門でもあるだけに、もちろん単に「英語圏」という意味ではない)、自らを翻ってみるに、「日」という枠組で満足してよいのかどうか、改めて考えさせられました。 もちろん狭い意味

    【受贈】『貨幣システムの世界史』(増補新版): 雑記@史華堂
  • どうして撰銭の対象だった永楽銭がいつの間にか京銭の4倍の価値になったんだい? 戦国・近世初期貨幣史はわけが分からないよ

    儀狄@パブリックエネミー @giteki @1059kanri 『宋銭の世界(伊原弘・編)』『貨幣の地域史(鈴木公雄・編)』『越境する貨幣(青木書店・歴史学研究会編)』と立て続けに宋銭のを3冊読んだのですが、一言で言うなら『わけがわからない』です。永楽銭が撰銭の対象から30年で急激に基軸通貨になっています。 2011-07-29 20:07:59

    どうして撰銭の対象だった永楽銭がいつの間にか京銭の4倍の価値になったんだい? 戦国・近世初期貨幣史はわけが分からないよ
  • 宣徳も、万暦も、あるんだよ ~明銭語り~

    儀狄@パブリックエネミー @giteki さて、明銭の話を始めよう。ちなみに明銭の話を始めようと思った理由の2割は『永楽通宝にまつわる誤解を解いておきたくなったから』で、8割は『まとめのタイトルを思いついたから』である(笑) #明銭語り 2013-05-24 21:27:53 儀狄@パブリックエネミー @giteki 永楽通宝についての誤解はたくさんあるが、一番大きな誤解は『明は国内では使うつもりがなく、もっぱら輸出用に作ったのが永楽通宝という銭である』というものである。確かに、埋蔵銭として出てくる銭の中に明銭はまず見ないらしい http://t.co/jgAhkoNYzu #明銭語り 2013-05-24 21:31:05

    宣徳も、万暦も、あるんだよ ~明銭語り~
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  • 台湾戦線と正貨支出 - 日本近現代史と戦争を研究する

    前回のエントリでは、明27.6以降の準備正貨減少についてみた。正貨減少は、財務当局に危機意識を生じさせた。 明27.11.15、日銀総裁は蔵相宛て、外征の進展に伴う戦線の拡大は、多くの正貨支出を伴うとして、正貨の節減を図るため、「軍事手形」の使用を蔵相に提議した(ref:A01200777300)。 外征事件ハ皇軍ノ連捷ニ従ヒ益々其区域ヲ拡メ軍資ノ需要日ニ多キヲ加フルト共ニ正貨ノ支出モ亦次第ニ多額ニ上ルハ自然ノ勢ニ有之 皇軍次第ニ敵地ニ深入スルニ従ヒ正貨ノ需要其額益々増加シテ準備正貨ニ著シキ減少ヲ来シ為メニ兌換制度ノ基礎ヲシテ或ハ薄弱ナラシムルガ如キコト無カルベキ歟ト痛心苦慮仕候就テハ此危害ヲ未然ニ予防スルニハ内ニ向テハ為シ得ラルヽ丈ケ正貨ノ使用ヲ節約シ外ニ向テハ大ニ力ヲ貿易上ニ用ヰテ銀貨回収ノ策ヲ講スベキコト最モ緊要ナリト思考仕候 占領地ニ対シテ使行スル貨幣ニハ一種ノ軍事手形ナルモノヲ発

    台湾戦線と正貨支出 - 日本近現代史と戦争を研究する
  • 『同和と銀行』 - 成毛眞ブログ

    同和と銀行 三菱東京UFJ“汚れ役”の黒い回顧録 (現代プレミアブック) 作者: 森功出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/09/04メディア: 単行購入: 3人 クリック: 106回この商品を含むブログ (18件) を見るバブル期の大阪裏面史を描いているのだから、タイトルも表紙もおどろおどろしい。主人公は巨漢の元暴力団構成員である。当然のことながら、許永中や尾上縫、田中森一など「いつもの」バブル紳士達は登場するのだが、書はそれだけで終わらない。むしろダークサイドを利用していた銀行、自治体、政治家、芸能人などが実名と写真付きで引きずりだされているのだ。 主人公の小西邦彦は部落解放同盟大阪府連合会の元飛鳥支部長だ。大阪市の駐車場にまつわる業務上横領事件で有罪判決をうけ、上告中に病死している。語り手はその小西を顧客としていた三和銀行の岡野義市である。 まずは率直な感想を書こう。いや

    『同和と銀行』 - 成毛眞ブログ
  • 両大戦間期の日本における恐慌と政策対応 ― 金融システム問題と世界恐慌への対応を中心に ―:日本銀行

    両大戦間期の日における恐慌と政策対応― 金融システム問題と世界恐慌への対応を中心に ― 2009年4月22日 金融研究所 鎮目雅人 全文ダウンロード (PDF) 要旨 両大戦間期の日では、繰り返し発生する恐慌への対応が政策運営上の大きな問題となっていた。なかでも、1927年の「昭和金融恐慌」と1930~31年にかけての「昭和恐慌」は日経済にとって大きな転機となった。このうち「昭和金融恐慌」は、第1次大戦後における産業界の事業整理と金融機関の不良債権処理が不完全であったことに伴う国内の金融システム問題の表面化という側面が強く、これを契機に大規模な財政資金の投入と銀行合同等の構造改革が実施された。一方、「昭和恐慌」は、(1)旧平価による国際金位制への復帰という政策選択と、(2)折から発生していた世界恐慌の国内経済への波及、の相乗効果が背景となっていた。1931年末に5度目の大蔵大臣

  • 加藤祐三 川北稔 『アジアと欧米世界 (世界の歴史25)』 (中央公論社): 万年初心者のための世界史ブックガイド

    mfluder
    mfluder 2008/12/24
    "私は他の概説書で、これほど面白い経済史を読んだことがない。"
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    牛乳とドーナツ 冷蔵庫で冷やされパキパキに固まった砂糖が鱗みたいにまとわりついているドーナツを取り出すと、マグカップに牛乳を注ぎ、少し時間を置く。 読みかけたのことか、はたまた別のことか、何かを考えながら惰性でドーナツをべてしまい、それを牛乳で流し込むのを忘れた…

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  • ウォールストリートの歴史的1ヶ月 | ウォールストリート日記

    2008年9月は、ウォールストリートの歴史に長く記憶される月になりました。問題が現在進行形であり、一つのエントリーにまとめるにはあまりに大きく深い内容ですが、足元の流れ、問題の根源、投資銀行の将来などについて、可能な限り簡潔に、書いてみたいと思います。 まず月初に、アメリカ住宅金融最大手、Fannie MaeとFreddie Macの、5000億ドル(約53兆円)に及ぶ国有化が発表されました。両社は、銀行などから住宅ローンを買い取り、それを証券化して債券市場に売却することで住宅金融を支えてきた機関であり、そこから生まれたモーゲージ証券市場も、米国債の市場を上回る規模に発展していました。 その両社が、事実上救済が必要な状況にまで追い込まれたことで、住宅バブル崩壊の問題の深さが改めて浮き彫りになったわけですが、これは文字通り、第一幕に過ぎませんでした。 9月14日の週末には、経営危機が噂され

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  • 『“Lehman” 「リーマン」 とは、どういう姓か?』

    〓「リーマン・ブラザーズ」 の Lehman は、 Lehman [ ' li:mən ] [ ' りーマヌ ] 「リーマン」 と発音します。しかし、 Lehman [ ' leɪmən ] [ ' レイマン ] 「レイマン」 と読ませる場合もあります。逆に、Layman と綴ってしまう場合もあります。Layman は別の名前じゃないか、と思われるかもしれませんが、純粋に英語起源の Layman もありますが、Lehman と語源が同一の Layman もあります。 〓それどころか、Lemon という姓も同源の場合があります。この姓は、英語起源の場合もあれば、ゲール語起源 (スコットランド、アイルランド) の場合もありますが、Lehman と同源の場合もあります。 〓 Lehman という姓は、ドイツ語の姓 Lehmann [ ' le:man ] によく似ています。しかし、語末の -n

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | アジアクロスロード「アジアを読む」 | アジアを読む 「“死の商人”逮捕 武器ヤミ取り引きの実態」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年03月31日 (月)アジアを読む 「“死の商人”逮捕 武器ヤミ取り引きの実態」 ▼映画 (ニコラス・ケイジ) 「今世界には5億5000万丁の銃がある、ざっと12人に1丁の計算だ。残る課題は1人1丁の世界」 (岩淵梢キャスター) アフリカや中東などの紛争地に銃やミサイルなどの大量の武器をヤミ取り引きで売りさばく武器商人。 その実態を描いたアメリカ映画で、ニコラス・ケイジ扮する主人公のモデルとなった人物が今月初め、タイのバンコクで逮捕されました。 男はロシア人のビクトル・ブート容疑者。国際指名手配されていた悪名高い武器密売人で、「死の商人」と呼ばれていました。 世界最大規模の武器密売のネットワークを運営し、アルカイダやタリバンとの取り引きも指摘されています。 「死の商人」逮捕の背景とヤミ取り引きの実態にメスを入れます。 ここから

  • ベアー救済その2 - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

    しかし相変わらずいい加減な記事が横行して辟易とします。 ベアースターンズを全米5位の投資銀行、とか、書いてそれっきりなのですが、それだけでは今回の救済劇の裏は分からん訳です。彼らは要するにCDOのブティックなのです。それが潰れたらだれもCDOの当の価値を判定できなくなる可能性すらある・・・と迫って欲しかったね。 実際東京市場でセカンダリーでドル建てのCDOががんがん取引できるなんてベアー以外ありえなかった。その意味では投資銀行ではなくて、所謂証券化商品のブティックな訳で、それを救済した・・・・所に重大な意味があります。 JPモルガンをモルガンスタンレーと同じだと思っている人が多いのにもびっくり!! 実は、純粋に投資銀行と呼べるのは、モルガンスタンレーとゴールドマンサックスだけです。所謂投資銀行業務はこの2社がご先祖さま。方やWASPの雄、方やユダヤ資の雄、ということで業界を二分していま

    ベアー救済その2 - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 
  • イスラム世界はなぜ没落したか? - svnseeds’ ghoti!

    標記の件、時間ないので長らくほったらかしにしていた僕の疑問の一つなわけですが、たまたまtemjinusさんのところで興味深い記事を発見。多少表記を変えて引用させてもらいます。 ガーナ帝国、マリ帝国の発展を支えたスーダン金がイスラム諸国の金貨鋳造国の原料となっていた。13世紀末にはジェノヴァ人が、また他の欧州諸国は15世紀半ばに、この黄金を源泉において捕捉しようと試みた。ポルトガルがアフリカ西岸を着々と踏査したのはこのためである。ポルトガルは特にギニアにおいて南米のそれには及ばないものも、かなりの量の金を発見する。しかしながらギニアの金の産出量は1520年をもって下降する。 スーダン金がイスラム諸国へ向かわず、西欧へ向かったために、15世紀からイスラム諸国は財政危機を経験することになる。 V. M. Godinho, L'Economie de l'Emire portugais aux X

    イスラム世界はなぜ没落したか? - svnseeds’ ghoti!
    mfluder
    mfluder 2007/12/16
    "イスラム文化圏が失速していったのもやはり金融に原因があるんでしょうか"
  • 頼母子講・無尽について/相互銀行の誕生

    まずは次の資料を見て下さい。 明治29年(1896)の三陸津波に対して、義捐金を送った人物への感謝状です。ポイントは、東北で起きた津波に対して、島根県の人間が救恤(きゅうじゅつ=寄付)してる点です。 明治29年といえば、もちろん電信も電話もありましたが、東京に電灯がともってからわずか十数年しか経っていない時代です。それでもすでに、こうした遠隔地への寄付が行われていたことに、ちょっと驚きの念を隠せません。 というわけで、今回は日が誇ってきた「相互扶助」というシステムについてまとめておきます。 そもそも、大惨事であれば寄付行為が行われますが、実際のところ、庶民の日常ではこうした大きな災害は想定外のことです。 むしろ困るのは、年の瀬にツケを払う金がないとか、突発的な冠婚葬祭で金がないとか、わずかな金銭の不足です。こうした日常の金銭問題を、庶民は「頼母子講(たのもしこう)」とか「無尽(むじん)」

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